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さァてね。さしずめ、「殺し合いの現場が見たい」とか何とかいう理由じゃねぇのか?あの姉ちゃんのこった、平和なことを考えてるだろうと察すると100%判断をミスるだろう…な。
……ま、カジノに行けば分かるンじゃねぇのか。
ケネス、嬢ちゃん、どうするよ?
[ベンやケネスの言葉に]
そうですか。顔はモニターで見かけることはあったのですがどういうひとなのか分からなかったので・・・
[そういったところでキャロルがホールにきたことに気付いて顔を向けた]
――――――ブツン。
――敷地内に設置されたモニタが、ひとりの女を映し出す。
「ハァイ、皆様ごきげんうるわしゅう。
こちらキャロルよ。
皆様……最初に殺す相手は決まっていて?
まったりお遊びは今日でおしまい。
……今日からは本格的な『ゲーム』を始めましょう。」
「武器は、お持ちになったかしら?
さぁ、殺戮ショウの始まりよ……」
――――――女の薄い笑みが画面で揺れる。
―――ブツン、と音を立て……モニタの映像が消えた。
そういやあのねーちゃんがプロデューサーってのは言ってなかったか。
あの顔だ。司会のタレントでも通らぁな。
[顎を撫でて考え込むと、ベンの言葉に少しだけ身を乗り出した。]
ん、俺はちょっとあの別嬪さんに聞いてみたいことがあったんだよな。
取りあえず行ってみようかと思うが……。
[セシリアの方をちらと見て]
アンタはまた気分が悪くなりそうならここにいな。
[老人は武器庫から出てきた。]
ほう。やっと現れたか…。
さて、ちょっと儂の部屋に来てくれないか?ベンジャミン、ケネス、それとお嬢さん。
……どうした、爺さんよ。
何か考えついたのかい?
[声がした方を振り返り、不穏な空気を纏う老人の顔をまじまじと見つめる。]
[レストランの入り口からひょっこり顔を出したモーガンの姿に、席を立とうと浮いた腰が止まる。]
おう、じーさん。
部屋へお呼出とは、一体何の用だ?
[老人は小声で囁いた。]
…傍観者気取りのどうしようもない女を殺したい。だが、一人ではなかなか難しいので協力してもらえないだろうか?協力する場合、特製の武器を差し上げよう。
……あの女を殺す、か。
爺さん、そいつはなかなか面白い発想だが……この番組の賞金を誰が出すのかを考えりゃー、それは無謀と……いや。賞金を出すのは、テレビ局であって、あの姉ちゃんのポケットマネーとは考えにくいな。いや……
[煙草の灰が、ポトリと落ちた。]
どっちにしろ、おまえさんの気持ちは分かるぜ。「協力」ってなー、何だい?聞くだけ聞いておこうじゃねぇか……。
[”傍観者気取りのどうしようもない女”
ルーレットに興じる女に、素早く視線を這わす。
彼女は、自分たちがここに集まっていることに気づいているのだろうか。
テレビカメラから口元を隠すように顎に手を当てた。]
アンタから真っ先にそんな話が出てくるとはね。
協力するかは、その作戦次第だが……。
カメラの回ってない場所で、詳しく話を聞きたい。
[この番組を進行させてるのはあの女だ。
前回は違ったかもしれないが、あの女が死んだらこの番組も取りやめになるかもしれない。
そんな淡い期待は、戦争を待ち望む老人には口にせず。]
ー回想/倉庫にてー
[少女に気を取られている男の背後に忍び寄り、手にしたナイフでその喉をかききる。
手袋に染み込んでくる温かい血の感触と、匂い。
久々のそれを深く吸い込むと、頭の奥がすうと冷える気がした。]
[老人は計画を紙に書いて渡した。]
<前提>
・キャロルを殺そうとするとキャロルの命令により他のスタッフが襲ってくる可能性がある。
・キャロルは確実に防弾チョッキを着ている。銃器を使っても殺傷は難しい。また、周りにスタッフが居るため狙撃は不可。
<計画>
1.閃光弾を数個投げる→視界封じ
2.特製手榴弾を他のスタッフの居る所へ投げる→注意をそちらへ向ける。キャロルがそちらへ逃げていた場合は怪我を負わせることが出来る。
3.頭を撃つ。
※閃光弾を投げた段階でキャロルがスタッフの居ない側へ逃げた場合→1対多数なので総攻撃。
[とりやめになるかも、というケネスの言葉にはっとして]
と、いうことはこの番組自体を潰す。ということですか?
[そうすればこの場所から逃れられるのかという期待を持って]
[ケネスと少女の言葉には、頷きも拒絶もせず、紫煙ひとつで答える。]
……なるほど、な。爺さん。
確かにあの姉ちゃんが防弾チョッキを身につけている可能性ってのも考えられるなァ。
ま、あの姉ちゃんにとっちゃあ、俺らは大切な「商品」だ。
そうそう傷つけることができない分、アレがこっちを攻撃するとは思えねぇ。
一泡噴かせてやりてぇ、ってのは俺も思ってたところだ。
手を貸してもいいぜ、爺さん。
[また紙を渡した。]
・特製手榴弾…手榴弾の周りに鉄釘を接着剤で取り付けたもの。防弾チョッキを着ていても負傷する程度の威力。投げ方にコツが要る。
・特性銃弾…着弾すると着火あるいは爆発するかも知れない試作品。取り扱い注意。
これらは一部儂の部屋に置いてある。
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