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なんだ。結局、みんなここに勢揃いかい?
[カミーラに向かって手を挙げる]
あたしはジェーンさ。別におばちゃんでもかまやしないけどね。
……そうだなァ。
ま、おいおい慣れるサ。どうせ銃だって慣れてねぇんだしな。
[冗談とも本気ともつかぬ、軽い口調で言った。]
ああ、姉ちゃん。そういや名前訊いてなかったなァ。
俺のことは「ベン」とでも呼んでくれや。
カミーラいるー?
[武器庫に現れたナサニエルのいでたちは、
何かの映画から飛び出した主人公のようだった。
昔あった、主人公がかつての上司を助けるために、
某国に潜入するという101分で108人が死ぬ映画。]
[男の手が残像を残して素早く動き、過たずナイフの柄を掴んだ。
瞬き一つもしない。]
――
そう、肝心なのは、誰を殺すかだ。
[男は手に持ったナイフを指先で玩んだ。
その目は真っ直ぐにナイフを投げた相手――髭の男へと。]
―スタッフルーム―
[キャロルは、内線電話で話をしている。]
もしもーし。……あ、医療班?
あのさ、悪いんだけど、クスリ。
出場者が「常備薬」欲しいんだってさ。
モニターに叫んでる男、いるでしょ。
彼の言うとおりのクスリを用意してくんないかしら。
そーそー。ゲーム始まる前に死なれちゃ、かっさらって来た経費が無駄になっちゃうからねぇ……
……じゃ、よろしく。
[出場者のためではなく、あくまでスタッフのために用意された医療班に連絡を終えると、キャロルは深い溜息をついた。]
ったく……私は便利屋じゃないっつの。
ベンにジェーン、ね。そっちの・・・ケネス?は、ここに来る時一緒だったし。後はあの軍人っぽいじーさんと・・・
[巨漢を横目に]
彼、ね。
……同類?
見てくれ重視の肉襦袢野郎、という意味か?
どちらかというと、おばちゃん……ジェーンの方が俺と同類だと思うぜ。何が同類か、とは言わねぇが。
[肩を竦めて笑ってみせた。]
もしかして、あの映画観てない?
似合うかなー?って聞こうと思ったんだけど。
[そう言いつつ、武器庫をあさり始める。]
あった!これでヘリを撃ち落とすシーンあったよね。
この恰好してて、何か足りないなと思ったらこれだった。
[手にしているのはコンバットボウ。]
[自分を見据える男の目に、背筋をぞくりとした感触が這う。
その感触は、アルコールのせいで少しだけ鈍い。]
もう少しちゃんと投げりゃ良かったな。
[あの投射速度では、男の能力を測るには足りない。]
誰を殺すかは、決まったかい?
誰でも良いんじゃなく。
[ベンジャミンの言葉に首を傾げていたが、ぽんと膝を打って]
あー。あんたも好きだったんでしょ。ベンジャミン・フランク。表情とか仕草とかもんのすごく真似したんでしょ。そっくりよ。
見てくれ重視の肉襦袢野郎って……。
プロレスラーやってると、そういう陰口叩かれて
もう慣れちゃったからいいんだけども。
[ぶうっと頬を膨らませる。ムーンフェイスが、
さらに満月に近づいたような顔になる。]
「誰を殺すか」ねぇ。
……そいつは確かに大切なモンだ。
なるべく「犠牲者」を最小限に抑えるか。
ライバルを蹴落として取り分を増やすか。
ま、それぞれの目的にもよるわな。
……が。ギャングスターが誰だかっていうヒントも無く、闇雲に人を殺すのがどれだけ得策かはわかんねぇな。
「ギャングスター探しに役立つ助っ人」さんのご意見を訊きたいところだが……なかなかお顔を出してくれないらしい。まあ、彼らも命が惜しいだろうからな。そうそう出るとも思えねぇ。
……元から俺は誰でもいいとは言ってないぜ。
だが、誰から始めるかってことなら、そう、もう決めてある。
[急に騒がしくなった武器庫内の面々に、ちらりと視線を走らせる。]
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