情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[Hubertの自爆は、近距離でありSTELLAのAbsolutionの障壁を持ってしても防ぎきる事は出来なかっただろう。その場合、back upを有していないLutherは崩壊の危機に陥ったと推測される。
雪のように
はらはらと
長き刻を存在(い)きてきたAIの
命を散らすように
はかなく花びらは舞う
決して自己主張強くなく
けれどもあでやかに]
[伸ばした腕の管がプチプチと言う微妙に有機的な音を立てて外れる。]
【あ、やっぱり。
左より増しだけど、今外れるとバックアップが間に合わずにデータがなくなっちゃう。
仕方無いけど。】
[彼女は伸ばした指先をJackの口内へ無造作に押し込み、まだ指先につながったままの管を舌の上に突き刺す。
その間にバックアップの完了したもう片方の手で、何時も使っているエメラルドグリーンに蛍光ピンクの花が咲いた柄のキーボードを引き寄せる。]
[打ち込まれる情報は、Sheilaの部屋に異常は無く、かわりにWendyの監視と調査が必要だと言う内容のもの。あたかもJackが自発的に気付いた様に操作されている情報。
──これも実験の一つだ。スクール管理者として残る為にライバルを排除する必要があるが、上手く行けばこれでWendyを…。]
世界は自らの手で回っている、って事かな…。
また元のお仕事に戻りますか。
壊れそうになったらその都度、必要な役割の人が出てくる、それが確認できただけで十分ね。
[そう一人呟くと結局使わなかったモノを片付けるとUnderからログアウト*していった*]
―public/library―
[暫く悩んだ後、検索条件を増やし、絞り込もうと再検索。
キーボードをタタンと打つ。]
それじゃ、さーちくん、宜しく。
…さて。さっき流れてきた物でも見てみますか。
[彼女が検索条件を考えている間に流れてきた犯行声明。
邪魔の一言で、彼女はそれを一時的に完全遮断し保存ていた。
保存していた映像と音声を再生する。]
…ふーん?
”綻び”ねえ。
面白そうだし、行ってみよーか。
[悪戯っぽく笑う。完全な野次馬根性。
座標を指定し、飛ぶ。]
―→under/Point:South-Pole―
―under/Point:South-Pole―
[そこにあるのは、
心を奪うオーロラ。
熱を奪う極寒の風。
腐を奪う永久凍土。
唯それだけ。]
…何よ。
あんだけ派手に宣伝しといて、
嘘っぱちでした冗談でした、って事?
[改造したサングラスで辺りを眺め回す。
地面の情報がやや乱れている。
先程此処で何かあったのであろう事を示すかのように。]
…違うみたいね。古い物なら「自然」が修復してみせるだろうし。
って事はつまり、さっきのは。
もう終わった?
─Real World/Her_room─
[Sheilaはキーボードの操作を終え、Jackの反応を待った。]
……………。
[瞬きするJack。
Jackは何事も無かった様に、Sheilaの側から膝を起こして立ち上がり、天窓から人工的な青の光が射し込む白壁の部屋を出て行こうとする。]
[Sheilaの顔に、成功の安堵と…何故かJackに対する失望の様な複雑な色が過る。寧ろ、発見され叱られ罰されたかったとでも言う様な。]
【所詮Jackの機能は──。】
[首を振りたかったが、その反応で不信感を抱かれるわけにはいかないので、Sheilaはそれを瞬きだけに止めた。]
【そもそも、人間なら。
舌を指で掴まれて何事も無かった様な反応にはなり得ないし、そこからdataを打ち込む事も出来ないし、打ち込めないからには思考が変わることも──…現実世界なら無いんだ。あぁ…。】
[振り返ったJackに、]
…何?
一ヶ月に一度。体調を私が崩すのは何時もの事でしょう。
先月は、集団コミュニケーションの時間に不調が重なるのは、意図的だとは言わないけれど、気をつけるべき項目だと言われたけど…。今日は、普通の授業の時間に自室で安静にプラグを繋いでいるようにと、診断を貰ったのよ。
何も言う事ないでしょ?
[Jackは保護者の様な色に目の青を変化させる。]
──…(((─Shiela.
……Geneが居なくなり寂しいのは分かります。彼女の寮官だったJackでさえ、トラブルメーカーが居なくなった事で仕事が変化して、不調をきたしていましたから。───)))…─……─
──…(((─Shiela.
……あなたが今、私の顔を泣きそうな目で見つめている事に自覚が無いですか?
この部屋のメイトと相性が悪いなら変えましょう。それとあなたの休むベき時間は、きちんと回復に勤める義務の時間なのだと自覚を持つ事を。───)))…─……─
──…(((─Shiela.
……ホットミルクを持ってきますから、待っていて下さい。───)))…─……─
[JackはSheilaの元へ、足音も立てずに近寄り、軽く頭を撫でると部屋を去って行った。]
ホットミルクって、眠れない子どもみたいじゃない。
いらないわよ,馬鹿。
[ぼそぼそとした声で。
Jackは、他のJack達とMamへの簡易報告を済ませてから戻って来るだろう。寮官としての仕事の為に。Wendyについてのdataをそこで得る事が出来るかもしれない。
見慣れた部屋にいて数分程度しか経過していないにも関わらず、Underに潜った時のあの感覚は潮がひいていった様に遠ざかる。その事を、Geneも口にしていた事がある。]
【現実世界が嫌いだと──。
私も大嫌い。
此処には手に入らないものばかり。
──…はやく大人になってしまいたい。】
[ログアウトの瞬間は不吉に胸に突き刺さる様に思えた、あの警告音の事も忘れてしまいそうだ。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新