情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[ネリーは戻ってきたステラに一人で応対させたことを詫びた]
ごめんね…ちょっと接続してる身体のほうに問題が出て、対応できなかったの…。
あんまり芳しい成果も得られなかったよね…ホントごめんなさい。
それにしても、さっきの消えちゃった男って何なんだろうね…。
『破壊される』っていう言葉を使うならわかるんだけど、『死んじゃう』って言葉を使ってるのが謎かなぁ…。
この世界は破壊されることはあっても死ぬという概念はないって思ってたから…。
私も特に行くあてがないんだけど、ステラはどうする…?
連絡先はお互いに知らせあってるから、分かれて行動するもよし、一緒に歩くのもいいと思うよ。
ステラにお任せするねー。
[俯いて、耳元のピアスを探りながら]
優秀な生徒は一人だけ、スクールのシステム運営の為に、卒業してもMamの家に残る事が出来る。
私はその一人になるって決めてる…。
[Jackの姿をしたGeneの同級生…Sheilaの近くを、何処からとも無く千切れたステンレスの鎖の様な、綺羅綺羅光る金属片が降り注ぐ。
Sheilaは一見ピアス以外は何も装備していない様に見える。が、片腕でレースカーテンを掻き分ける様に払っただけで──…降り注ぐ金属片は、まるでGeneのドリルに破壊された様に、クリスタルが弾ける音を立てて粉々になった。GeneがSP_Queen_Pallasと言うSheilaをベースにした装備を所有していた様に、SheilaもまたGeneの攻撃能力をベースにした防御機能を装備していた。
──…二人はスクールの中で唯一秘密を分け合い、時にシンクロする事もある…──同級生なのだ。]
[Geneの幻影がSheilaの周囲に見える様だ。
SheilaはJackの姿のまま目を細め、Geneの事を考える。他に何かウィルスや敵対する何かが来る可能性については、今はあまり考えて居ない。多分、Auto Defenseだけで大抵のものはどうにかなるだろう。今、周囲は静かだ。]
Geneはずっと外へ出たがってたわ。
私とシンクロして意識を重ねて、溶けて一体になる恍惚感を味わってる時でさえ、何処かに行きたいと願っていて…。
私はそれが悔しいから、わざと彼女を突き放した。
Underでmemeto moriと出会って、あのハーヴェイと言う研究者と出会って。何を体験し彼女がどう変わったのか、話を聞いたって私には分からない。
子どもっぽい嫉妬だと誰かが聞いたら笑う?
[Geneを養子にとスクールから救いだした、ハンサムと言うには造作が濃くて、でも声はオペラ歌手並に格好良いと言うハーヴェイの顔を思い浮かべる。]
──…私は。
Geneみたいには、きっと。
他者と関わって血を流す生き方は出来ないんだ。
だから、王子様なんていらないわ。
本質的に、真っ白な堀の向う側へ行く必要も無い。
私は、MamのJackを私の物にして…そしてMamに成り代われればそれで。
──…あぁ、嫌だ!
また、ウェンディなのね。
授業中に具合が悪いとか言って、アナタが寮に戻った所為で、クラブのJackがルーティーンの業務から外れちゃったじゃない!
私は、4人のJackすべての動きを確認した上で、隙間を縫って此処に来てるってのに。私が部屋に大人しく居ない事がばれちゃう。戻らなきゃ。
何もしてないのに、一旦戻らなきゃ。
あぁ、鬱陶しいコだわ。
時間が無いってなんて嫌らしいんでしょ。
[次に、先刻外したふわふわの兎の耳を地面に投げつけようとして、留まる。丸めた兎耳の上に即興でSheilaはプログラムを書く。]
私の代りに遊んでて。
誰か──memeto moriに関わり得るAIを見つけて来てよ。
[兎の耳の飾りは、小さな毬玉の様な白兎の姿に変化した。兎は何処かへ走り出して行く──。]
[Sheilaは再び耳元を押さえ、くるりと身体を反転。
足元に現れたぽっかりとした黒い穴に踊る様にして、Jackの身体を滑り込ませて元の接続領域へと、*彼女は戻る*。]
─Under…→Public…→Her room─
──WARNING,WARNING──
──WARNING,WARNING──
──WARNING,WARNING──
[*響く*]
─Under─
[白兎と言うより、ふわふわの毛玉の様なソレは、クルクルと回転しながらグリッドの向う側へと──…。
外見に似合わぬ速度で探索移動を始める。
────警告音が更に遠くで*聞こえたかもしれない*。]
―public/library―
[よれよれの白いタンクトップ(正確には袖が千切れたTシャツ)に、足の付け根までしかないような色落ちたジーパン(端からはこれまた千切れたのか繊維がかなり飛び出ている)、そして視界を覆う大きなサングラス。
そんな出で立ちの女性の小言はまだ続く]
お陰で変なおじーさんに絡まれたじゃない!
なーにがこれ持ってないと捕まっちゃう、よ。
ちゃっちい視覚情報変換機器のくせに。
[サングラスを手に取り、苦虫を噛み潰したような顔で吐き捨てる。
そのサングラスを通して見ると、
現実世界(あちら)の薄汚れた町並みも、埃一つない清潔で明るい物に見える。
電脳世界(こちら)では…さしたる意味はないようだが。]
ちょっと見ないやつだからって馬鹿にして!
これもあいつの用意したのが古臭いから!いけないのよ!!
[空いている手を握り締めわなわなと震わせる。
ちなみに、「昔」彼女はこういったラフな服装を好んでよく着ていた。]
[と、不意に何か、聴覚信号?が駆け抜けていった。
ヒューバートの発した”声明”である。]
…。
誰?
[誰に尋ねるでもなく独り言つ。
図書館の入り口方向から流れてきたような気がして、そちらを向いた。
しばらく凝視していたが]
「 検索 ガ 終了 シマシタ 」
[右腕から機械音声。
顔をぱっと明るくし、右腕を持ち上げた。
右腕に取り付けられた機械の画面に、先ほどの音声と同じ文字が表示されている。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新