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[人工的な魂は、彼の内部で単なるDataの──01と分解されて、無駄に情報の処理量を増やしてゆく。シシーとしての人格も何もかもの全てが。]
[彼が握っていたシシーの手が、ますますほっそりとしたように感じられる。消えてなくなってしまいそうな。]
Secilia──!!
[SeciliaとHubertがいる空間が、周囲を引きこむように(Lutherには、数列が勢いよく配列を変えているように視えている)、景色を歪ませ風を起こしている。
近くに接近したNellieは即座に察知したものの、現在の状況は自身にも危険が及ぶ可能性も高いために動きがとれずにいる。それに、これには目的があるようだ──。]
小娘ガァァァァァァ…落チロ!落チロ!落チロォォォォォォ!!!!
[獣が如き咆哮をあげながら、シシーのすべてを吸わんと]
―Public/Boutique―
……うん、許可したよ。
[空中を自在に浮遊する“目”に視覚情報の基点を移行し、ドレスを纏った自分の姿を外部視点から眺める]
……きれいだね。お姫様みたいな感じ?
……私の口座からで、買えるかなぁ。どう考えても、経費じゃ落ちないし。
[レースとフリルで飾られた袖や胸元は優雅でいて魅惑的。背中から腰にかけてのラインはすらりとした造形がなされ、ドレープの重なるスカートと対照的だった。
一通り全身を眺めて満足し、元の視点に戻る。おずおずといった様子でマヌカンに尋ねた]
……えっと、お幾らくらいになるのかな?
[答えようとしたマヌカンが微笑んだ瞬間、ザザッという雑音が聞こえた。空間が一瞬だけ歪み、テクスチャが入り混じる]
『──WARNING,WARNING──』
『──WARNING,WARNING──』『──WARNING,WARNING──』
……え? 何、どうしたの――
[その声に答えるものは無く、マヌカンは微笑みを顔に貼り付けたまま硬直するだけだった]
……えっと、お幾らくらいになるのかな?
[答えようとしたマヌカンが微笑んだ瞬間、ザザッという雑音が聞こえた。空間が一瞬だけ歪み、テクスチャが入り混じる]
『──WARNING,WARNING──』
『──WARNING,WARNING──』
『──WARNING,WARNING──』
……え? 何、どうしたの――
[その声に答えるものは無く、マヌカンは微笑みを顔に貼り付けたまま硬直するだけだった]
私のことは
[白くなった唇が、言葉を紡ぐ]
Blossomと呼んで──。
[謳うように]
さようなら……生きている事を願うわ。
[両目を開くと、シシーの眼球がぽろりと零れ落ちた。]
[着物が朽ち、手がすっと消える──。]
[メルトダウンを起こし、周囲が*白く染まった*]
[シシーの”最期”の姿。それは彼の中に
映像としてしっかりと焼き付けられた。]
ふぅ…ふぅ………ふぅ。
[体内に確かな力の鼓動。ついに]
フハハハハ…ハハハハハハ……ハハハハハハハハ!!
[高笑い]
[何に対してかも不明な警告のメッセージは始まった時と同様、唐突に消えた。だが空間に時折り走るノイズが、発信者の存在を示し続けていた]
……何だったのかな。
……ううん、何なのかな。
ねぇ、貴女、大丈夫?
[マヌカンに呼びかけたものの、何ら反応は返ってこなかった]
……大丈夫じゃないみたいだねぇ。
……どうしよう。
[LutherはTwinsの防御壁で、Seciliaからさいごに放出された意味なき01のData渦を防ぐ。手元に、Seciliaのものと思しき、左目が転がってきた。右目は見当たらない。
Lutherは、それを拾い上げる。]
[セシリアが消失した時のデータを収集すると共に自らへの影響をカットするべく軽く左手を横に振るった。]
決着はついたみたいね…さて、どういう反応をしてくるのか…]
[電脳世界のすべてへ向けて、電気信号。]
──WARNING,WARNING──
──WARNING,WARNING──
──WARNING,WARNING──
[信号に添付されているのは、シシーの”最期”の映像]
―諸君、私は失われた天才・C.Williamsの遺志を継ぐものである。
貴殿らの認めなかった天才は、皆に復讐の刃を向けるッ!
天才は、誰もが不正に侵入できなかった空間への”綻び”を見つけた。
その”綻び”の修復は、一日千秋では不可能ッ!
そこへ、強大な圧力をかけると全電脳世界が歪み、
前人未到の地への道が開けることを弾き出したッ!
その歪みの副次的影響は計算外である。
貴殿らにとって、どんな不都合が生じるかは天才の考えにはないッ!
これは、全電脳世界への天才の挑戦であるッ!
すでに私は、圧力となり得る道具を手に入れた。
単体では難しいかもしれぬが、天才の頭脳は、
この道具の力を増幅する思考へとすでに至っている。
決行まで僅かばかりの時間を与えようッ!
天才の野望を打ち砕かんとする愚か者は、
UNDER/Point:South-Poleまで来られたし。
繰り返す、UNDER/Point:South-Poleだッ!
そこに、天才が発見した”綻び”が存在するッ!
以上。天才からの犯行声明文である。―
[UNDER/Point:South-Poleへと空間転移。]
―UNDER/Point:South-Pole―
[Point:South-Poleの上空に、ぽっかりと穴が開いている。
それは空間にできた穴。”綻び”である。]
フハハハハハハハハハ!やっと…やっとだッ!!
やっと、私という存在の終着点に辿りついたッ!!
[高らかに*笑う*]
いよいよ、天才の大願を成就させる時がきた。
しかしなぜだ?猶予を与えることは、天才の計算外だ。
どうしたのだ?どうしてしまったのだ?
冒涜的な映像を使いますね。
貴方が扱っていいような映像でもないように思えますが。
[Lutherは、帽子の鍔を引き、
出来た影の中からHubertを見据える。]
【父は、何故このような事を望んだのでしょうか。】
[片頬を緩ませ、
犯行声明のDataをscanし受け取る。
Seciliaの眼球が二つ転がり落ち、真っ白い闇に包まれるまでが克明な映像として添付されている。]
[手の中で、Seciliaの左目を解放するように。]
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