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─Under─
[Underの地面には、未だSheilaが置いて来た探査用のPGMが。漆黒に染まったまま、Jackの姿をした彼が一連の出来事のdataを抱いて眠っている。
Sheilaが回収しなくては、目を覚まさない。或いは変質して別のPGMになってしまうのかもしれない。Underを彷徨う他の亡霊たちの様に──。]
─Real World/Her_room─
[自分の所には来なかったCult Warへの招待状。当然それ故に未だ接触していないmemeto moriについて。(例え接触する事があってもSheilaがGeneの様に選ばれる事は無いのでは無いかと思えるが。)]
【…知りたいわ。
それに、Geneの居なくなったスクールは、悔しいけどつまらない。
私は私の意志で此処に居る。
だけど、つまらない。
──…寂しいなんて口にしない。
でも、はやく潜って。
Underに戻りたいけど……今は、】
【Jackが戻って来るのを待とう。
ミルクを飲んで、身体の回復した状態で──潜った方が良い…んだわ。うん、それだけ。】
[Sheilaは、一旦ダイヴに必要なコード類をはずし、天窓を見上げ*小さく息を付いた*。]
─Under/near South-Pole─
[未だ、Sheilaが現実世界で膝を抱えている頃。
すでに災害が去り、静かになった南極近く。
Hubertの影響を受け、漆黒に染まり倒れたままで居る探査PGM──このPGMもscanすればNAME:Jackと出るだろう──に近付く、影がある。]
…大きな災害の後には面白い物が落ちてる事がある。
これは、Jack…──だ、どう見ても。
[少年とも少女とも付かない細身のシルエット。その人物がJackを覗き込むと、肩で揃えられた真っ黒な髪が揺れた。大きな黒い目をぱちりと瞬き。
その人物は、Jackの状態を確認し、その機能の全容に大きな変化が無い事を知ると、暗号化されたメッセージの詰まった黒い球を1つ眠ったままのJackに打ち込んだ。]
[dataの添付書類に書かれた言葉は、]
____
『親愛なる「S」
以前に「S」が知りたいと言ってたdataを揃えた。球に入れたのは目次のみ。せっかくだから、敢えて会って渡したい。それと、思ったより僕は君に依存していたようで、今更恥ずかしいと思ってる事を伝えておきたい。
僕が言うのは可笑しいが、君も無理はしないで。
──…感謝と愛を込めて「E」.』
―under/Point:South-Pole―
…な、な…っ
[拳をわなわなと震わせ]
何よ!
折角アタシが態々こんな所まで来てやったって言うのに!
終わったんならちゃんと言いなさいよね!!
[誰に、何処にとも無く、吼える。]
[先程見た、少しだけ抉れた地面を一瞥する。
読み取れる残骸の情報はかなり複雑なようだ。]
何かすんごく面白そうな事があったみたいね。
アタシを無視してくれちゃって…
…ムカツク。
[と、彼女の背後に何かプログラムが転移してきた。
外観を球と正四面体で構成するモノと、人型のモノ。]
…ん。
ああ。
お疲れ、さーちくん。
[彼女の顔から表情がすとんと抜け落ちる。
クルリと振り向いて、プログラムの頭のコードを読み微笑んだ。]
それから…2793661145も。
[さーちくんの横で、ゴーグルを掛けた人型のプログラムが大人しく立っている。]
[右腕の機械からコードを引っ張り出し端子を手に持つと、
何も言わずに彼の額にぶっ刺した。
彼は驚いて目を見開いているがお構いなし。]
ふーん、ずいぶん表情豊かなのね。
[のんきにこんな事を言いつつ、
彼の解析を進めている。]
[彼女が「この」2793661145を探し出した検索条件、
それは「彼女が最初に作ったモノから最も変化したモノ」。
彼はThe Cult WarでBlack Pearlから情報を受け継いだ際、
Black Pearlの本質…「吸収」までも受け継いだ。
(それにより軽量化の優先順位が下がり、
重さの為管理会社から追放されたのだがそれはまた別の話。)
それからunderに住み着き、吸収を繰り返していた。
それ故に彼の変化は大きく、「今」を知りたい彼女にとって非常に有益であると思われた。
右腕の機械に表示される、彼の持つ情報を興味深げに眺めている。]
[プログラムが人格を持ち、外見を持ち。
そしてそれに対応しようと変化を遂げた2793661145に、
彼女には分からない時の流れを感じたかも知れない。]
面白い事になってるじゃない。
[にたりと笑う。]
[彼女が彼を作ってから随分と時は流れたが、
彼は彼女が「眠っている」間もずっと「生きてきた」。
時の流れに適応し変化して、今も「侵食」を続ける彼の姿を、嬉しそうにもう一度見た。]
ありがと、2793661145。
…もう、行っていいよ。
[額から端子をぶちりと引っこ抜いた。
それに彼が何か口篭るのを見てもやっぱり無視。
転送プログラムわーぷくんを起動、彼を先程居た場所に送り返す。]
バックアップはこっちで取っとくから。
頑張ってね。
[天使のような微笑を、消え行く彼に向ける。
彼がそれを見る事が出来たかは知らないが。]
さ、て。
こっちだけど…
[再び南極の地を見やる。
天使の微笑が悪魔の笑顔に変わった。]
天才・C.Williams。
…C.Williams。
Cって、…"C"arole、アタシの事かしら。
「天才」だもの。きっとそう。
[彼女の思考回路はかなり都合が良い。]
…ああ、そっか。
アンタがアタシを「起こした」のも。
アンタが、アタシを怒らせてるのも。
またぶっ壊して欲しいから、なんでしょ?
…ふふ。
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