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[額に深く刻まれた物と歪んだ口元のお陰で、彼女は般若に見えるだろう。
奥歯を噛み締め、睨み殺さん勢いで図書館の床へ視線を投げていたが]
…。
……。
………ま、それはそれとして。
今はこっちをどうにかしないと。
一個一個見るのは面倒だし。
[先ほどの怒りは何処へやら、急にケロリとした顔付きに。
画面を見つめ直し、*頭をひねる。*]
そんな名前だっけ?
わたしは直接会ってないから名前しらないんだけどね。
だから顔だけでも見てみたいかなーってね。
探し物があるのも事実だけど、あんな大言吐ける存在は後学のために見ておかないとね。
で、どうするのかな?
[今後の展開を楽しんでいるかの*ようだった*]
正確にはSharing Galaxyという名前のようです。
確かに虚言めいた言葉ではありましたが、偽りと決めつける事は出来ません。
[先程から犯行声明文によって周囲はざわめいていたが、──Dusk Cityの方面(ここからは、朽ち、傾いだ尖塔のような建物の一部が遠く見える。)で竜巻(Data渦)が発生したようだ。Underの住人達が、野次馬根性をむき出しにSouth-Poleへ向かった事とは別に、竜巻──South-Poleの空間自体をCrackingしようと有志達が集まり、攻性の領域をつくり出したようだった。
竜巻に巻きつくように、東洋のDragonが天へ駆けた。金色の鱗が輝き、影は濃い墨色で塗りこめられている。
不吉な黒雲は、橙の色を帯びる。
現実世界に合わせて言うなれば、今にも、雷が発生しそうな色だ。
竜巻と龍はふいに消え、South-Poleの上空へと転移する。]
Hubertと貴方を同時に相手にする事は難しそうですね。
[Lutherはストラを*揺らめかせる*]
―UNDER/Point:South-Pole―
[Hubertを中心に、少し広い範囲に正方形ができている。
4隅には、ペンギンが立っている。]
UNDERには、自分の身の程わかっていない子が多いのね。
[ペンギンは、無数のプログラム/ウィルスだったものが
固められ、1つの形をなしたオブジェであった。]
………ん?
[上空の大穴の真下に、竜巻とDragonが出現した。]
ああ、よく考えたじゃない。でもね、1つだけ抜けがあるよ。
[ペンギンの嘴から青白い光が出て、空間を巨大な泡が包む。]
天才は、”邪魔されないこと”も考えていたのよね。
[泡は、対象を竜巻/Dragonとしてデータを吸着せんと
出力をあげている。]
まあ、あの子のデータ。私が使えばざっとこんなもんよって。
フハハハハハハハハハ!!
[Dragonの姿が歪み始める。]
─Under/Dusk City(廃棄領域/薄暮の街)─
[上空に垂れ込めていた黒雲が徐々に渦を巻き始めた。それは次第に回転の速度を増していき、やがて竜巻の如き渦となった。内部から溢れだしたDataの破片がバラバラと降り注ぐ]
何かしら、あの渦――。
[少女が見上げる間に、竜巻は移動を始めた。天を衝く巨大な影――ゴシック様式の尖塔を呑み込み、破壊して取り込んでいく。
周囲を走る閃光が一つに合わさり、自らの意思を持ったように渦に纏わりついて駆け登っていった]
[ひときわ巨大な破砕音が一帯に響いた。
一瞬、目が眩むほどの閃光が炸裂する]
きゃ……!
[押し寄せたDataの乱流に、感覚が混乱させられる。少女が腕を振り回してそれらを跳ね除けた時には既に、暴れていた災禍の大渦(maelstrom)は消失していた]
―UNDER/Point:South-Pole―
[何事もなかったかのように、極寒の大地がそこにある。]
やれやれ。それにしても、一番来てほしいゲストはまだか。
まあ、真打は最後に登場というのがパターンかねえ。
[ニヤニヤと笑っている。]
……どこに、消えたの……あれは、一体?
[平穏と静寂を取り戻した空間を、少女は茫然と見上げた。暫しの間を置いて、右手の質感(texture)が黒い革と変じる]
『――"Point:South-Pole"に転移したようです』
……なぜ? あれがそうする理由か目的か、わかったの?
『――いえ。ですが、考えられるとすれば、その原因は一つ』
……さっきのメッセージ、っていうこと?
でも、あれは――まるで――
──Under/ "HOME/LABO"(outside)──
まるで終末の日のようだ。
[轟きは、遠い。
遠い遠い場所から届く風(Data渦の余波)に、Lutherは帽子の鍔を押さえた]
禍(わざわい)──。
[薄茶がかった灰色の睛を細めた。]
『――さて、それよりも。彼の竜巻に関してはさておき、丁度都合も宜しいようです』
……え?
『――今の大渦(maelstrom)の影響でこの一帯が“凪いで”居りますので。起動なされれば判るかと』
うん。でも、移動デバイスでしょ?
周りの状況に左右されるっていうものでも――
嫌な風。
[はためくベールを押さえ、空を見上げる]
──Lutherさま。
[ひたと真剣な瞳でLutherをみつめ]
往かれるのでしょう?
あまり、時間は無いように思われますわ。
私もお供いたしますわ。……迷惑だとお思いでしょうけれどね。
[ポータルを展開し、Lutherを促した]
そんな事は思っていませんよ、STELLA──。
[NellieへのAttackは一旦止める事にする。
優先度はHubertの方か。
Lutherは、後方の"HOME"を一度振り返った。電脳世界の何処かの領域に、Audrey.Hもいる事だろう。このままでは、双方が共に危険に晒される事もあるだろう。]
[STELLAへ頷きかけると、ポータルへ向かう。]
[藍色の鍵をシリンダーに差し込み、捻る。獣の唸り声にも似た重低音を立て、"Muramasa"が稼働を開始した。
周辺領域に対して大規模な探知および検索の信号が放たれた。まるで風圧にあおられたかのように、ドレスの裾がはためいた]
――現在地から対象座標までの結節点(node)、走査完了。
――転移の障害となりうる意識体の存在、なし。
――駆動、開始(drive start)。
[操縦桿のグリップを回すに従って"Muramasa"の内圧が上昇していく。現在の座標から目標地点までの距離を測定し、演算し、二つの点を結びつけようとする]
――駆動臨界に到達。ful throttle.
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