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まあ、兄ちゃんの肉襦袢ならモノの役に立つが、俺の肉襦袢は暖房以外にゃ使えねぇよ。
[大声で笑う男の耳に、何故か彼の本名が聞こえてきた。]
「ベンジャミン・フランク」?
あー……ああ。あの…バンドの名前は忘れちまったが、ヤク中で何度も捕まってた、昔の歌手か。
……「名前だけなら」知ってるサ。
人を殺せれば、誰でも良いって訳じゃないのか。
[本当に驚いたのか、驚愕ではないものの少しだけ表情に幼さが混じる。]
獲物を選ぶにも、拘りがあるってか。
ターゲットが決まったのなら、最初の狩りは始めないのか?
[言って、少しだけ警戒するように目を細めた。
肩に力が入る。]
―スタッフルーム―
……んもう。さっきからくっちゃべってるだけでつまんないなぁ。
とっとと殺し合いの一つや二つでもしとけっての。
これは真昼のトークライブショーじゃないのよ。
なんで武器庫があるのかを考えろって。
あーあ。つまんないなぁ。
[机に脚を投げ出し、しばし考え込む。]
……そうだ。アレを見せれば良いんだ。
[女プロデューサーは、煙草をくわえた唇の端を大きく歪めた。]
[再び髭の男に視線を戻す。
歯を剥き出し、喉奥から威嚇するような吐息を吐いた。]
あんたはいつまでそうやってるつもりだ。
隠し遂せたつもりか。
[またまたとぼけちゃって、といおうとしたジェーンだが、ファンだったのが過去の黒歴史だとしたらあまり深く突っ込むのも悪いかな、と思ってやめておくことにした]
昨日あたしが歌って、続きをあんたが歌ったあの歌作ったのがベンジャミンだよ。
ライブハウス半焼したり、クスリ決め決めでライブになんなかったりで、そのうち干されて消えていったけどね……
[対峙していた男の視線が一瞬、辺りに移る。
視線はずらさず、ベンに応えた。]
なかなか顔を出してくれないらしいって……アンタどこでそんなの聞いたんだ。
まあ、ギャングに見つかったら真っ先に狙われるからな。
当然ちゃあ当然だが……。
[その思考は、爬虫類の男の言葉に引き戻される。]
隠す?
何が言いたい?
[男の目に問いかけた。]
−自室−
[持ち帰った本を捲って読んでみる。なるほど武器の使い方はわかったがだからといってどうということではない。知っていると扱えるのとでは天と地との差がある。
使えそうな武器もあったが今それをとりにいく気は無かった。しばらく見ているうちにあることを思いつき鞄からハサミを取り出す。]
あとは・・・これでいいかな。
[持ってきた本にハサミを使って穴を開け、そこに紐を通す。それを服の下に着込めば防具としては気休めくらいにはなるだろう。これを教えてくれた人は防具ごと打ちぬかれて死んでいるので本当に気休めでしかなかったが。]
よいしょっと・・・
[少し重いがその重さが懐中の短剣と同じように安心感を与えてくれる。上から服をきても 全く違和感が無い。
そのことが自分の発育が遅いということでもあると思え、鏡の前で少し凹んだ。]
誰からも聞いちゃいないさ、ケネス。
だが、ちょっと考えてみりゃァ一発で分かるだろ。
「素晴らしい力を持った自分」の居場所を教える間抜けがどこにいる?
少なくとも、俺がそいつなら、そう簡単には顔を出したりはしねェ。
って……ああ、そうでもねぇか。
「夜襲から守ってくれる」人間に護衛させるために名乗り出るかもしんねぇよな。
……ああ、考えれば考えるほど複雑な話だ。
……あァ、あの歌が「ベンジャミン・フランク」の歌だったのか。
そういやー、そんなのもいたなァ。
ぽっと出て、すぐに消えた一発屋。
[そう言って、男はそらとぼけようとする。
ライブハウス半焼に、麻薬のやりすぎで逮捕……そんな話が出た瞬間、思わず小さく噴き出し笑いしてしまっていたのだが。]
―スタッフルーム―
……さァて、今週のびっくりどっきりショウ。
はじまり、はじまり……。
[薄笑いを浮かべ、キャロルは放送機器のスイッチを次々に入れた。]
[モニタにキャロルの顔が大きく映った。]
『ハァイ、皆さん♪ご機嫌はいかがかしら?
そういえばさっきも簡単にアナウンスしたけど、コレ、知ってる?
知らないヒトは流行遅れよ♪』
考えるのは嫌いなんだよ。
やなこった。
[楽しげに嗤う男の喉から顔を背け、けっと呟く。]
……人殺しにしか興味が無いのかと思いきや、なかなか厭味な野郎だぜ。
[その呟きは少しだけ小さく、拗ねた子供のように。]
−廊下−
[とりあえず部屋からでて当ても無く歩いてみる。実際のところこれからどうするか、と言われてもどうすればいいのか分からなかった。
紛れ込んでいるというギャングスターを殺せばみんな助かる。ではどうやって探せばいいのか。考えれば考えるほどどうすればいいのか、という思いは強くなる。
そこで誰かに相談したら、という考えが浮かび皆がいるであろうホールに向かって歩き始めた]
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