情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
>>271レオナルド先輩
…大丈夫、ですから。お願いします、昨日のことは黙っていてください。この事件は…僕がずっと追ってきたやつらと関係してるかもしれないんです。はずされるわけにはいかないんです…お願いします…お願いします…っ何でも、しますから…。
[...は真剣な目で見据えて何度も何度も懇願した]
…いや、素人判断も良くない、か。
頭痛を訴えていたようだったしな。
やはり、医務室に連れて行くとしよう。
…というわけで、少し失礼するぜ。
[...は、ナタリアをお姫様抱っこして会議室を出て行った]
…やはり職務に無理があるのではないか…?
[グリフィスに受け止められるナタリアの姿を見て、呟く。何が原因かは知らないがそうそう心理的な要因で前触れなく倒れられては、メルヴィンよりたちが悪い]
グリフィス刑事、彼女は精神的に不安定すぎるようだ。
とりあえず休ませることにして…。
[しかし捜査から外す権限など自分には無いことに思い当たり、語尾が途切れる]
(流れを壊さないよう、ゼウスも所轄の刑事として登場します。ご了承ください。返事などはいままでどおりメモで。)
[目つきのきつい女がツカツカと踵を鳴らして会議室に入ってくる。分厚い資料を机の上に置いた]
皆さん、今までの報告や事件の詳細はこちらに(http://wolfbbs.jp/F468%BA%C6%A...)纏めていますので、一度目を通しておいてください。
それでは、失礼いたしました。
[女は表情を変えることなく会議室を出て行った]
[...は、足をとめてケヴィンに振り返った]
言われて素直に休むようなヤツは、
ハナから無理なんかしないもんさ。
ま、一応ドクターには伝えておくぜ。
あんまりバタバタ倒れられると、
それこそ士気に関わるし、な。
―――現場から持ち出してきた痕跡を、夢中になって…いや、むきになって科学鑑定している間に、いつの間にか夜が明けていたのに、今さらになって気づいた。
グリフィスが自分に挨拶をして出ていったような気がするが、それが何時間前だったのかは正確には覚えていない。
「……」
夢に見ていた、鑑識の仕事に入ることができたが、嬉しくない。それより不安が大きかった。無理をしてないと笑うメルヴィンの笑顔が、頭から離れない。
こんなことなら、自分が側にいたかった。自分が彼を見張っていたかった。その方が安心できたから…。
「先輩の……ばか……」
心配をかけるメルヴィンに憤りを感じている。しかしどうすることもできない。
彼が何も話してくれないから…。
聞き出そうとしても、どうせ誤魔化されてしまうだろう。自分だけでなく、レオナルドですらはぐらかされているのだ。
それもそうか…。
[グリフィスの言葉に頷くが、だからといってこのままでは全員が共倒れになってしまう。人員の補充要請権限すら、その倒れた人間が持っているのだから]
[グリフィスを見送りながら、自分も手洗いへと向かう]
[静かにドアをノックして、会議室に入る]
[ケヴィンと入れ違いになるが小さく会釈しただけで通り過ぎ]
……お疲れ様です。
[集まっていた顔触れを見渡し、硬い表情のまま少し首を傾げ]
[どことなく重い空気に気付くが、別方向に解釈する]
あまり……捜査は進展していないようですね。
[溜息を吐いて、捜査資料用のノートパソコンを開いた]
鑑識官になりたかったのも、幼い頃に発露していた観察眼と情報収集能力を親が見抜き、「お前には向いている」と太鼓判を押してくれたからだ。両親ともに警察関係者だったから。
医学の道を志したのは、教師の薦めが大きかった。メディカルスクールに入るには学位が必要なので、それには法学を選択していたが、それを選んだのも祖父の希望…。
一族に法律に明るい人間がいれば便利だからという理由で。
自分は恵まれていて、愛されていて、そこにいることを前提として将来を、未来を、人生を周囲が考えて、道を周囲が与えてくれていた。
しかし、メルヴィンは違うのだろう。自棄になるような行動をする彼は、自分が愛されているという自覚がないように思える。
彼とは逆に、流されるように生きてきた自分は、心から望んで道を選んできたとはお世辞にも言えない。
そんな自分に、心配だからという理由で、何かのために必死になっているメルヴィンを止める資格なんかないのだろう。
それを考えると、不安でもすがりついて、止めてくれだなんて言えるはずもなかった。
[鏡に映してみると、唇の左端が切れているのに気づく。小さく青ジミになり、時間が経過したからか少し膨れて来ているようだ。ただでさえ柔和と言い難い表情が、余計におかしな迫力をもたらしていた]
冷やしたほうがいいか…?
[嗽をして血を流すと、既に傷口自体は血が滲まなくなっていた。しかし腫れを抑えるには冷やしたほうがいいのだろう。
手洗いを出ると、医務室に向かい軽く手当てをしてもらう。閉ざされたカーテンの先にはナタリアが寝かされているのだろう。医師にナタリアの状態を聞き、自分が持つ情報を伝え注意を喚起したのち会議室に戻った]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新