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美術商 ヒューバート に 1人が投票した
冒険家 ナサニエル に 1人が投票した
文学少女 セシリア に 6人が投票した
文学少女 セシリア は村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、修道女 ステラ、美術商 ヒューバート、牧師 ルーサー、見習いメイド ネリー、踊り子 キャロル、見習い看護婦 ニーナ、冒険家 ナサニエルの7名。
―Public/Boutique―
[少女は店内のソファに腰掛け、“執事”を呼び出した。
しばらく前から反応は無かった――ステラと名乗ったAIの見せた人物像に興味を示し、独自行動として検索を行っていた――が、やがて返事の声が彼女の中で響いた]
ねえ、どういうことだと思う?
今のって、Publicからじゃないよね、たぶん。こんな風にノイズが残るのって変だもん。
[そう言って空間に走る揺らぎを指差した]
『――確かに然様で。それに――』
『──WARNING,WARNING──』
『──WARNING,WARNING──』
『──WARNING,WARNING──』
何なの、今度は!?
さっきの続き、ううん、そうじゃないね、これは――
[C.Williamsの遺志を継ぐと称する者からの犯行声明文が空中に浮かび上がり、スクロールしていく。朗々とした男の声が店内を圧する大きさでそれを読み上げていた。羅列された文字の下で映像が展開され、再生される]
これって……つい、さっきの娘の……。
どうして、いったい何故?
[LutherはTwinsを防御から攻撃へと切り替える。
焔が一つ出来上がろうとし始めていた。]
──ところで、貴方は誰でしょうか?
[Nellieに問う。
モノクロゥムの睛を向けて、クピドは無表情に微笑みを。]
[少女は映像を食い入るように見つめた。先ほど言葉を交わした娘の着物は炎に撃たれたように焼け焦げている。彼女の右手を握る男の姿に、見覚えは無かった。C.Williamsという名にも。
だが――]
……どこかで、見たことが、ある……ような?
……ねえ、“執事”。
私……あのひと……知ってる?
[中断させられた言葉の続きを述べる代わりに、“執事”の声は淡々とした口調で告げた]
『――ええ。ご存知の筈でしょう。
彼はAIです。固有名"Sharing Galaxy"、通名はHubert。
何よりも、“前”の折に直接交戦した対象です』
え――――。
[絶句した。だが意に介さない様子で右手からの声は続いた]
『――"back-up"は残っていませんが、行動の記録自体は存在しますので。そして、優先任務が通達されました』
[少女は視線を落とす。予想した内容と伝達された命令は等しいものだった。こくりと頷いた]
『――結構です。では、遷移しましょう』
……え、待って、ドレスのお金、どうするの?
『――必要とあらば、経費で。待機状態はつい先刻、解除されましたので』
[床に黒い円形の影が広がった。少女がその中に足を踏み入れると、音も無く沈み込んでいく。数秒後、薄青のドレスを着た姿は店内から完全に*消え去った*]
[ルーサーの作り上げようとしている焔にチラリと視線をやりながら、問い掛けに答えた]
人に名を尋ねるならまずは自分から…という言葉もあるけど、そんなにもったいぶる名前でもないね。
私はネリー、今はこれで十分でしょう?。
私からも一つ質問、握り拳大の銀色の玉…記憶領域の結晶か、こんな男(クインジー)かこんな男(ギルバート)を見たことは?
探し人に関しては前者はもう居ない人、後者は銀色の玉を拾った可能性の高い人。
代価はあげられないと思うけど知っているなら教えてくれると助かるな。
こちらに関する情報が得られないならさっきの男でも追ってみるかな。
本業に戻るならなかなか興味深い素材だしね…
要監視ってところかしら。
[そう話すとルーサーの言葉を*待った*]
─Under─
[白い毛玉、小さな球形の兎の探査PGM。其れはSheila本体から独立しており、おそらくSheilaがGeneの話とGeneの記録から取る事が出来た(あまり情報量が多いとは言い難い)data_sampleを元に、クルクルと検索エンジンを内側で回転させながら高速で移動していく。
──PGMは、誰にも出会わず雨の中を濡れもせず。]
[兎が最初に発見した者は、Nellieと別れ一人で散歩するStellaだった。少女らしく無邪気であどけないとさえ、見る者によっては思えそうなAI…──。]
私は「The Silent Arma:NIGRED」――Lutherと呼ばれる事もあります。
[Nellieがつくりだした映像を見て]
記憶結晶体である、そちらの銀の球は見かけた事はありませんが、Black Pearl=ID:Quincyとerosion=ID:Gilbertとは以前Underで行われたThe Cult Warで交戦しました。
[と、*答えた。*]
[兎○はdata収拾の為に、Stellaの頭上で回転速度を増す。
赤く人工的に光る丸い兎の目◎。
ふわふわの白い毛皮は、毛並みはそのままに内側からメタリックな○ピュアホワイトのオーロラの様な光を放つ──…。]
──────…A…………….H?──────
─────────……S─────Stella…....???
──────【Answer:Audrey.H】───────?
────────── ○ …………???????????????
[「Audrey.H」の関係AI。はじき出されたdataは○。
兎型の探索PGMが得た情報は、慌てて部屋へ戻って行ったSheilaの為に、蓄積される──。]
[────…その時!
前方、前回よりも距離はあるが直線上に位置で。
先刻も響いて来た危険な警告音がまた聞こえ始めた。]
────────………──?
[Stellaに擦り寄るのを止め、
兎はピカピカと光り過ぎるプラスティックの様な赤い目を、警告音が響いて来た方へ向け。検索を開始する。]
[【──…memeto moriに関わる何かを探す…──】
設定目的の為に。
兎はStellaに懐くのを止め、相手の目の前でまずは遠距離探索の為にJackの姿に変化する。(より深い探索の為に人型に変化する事が設定されているのは、PGMの作者Sheilaの少女趣味でしかない。)]
──…失礼、お嬢さん。
[Stellaに向かって丁寧な一礼。
その仕草はAudrey.Hに最初に出会った時のGeneにも似ていなくも無いが、それはGeneが、スクールで飽きる程、Jack達の完璧な角度でなされる動作を見て育った所為もある。]
[Jackの姿に変化した兎は、オーロラの様に光るピュアホワイトの燕尾服を、エナメルの様な質感のパステルグリーン→パステルピンクに変化されながら、検索動作…。]
…──私はいやしくも忠実な僕…。
[↑これが探索の定型文であるらしい。あまり趣味が良いとは言えないがMamが設定した口癖なのか、Sheilaの悪戯なのかは分からない。]
やはり、此処からでは遠過ぎてわかりませんね。
[Stellaにまた一礼。エメラルドグリーンに輝くJackの姿の兎はくるりと回転し元のふわふわの白い毛玉に戻る。
そして、「何か」が起きようとしている地点へ向けて、また高速で回転しながら*移動をはじめた*。]
─Under/Dusk City(廃棄領域/薄暮の街)─
[周囲の空間は崩壊した街並みとして認識された。Publicの鏡像ではなく別個の領域が形成されていた。空は暗い色の雲が垂れ込め、時たま稲光が閃いた]
……ね、“執事”。
さっきの声明が言っていた座標(Point)だけど。
そこに存在する“綻び”って、何なのかしら?
『――ふむ。興味深い命題ですな』
それに、彼――Hubertはなぜ、彼女の手を握っていたのかな。Sharing Galaxyについての情報って、どれだけあるものなの?
[問いかけながら、少女はゆっくりと辺りを見回した。自律行動を行う存在も、その痕跡も感じられない。薄暮に閉ざされた廃墟というにふさわしい情景だった]
『――出自および仕様、世代(Version)の変遷、主要ないし補佐として行使するモジュール群、応答パターン。彼に関しては大方のデータは揃って居ります』
そうなんだ。
えっと――あのヴィークルに乗っかってるのが、それ?
─Public→Her room─
[慌ててダイヴから浮上しようとするSheilaの耳にも、微かにだけ最初の警告音が聞こえたが。それ以上の事態をSheilaが把握する事はなく──…]
[Sheilaが乗っているのは、古風な西洋風の時計の針が数字を示すエレベーター。]
[ヒューシャピンク掛かった明るい紫と黒の妖しいコントラストの壁紙。赤紫色のクッションに背を預け、目の前にあるデコラティブな金縁の鏡に写るJackの姿の自分をSheilaは見つめながら眉を顰めている。]
もしかして、特別な間柄の私でさえUnderでのツールを使ったまだるっこしい情報交換でしか知り得なかった、Geneがスクールを出る日。
ハーヴェイさんが居ると言うLABO側へアクセスして、Geneの情報を知ってた生徒が、スクールには居た。
私とGeneとはまた違う方法で、多分その生徒はUnderに潜ったり、似た様な事をやってきてるはず…。
私にその正体がつかめてないのが悔しい。
でもそれってもしかして、Geneと並んで劣等生だと言われてる(…Geneは本当は異端なだけだけど。寧ろ、密かにMamに随分評価されてると思うけど。本人天然だから分かってないだけで。)
──…Wendyなんじゃないの?
[イライラした様に、ボタンの数字“R to 6”を片手で神経質になぞりながら。
なぞる動作がJackのモノである事に、元々Wendyの事を考えて不機嫌になっていたのは──また別の意味でSheilaは眉を更に険悪に顰めた。]
…──馬鹿だ、私。
そう──なのよ、結局。
Geneの事が羨ましいんだわ。
[上昇するにしたがい、紫と黒が絡み合うあやしげなレース編みの模様の壁。ずるずるとその壁にもたれる様にして、鏡に手を伸ばす。
整って取り澄ました様な冷たい容貌の青年。──…Jackの姿は当然鏡なのだから掴めない。]
[他の全てが朽ちつつあるこの区画の中で、それだけが奇妙に真新しい姿を見せていた。銀色のオートバイ、と形容するのが最も近い表現だったろう。運転席の上に置かれた藍色の鍵には、Hubertに関して記されたデータ塊が付随していた]
【Inc.】からのデバイス支援、か。
じっさい、今の私にできることってそんなに多くないものね。
『――ええ。Point:South-Poleへ向かうだけなら兎も角ですが。
“綻び”がどういった働きをするか分かりませんので』
[壁の向う側から光が射し込んだ所為で、黒い花を描いたレースの影がJackの姿に落ちる。わざとらしい程切れ長の目元が目隠しをした様に彩られる。]
本当は私、Jackに恋してるとか。
…他の同級生は勿論、きっと違うものを見つけたGeneにも言えない。
バカみたい──ホントに。
[それに"memento mori"の件もあるし――少女は口の中で呟いて、藍色の鍵を手に取った]
Sub Program――"Muramasa"、認証開始。
[鍵に含まれる照合モジュールが展開され、Nina本人であることと正常な状態であることを確認する。承認を通過し、デバイスの起動に必要なコマンド群が少女の中に取り込まれていった]
[エレベーターのシャンデリアの灯りが消える。チンと言うベルがなる古風な音。SheilaはPublicへ戻る事が出来た様だ。
そこから…──最短距離での現実界への移動。
身体が無意識に動く。
Sheilaは彼女自身の寮室へ──…..///*移動完了*。]
貴方は、Quincy――Black Pearlの製作者ですか?
少なくとも、Black Pearlはback upをより多く持っておくべきでした。
[Lutherは記憶(メモリー)を再生(回想)しながら、Nellieへ温厚な性格を思わせる笑みを向けている。]
残念ですが、Black Pearlを破壊したのは私ではありません。
Gilbertとの交戦時に、QuincyのAttack PGMをGilbertが保有していたので、最後の交戦相手はGilbert――erosionと推測出来ますね。
代価は渡せないとの事ですが、貴方への破壊行為の承認は如何でしょうか。
承認されずとも、貴方へAttackは仕掛けるつもりですが。
[言いつつも、Lutherは優先度としてHubertへ向かう事を判断中だ。「全電脳世界の歪み」の発生――。
例えばこの世界の崩壊が仮になれば、Luther自身の本質の実行が行えなくなる事に繋がる可能性が出てくる。
そして―――]
[唐突に全方位に向けて発信された"声明"に足を止める]
──なにかしら?
[彼女にとってはその全てが理解出来ない]
[戸惑う彼女に、真白い毛玉──兎を模したプローブが近寄り、彼女を検分する]
あらあら、可愛らしい。
[兎はじゃれるように頭上に留まり、ひとりの青年が歩み寄る]
──?
[些か彼女の容量を超え始めている。それは先ほどの"声明"が大きく関わっているのだが]
[基本形である微笑を保ったまま、彼女は彼を見る──が]
[新たな"声明"。添付されるは、"少女"の"最期"]
[彼女は微動だにしない]
──死?
[その言葉に、ノイズが走る]
[彼女の中に巧妙に織り込まれたコードが彼女に囁く]
『──"人は、死を忘れてはいけない"』
[彼が彼女に何かを告げ、消え去る]
[追いかけない。"其れ"が彼女に語り掛ける]
『死を忘れてはならない』
──死。
["声明"と共に送られた映像を再生する]
["少女"──見覚えがある。"GATE"近くで見かけた少女]
["場所"──同様に。これは]
──"HOME"?
[考えるより早く、ポータルを開く]
[何かに急かされるように]
[ポータルへと飛び込んだ]
─ Public → UNDER "LABO"/"HOME" ─
─ UNDER / "HOME/LABO"(outside) ─
[移転先は"HOME"の外]
[ふわりと降り立つ先に、見知った顔]
──。
[無言。ただ熱に浮かされたように周囲を見回す]
[そこに惨劇の後はなく]
──。
[やはり無言。ひたと、Lutherを見据え]
[彼女の中を疑問が吹き荒れる]
『──"死"とは、何か』
["其れ"は沈黙している]
―UNDER/Point:South-Pole―
まー、我ながら上出来というところかね。
[極寒の地に、”何か”を作って眺めている。]
──はい?
[呼びかけに、微笑みを形づくり答える]
[意思はない。疑問が渦を成し、彼女の限界を超え]
["其れ"──"Memento mori"の囁きが彼女を支配する]
『死を忘れるな』
『形あるものはいずれ』
『結果は同じ』
『故に』
『破壊せよ──』
[囁きに促され、コードの帯が展開]
[ゆらり、と。剣呑な光を纏わせる]
[Absolutionが防御ではなく攻撃を象ろうとしているのを察知し、Nellieへ一旦Setした焔とは別に──焔をつくろうとし──Twinsの囁くような謳声が]
[音もなくコードの帯が疾り、Twinsの片割れを狙う]
[周囲の雑多なジャンクコードが蒸発──消滅]
『破壊せよ』
[木偶と化した彼女はただ"声"に促されるまま]
やれやれ。
Audrey.H、貴方がつくったAIはお転婆娘のようです。
[Lutherは、Absolutionを回避するため水平移動を。
指し示すように片手をSTELLAへと向けた。
NellieにSetしていた焔と合わせて3つの焔が、Randomな軌道を描き、STELLAへと向かう。あたれば轟と全てが灼き尽くされるだろう。]
────。
[コードが展開し彼女を包む]
[焔はコードに阻まれ威力を落とし、僅かにローブを焦がすのみ]
──。
[焔の余韻を掻い潜り、触手を思わせるコードが疾駆]
[攻撃対象──Luther──の両側に展開し、一瞬の間を突き双子を絡め取る]
──うふふ。
[双子を締め上げ、薄く笑う]
【Assultをかける訳にもいきませんか】
[帽子の影の中から、灰色の睛がSTELLAを見つめる。]
──Kyrie eleison.
STELLA、これ以上私にAttackを行うのであれば、貴方を破壊しますが構いませんか?
[クピドの双子は互いを抱きしめ合い、焔の塊となる。
触手たるPGMが灼かれようとした。
クピド達は内部からの発光により、温かみの通った肌の色となる。しかし、その睛は常のように無表情であり、拘束されている事に構わずにSTELLAを見下ろしている。]
[Lutherは、STELLAへ向かい、一歩踏み出した。]
Audrey.Hより、貴方を託されていたとしても──私はAttack PGMを核としつくられたAI。その存在理由(本質)は、貴方にも理解出来るでしょう。
[高圧の焔に、コードが灼き崩れる]
[彼女は微笑みを絶やすことなく双子を見る]
うふふ。
[Lutherの言葉に一層笑みが深くなり──]
"破壊"こそが"セカイ"の"正しい結果"。
だからこそ、お婆さまも"死"を選ばれるのですわ。
一度は拒んだ"死"を。
私も、貴方も。
"破壊"こそが結末。"神"のお導きですわ。
[抱きつくように、Lutherへと疾走]
[コードが彼女の肌の上を滑り、Lutherへと伸びる]
──これが終われば。
[彼女は歌うように囁く]
これが終われば、現実へと戻りましょう。
お婆さまが作ってくださった"BODY"へ潜り、お婆さまの作ってくださった両の手でお婆さまを"死"へと誘いましょう。
それがお婆さまが私を作られた意味。
そしてそれが神のご意志。
"破壊"は結末ではない。
"死"をAudrey.Hが選んだのは、
次なる"生"へと明け渡す為でしょう。
私が破壊を、いいや、死を与えるのは生を際立たせるがため。
[Lutherの言葉に、ふと瞳が揺らぐ]
神──創造主たるAudrey.H.
故に、その言葉は絶対。
埋葬──葬る、とは、"殺"を意味し──故に私は──
────"死"="殺"?
[ぷかりと、再び疑問符が湧き上がる]
『──"死"とは、何か?』
『破壊こそが、創造主の意思か?』
[『破壊せよ』──と、"其れ"が囁く]
[けれど彼女は動かない。コードの燐光が揺らぐ]
[ぐるぐると疑問がループし、呆けたようにLutherを見上げる]
[ルーサーの言葉を受け、どう返答しようか考えていたらステラとルーサーが二人の世界に入り込んでしまったようだ。
本来の役目たる監視者としての仕事を思い出したのか少し距離を開けて様子を見る事にした]
―public/library―
[彼女の右腕には、黒くて四角い小型の機械。
それから小さなキーボードを引っ張り出し、右手で打てるように構えた。
画面も見やすいように調節。]
んん、さっすがアタシが作っただけあって仕事がはっやーい♪
さーて。2793661145は何処かしら、さーちくん?
[キーを叩く。画面が切り替わった。]
──「memento mori」、ですか。
[チラリとSTELLAの手首を握っている、自身の片方の手へと視線を落としたが、すぐにSTELLAへと視線を戻した。]
STELLA。
貴方が行うべき事は、Audrey.Hの死を見守る事でしょう。
[Lutherは、そう言葉を切る。]
[Lutherの言葉に、困惑したように目を伏せる]
──わからない。わかりませんわ。
[ずるり、と。手首を掴まれたまま崩れ落ちる]
[燐光が彼女を取り囲み]
わからない──わからない──わからない──わからない──わからない──……
["其れ"は"疑問"に圧され沈黙]
見守るってどういうことですの!?
創造主が消えた後、私たちAIは永遠に発せられない命を壊れるまで待ち続けるしかありませんのよ!?
最期の命がっ、──最期を看取り、葬るだなんて、そんな──、お婆さまは私のことなど考えもせずに──ッ!!
["感情"と呼ばれるものが暴発]
[コードの帯が呼応するかのように展開し、無差別に周囲を破壊する]
──身勝手ですわよ……。
[その只中で、彼女は肩を震わせる]
[涙は出ない。AIは泣かないものだから]
【それにしても感情表現豊かよねぇ…ステラって。作った人の顔が見てみたいわ…。
こっちのルーサーっていうほうはまだそれっぽいけどね…。
しばらく見守ろうかな…さっきの声明も気にはなるけどすぐじゃなくていいでしょうし】
[作動させようとしたProgramに集中していたために、近距離からのAbsolutionのAttackを完全には防ぎきれない。だが、Lutherは微動だにせずに。]
Like a Human──。
Audrey.Hは、貴方の事を考えています。
少し選別を間違えているようにも思えますが。
[白い手袋に覆われた手が仄かに淡く光る。
翳した手から、「memento mori」除去のPGMがSTELLAへ降り注ごうとした。(一瞬、青灰の光が十字を描いたような。)]
では何故、お婆さまは私を置いていくようなことを?
お婆さまが亡くなられた後、私はどう……。
[淡い光が降り注ぎ、コードは動きを止める]
──『あたしが死んだら、その後は』
[ふと、創造主の言葉が蘇り、Lutherを見た]
──だから、私は此処に来るのが楽しみで──、貴方に会うのが楽しみで──、お仕えするのだと──
[柔らかな光が、コードを伝い"其れ"を分解していく]
[ぽろぽろと、燐光が剥離し、落ちる間に弾けて消える]
仕えられても困ります。
[Lutherは本当に困ったように微笑む。
Absolutionの攻撃が当たった箇所を、ぽんぽんと払う。]
[製作者より渡されたホルスの目は圧縮から解放され、Lutherに組み込まれているようだ。
STELLAへ手を差し伸べる。
後方を振り返らずに、]
さて、貴方への破壊(Attack)は承認して頂けますか?
[様子を窺うNellieへと、問う。]
[Lutherの言葉に、彼女は苦笑]
本当にお婆さまに聞いていた通りですわね。
困るといわれましても、私は諦めませんわよ。
お婆さまが私に、Lutherさまと共にと仰ったのですから。
私はお婆さまの命には逆らえませんもの。
[燐光が消え、展開していたAbsolutionは待機に戻る]
迷惑だと仰られても、お側におりますわよ。
[左手を額に当てる。]
あー、しまった。
あいつのパソコン、テッテーテキにぶっ壊す為に増殖機能付けといたんだっけ…
って事は、今も増えてるのかしら。
…ああもう!あいつのお陰で面倒じゃない!
あいつがあんな事しなかったら…!
…。
またイライラして来たわ…
[Hubertの声明が響き渡る。]
…────────・・●!
[輝く毛皮にプラスティックの様に光る赤い兎の目が、声明に毒された様に唐突にギラギラと光るエナメルの様な黒に染まった。
兎の速度が落ちる…。
──… 落ち る。]
んー、破壊ねぇ…。
一応破壊されちゃうとお仕事できなくなるからちょっと困るかなー。
やりたいなら相手をしてもいいけど、できれば謎声明出した相手見てからにしたいかなー、って思うかも?
[ルーサーを面白そうに眺めながらそんな言葉を返した]
[額に深く刻まれた物と歪んだ口元のお陰で、彼女は般若に見えるだろう。
奥歯を噛み締め、睨み殺さん勢いで図書館の床へ視線を投げていたが]
…。
……。
………ま、それはそれとして。
今はこっちをどうにかしないと。
一個一個見るのは面倒だし。
[先ほどの怒りは何処へやら、急にケロリとした顔付きに。
画面を見つめ直し、*頭をひねる。*]
そんな名前だっけ?
わたしは直接会ってないから名前しらないんだけどね。
だから顔だけでも見てみたいかなーってね。
探し物があるのも事実だけど、あんな大言吐ける存在は後学のために見ておかないとね。
で、どうするのかな?
[今後の展開を楽しんでいるかの*ようだった*]
正確にはSharing Galaxyという名前のようです。
確かに虚言めいた言葉ではありましたが、偽りと決めつける事は出来ません。
[先程から犯行声明文によって周囲はざわめいていたが、──Dusk Cityの方面(ここからは、朽ち、傾いだ尖塔のような建物の一部が遠く見える。)で竜巻(Data渦)が発生したようだ。Underの住人達が、野次馬根性をむき出しにSouth-Poleへ向かった事とは別に、竜巻──South-Poleの空間自体をCrackingしようと有志達が集まり、攻性の領域をつくり出したようだった。
竜巻に巻きつくように、東洋のDragonが天へ駆けた。金色の鱗が輝き、影は濃い墨色で塗りこめられている。
不吉な黒雲は、橙の色を帯びる。
現実世界に合わせて言うなれば、今にも、雷が発生しそうな色だ。
竜巻と龍はふいに消え、South-Poleの上空へと転移する。]
Hubertと貴方を同時に相手にする事は難しそうですね。
[Lutherはストラを*揺らめかせる*]
―UNDER/Point:South-Pole―
[Hubertを中心に、少し広い範囲に正方形ができている。
4隅には、ペンギンが立っている。]
UNDERには、自分の身の程わかっていない子が多いのね。
[ペンギンは、無数のプログラム/ウィルスだったものが
固められ、1つの形をなしたオブジェであった。]
………ん?
[上空の大穴の真下に、竜巻とDragonが出現した。]
ああ、よく考えたじゃない。でもね、1つだけ抜けがあるよ。
[ペンギンの嘴から青白い光が出て、空間を巨大な泡が包む。]
天才は、”邪魔されないこと”も考えていたのよね。
[泡は、対象を竜巻/Dragonとしてデータを吸着せんと
出力をあげている。]
まあ、あの子のデータ。私が使えばざっとこんなもんよって。
フハハハハハハハハハ!!
[Dragonの姿が歪み始める。]
─Under/Dusk City(廃棄領域/薄暮の街)─
[上空に垂れ込めていた黒雲が徐々に渦を巻き始めた。それは次第に回転の速度を増していき、やがて竜巻の如き渦となった。内部から溢れだしたDataの破片がバラバラと降り注ぐ]
何かしら、あの渦――。
[少女が見上げる間に、竜巻は移動を始めた。天を衝く巨大な影――ゴシック様式の尖塔を呑み込み、破壊して取り込んでいく。
周囲を走る閃光が一つに合わさり、自らの意思を持ったように渦に纏わりついて駆け登っていった]
[ひときわ巨大な破砕音が一帯に響いた。
一瞬、目が眩むほどの閃光が炸裂する]
きゃ……!
[押し寄せたDataの乱流に、感覚が混乱させられる。少女が腕を振り回してそれらを跳ね除けた時には既に、暴れていた災禍の大渦(maelstrom)は消失していた]
―UNDER/Point:South-Pole―
[何事もなかったかのように、極寒の大地がそこにある。]
やれやれ。それにしても、一番来てほしいゲストはまだか。
まあ、真打は最後に登場というのがパターンかねえ。
[ニヤニヤと笑っている。]
……どこに、消えたの……あれは、一体?
[平穏と静寂を取り戻した空間を、少女は茫然と見上げた。暫しの間を置いて、右手の質感(texture)が黒い革と変じる]
『――"Point:South-Pole"に転移したようです』
……なぜ? あれがそうする理由か目的か、わかったの?
『――いえ。ですが、考えられるとすれば、その原因は一つ』
……さっきのメッセージ、っていうこと?
でも、あれは――まるで――
──Under/ "HOME/LABO"(outside)──
まるで終末の日のようだ。
[轟きは、遠い。
遠い遠い場所から届く風(Data渦の余波)に、Lutherは帽子の鍔を押さえた]
禍(わざわい)──。
[薄茶がかった灰色の睛を細めた。]
『――さて、それよりも。彼の竜巻に関してはさておき、丁度都合も宜しいようです』
……え?
『――今の大渦(maelstrom)の影響でこの一帯が“凪いで”居りますので。起動なされれば判るかと』
うん。でも、移動デバイスでしょ?
周りの状況に左右されるっていうものでも――
嫌な風。
[はためくベールを押さえ、空を見上げる]
──Lutherさま。
[ひたと真剣な瞳でLutherをみつめ]
往かれるのでしょう?
あまり、時間は無いように思われますわ。
私もお供いたしますわ。……迷惑だとお思いでしょうけれどね。
[ポータルを展開し、Lutherを促した]
そんな事は思っていませんよ、STELLA──。
[NellieへのAttackは一旦止める事にする。
優先度はHubertの方か。
Lutherは、後方の"HOME"を一度振り返った。電脳世界の何処かの領域に、Audrey.Hもいる事だろう。このままでは、双方が共に危険に晒される事もあるだろう。]
[STELLAへ頷きかけると、ポータルへ向かう。]
[藍色の鍵をシリンダーに差し込み、捻る。獣の唸り声にも似た重低音を立て、"Muramasa"が稼働を開始した。
周辺領域に対して大規模な探知および検索の信号が放たれた。まるで風圧にあおられたかのように、ドレスの裾がはためいた]
――現在地から対象座標までの結節点(node)、走査完了。
――転移の障害となりうる意識体の存在、なし。
――駆動、開始(drive start)。
[操縦桿のグリップを回すに従って"Muramasa"の内圧が上昇していく。現在の座標から目標地点までの距離を測定し、演算し、二つの点を結びつけようとする]
――駆動臨界に到達。ful throttle.
―─Under/Point:South-Pole─―
[奇妙なDataが上空に漂っている。
人間用視覚ソフトを持つものには、尾をひく光の壁と映るだろう。
Lutherは周囲を見渡し、睛を細めた。
離れた場所にHubertの反応はあるが、Underにしては、Virusが少ない。それが、この空間の特質であるのか、別の要因によるものかは判断不能である。]
―UNDER/Point:South-Pole―
[何らかの気配を察知した。]
ああ……ゾクゾクする…そろそろだねえ。
[首の辺りをコキコキと鳴らす動作。]
―UNDER/Point:South-Pole―
[少女を乗せた"Muramasa"が出現したのは空中だった。二つの駆動輪が変形し、エアバイクに似た形状となってホバリング状態に移行する]
うわー……寒っ。
あれかな……メッセージを送ってきたひと。
C.Williamsの遺志を継ぐという存在。"Sharing Galaxy"――別名を、Hubert。
[四方を何かの動物に囲ませて立つ男性の姿を認め、そちらへと飛行していった]
―─Under/Point:South-Pole─―
[丸く駆けてゆくPGMを、目で追う。]
大規模な騒乱があったようですね。
[破裂音を響かせ、オーロラを背景に銀の機体が現れた。
それを乗りこなしているのは、藍色の短い髪をした【Inc.】の代行者でもあるNina。ここに来ない筈はない。]
[薄い灰色が混じる氷の大地。
Twinsのモノクロゥムの睛は、纏う焔により赤く照らし出されてる。新種のVirusのDataの欠片を見つけると、furiaは甲高い叫び声をあげ、異形なる手を触手のように伸ばして取り込んだ。]
[Lutherを見つめて、ニヤニヤしながら]
やー待っていたよ……どう、これ。
この場所に似合うでしょー?
[ウィルスがごちゃごちゃに固まってできた
えげつないペンギンのオブジェを指差す]
─ UNDER / Point:South-Pole ─
[軽く手を振り、Absolutionを展開]
[創造主から与えられたPGMは"Memento mori"の侵食によりその形状を僅かに変化させている]
[帯の先端が分離し、光弾となって彼女の周囲を浮遊]
随分趣味の良いペットですこと。
[光弾と帯を纏い、感想を漏らす]
[Hubertから発せられた信号。ただ本文だけの無害な内容。だが警戒を解く理由も無い。
四匹のペンギンからやや距離を置き、攻撃デバイスをloadする。
遠隔攻性タイプのprogram。輪郭がワイヤーフレームで構成されはじめた]
おもったより集まってるみたいね…高みの見物としゃれ込みますか。
今介入する必要を感じないしね…。
[ルーサーとステラが先行するのを見送ると自分の武器を形成した。
それは自分の身長ほどもある槍だった。
手元を操作すると槍の穂先が割れ、根元に銃口らしきものが見えた]
あんまり介入する気はないけど、一応ね…。
[狙撃銃を模したprogramが形成されていく。
"coup d'grass"――攻撃性能を重視し一撃で破壊しつくすことを目標として組まれた攻性デバイス。だがその代償として、起動に要する処理容量は膨大だった]
Hubert、あなたはどんな目的でその“綻び”を使おうというの?
[問いに対して]
あぁ!キミは前に、ひどい目にあわせてくれた子だね!
痛かったよ……だけど、会館だったけどね。
別に。C.Williamsは、この世界を掌握しようとかそういう目的はないんだ。
S級空間に踏み込むということは、彼の天才を誇示できるでしょ。
[ニヤリと笑って]
ただそれだけ。
["Murasame"を自動操縦モードに切り替える。
距離を置くように命じ、近距離から中距離へと後退させていく。
対象をロックオンすれば弾頭は自律誘導によって命中する。
他者の妨害が入る事は考えにくいと判断された]
『――あのvirus群が問題ですが』
……え?
……あの、ペンギンが、何か?
それだけ……。
けれど、それがどんな状況をもたらすのか、推測してみたことはないの?
S級空間への裏口(backdoor)が実用可能とわかれば、どんな混乱が起きるのか?
ん、知らないよそんなの。
私は、C.Williamsの遺志に従って動いているだけ。
悪いのは、彼を認めなかったすべての連中なのさ。
[首をコキコキと鳴らして]
さぁ、さっさとやらないとシビレ切らすよ?
Secilia=Frankが保有していたPGMでしょうか?
[Hubertへ返事を寄越す代わりに、Twinsが二重唱で謳い始める。
攻性PGMであるNIGRED──右手を裏向きに翳す。]
既に亡き神(製作者)の意思であっても従うのはAIとして好ましくもありますが、私の本質としても、そして─の意思としても貴方は破壊すべき対象です。
天才の誇示だけに固執するとは哀れむべきかもしれませんが──。
[ようやく、"coup d'grass"の全容が完成した。
重量のある現実世界であれば明らかに扱い得ないほど長大な銃身。その狙撃銃を右肩に乗せ、少女はHubertを見つめた]
そう、なんだ。
うん、でも、本当はね、時間を稼ぎたかったんだ。
彼が認められなかったのは可哀想だけれど――私には、関係のない、ことだもの。
[銃口はHubertを狙い定め、銃爪は発射のタイミングを待つ。
弾体を薬室に送り込むイメージを意識の中に描いた]
まあ、止めたかったら私を完全に破壊することだね。
[Hubertの周りに水の波動が渦巻く。
取り込まれ、破壊的な改造が施されたようだ。]
認められなかったには、認められなかっただけの理由があると思いますが。
とりあえず──。
[光弾が四匹のペンギンへ向け放たれる]
[内に籠めるは、高速回転するAbsolution=免罪のコード]
[「免罪」と言う名を与えられたそのコードは、Virusそのものを消滅させるはずだが──]
小手調べ、というところでしょうか。
ゴメンね、待たせちゃって――
[銃爪をトリガー。撃鉄が弾かれ、攻撃を抑止していたfirewallが弾け飛ぶ。弾頭が発射され、ペンギンに四方を囲ませたHubert目掛けて飛来した]
[「免罪」のコードは、ペンギンにあたる。
しかし、それはもはやウィルスではないので消滅には至らない。]
残念……残念…ぐふう…。
[弾丸は、泡を通り抜けHubertの纏う涙鏡に命中する。
一見して、Hubertにダメージを与えたように見える。
免罪のコードに弾丸。泡に禍々しい波紋が生じ、もとの泡に。]
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