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……誰も見てないだろうに、よくやるよ。
[俯く少女の傍ら、カメラにさえ聞こえない呟き。
昨夜、彼の死体を見下ろし、そこから鍵を漁ったのは自分たちだ。]
[突然掛けられたケネスの声にビクッとするもそれがケネスで自分を気遣ってくれていることに気付く]
あ、ありがとうございます。と・・・突然目の前に男の人の・・・
[そこまでいってまた思い出したのか下を向いて口元を押さえた]
……大丈夫、とは言えなさそうな顔してンぞ。
何も知らずに売られて来て、こんなの見せられたら、「普通」は「こうなる」わな……。
[鼻の穴から、溜息を一気に吐き出した。]
あー、楽になるならここで吐いちまっても問題無いとは思うぞ。
[言って、後から来たベンを振り返り肩をすくめた。
胸ポケットから幾分少なくなった小瓶を取り出す。]
飲むか?
残念だが水はねえ。
嬢ちゃん、ありゃァよ。
あの性悪プロデューサー・キャロル女史の「趣味」だ。
それ以上でも以下でもねぇ。
酷なようだがこればかりは……慣れなきゃ、死ぬな。
もちろん俺だって慣れてるワケじゃあねぇが。
「慣れざるを得ない」ことは、紛れもない事実のようだぜ。
まあ、覚悟の上でここに来ても、あの手のモノを見るのが初めてならこうなるんじゃねぇか。
俺は初めてじゃあ無いが……。
でもなぁ。
[途方に暮れたような顔でベンをそして天を仰ぐと、軽く少女の頬を叩いた。]
ベンの言う通り。
お互い信じたくないけどな、これが現実だ。
アンタは、ここに集まった奴らをあの死体のようにするか、されるかだ。
悲鳴を上げるのも泣くのも結構だが、ああなりたくないなら悲鳴をあげてるだけじゃ無理だな。
だ、大丈夫です。多分・・・
[青い顔で口を押さえながらもケネスにそう答え]
趣味なんですか?これが・・・こんなものを流すのが
[そういって映像の消えたモニターを指差した]
……そういうこったな。
嬢ちゃんも「そいつ」を理解したら立ち上がれるだろうよ。
ま、その前に水を飲ませるくれぇの親切はしてやってもかまわねぇだろ。
立てるか?嬢ちゃん。
レストランまで自分の足で歩いて行きな。
「肩」が必要なら、今ならタダで貸してやるさ。
[こうして殺し合う相手である筈の彼女に声をかけることに含まれる矛盾。
それをほくそ笑んでみるだろうプロデューサーを思って顔を顰めるけれど、少女の背中を撫でる手は優しげだった。]
……あァ、「趣味」だ。
そうやって青い顔してるヤツを監視カメラか何かで観察して、ニヤニヤ笑っていることを含めて……な。
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