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時間なんて自分がそう思えばそうなるの。
時間が人を支配するのでなく、人が時間を支配するのよ。
[言ってしまってから何言ってんだって自分で思うことないでしょうか?
今のわたしがそんな感じ。
偉そうなこと言いたかっただけなんです。むいみー。]
ふんふふふーふーふー♪
[気を紛らすために鼻歌を歌いながら、森を歩いている。]
…ん?光?
[遠くの灯りに気付き、そちらに向かうことにした。
2分後には辿りつく…はず…。]
…え?(首こてり
ほら、そこを見て見て。お花咲いてるよ?
[指差す先、フランの現れた森の闇にはいつの間にか小径が開け
陰性植物がぼんやりと薄白い花弁を咲かせている]
花咲く森のみちー♪
魔女さんに出会ったー♪
>>250
…君、本当に魔女さん?
おかしいな、森の魔女が報酬を欲しがったなんて話、一回も聞いた事ないね?…村の言い伝えには残ってないね?
あれ?でも、俺のお願い事はなんだっけ?大事な大事なお願いなのに、覚えてないんだ。
(フランの方を向くと真面目な顔で)
君が何でもできる森の魔女さんなら、俺の忘れちゃったお願い、探して叶えてくれる?
あら。ほんとね。
[さっきまでなかったよね…?
変な森…。若しかして…。
改めて探ってみると手の中に小さな貝殻のイヤリングを見つけてしまいました。]
はい、落し物。お礼に歌ってくれるのかしら?
うん、僕は勇敢で強い男の子!
悪い奴からあの子を守ってあげるんだ!
[かっこいいだろ?とばかりにえへん、と胸をはり]
…むぅ、オマエには撫でられたくないぞ!なんとなく!
[ジュリアンの手から逃れるように、花咲く小径にぴょこりと飛び出した]
望まれたら、消える。
いやな話。
それを望みたくは、ないもの。
……モカシンは。
消えて欲しいと願ったから、
消えたのではないの。
猫は気まぐれ。
食べてはいない。
どこにでもいるし、どこにもいない。
…落しもの…?
[フランに向けて広げた手の平にぽとり、イアリング
誰のものだろう?誰のものだろう?懐かしい匂い。
ぎゅっと握りこむとほのかに感じる温もり、誰のもの?]
…あ、ぼ、ぼくはお嬢さんじゃないからお礼の歌なんて歌えないよ!
[ グエンは立ち上がり、ローブを揺らす。
杖を口許に当て、魔女と名乗った少女を窺い見た。
それも、少しの事。
ふっと顔を逸らすと、小道へと一歩進む。]
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