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― コンサート>>131 ―
[第三楽章の最後の一音を弾き終えて。
鍵盤から、指を離して荒く息をつく。
半年間、大変だったんだからな。いまさらこんなに楽譜と向き合う羽目になるなんて。
僕にこの曲を強請った人が、目をつむって、音の余韻に浸ってるのを、じっと見て。]
……
[その瞳を開いた頃合いで、立ち上がって、一礼。
―――そして、もう一度、鍵盤に、触れた。
なんで、プレゼントじゃなくて、わざわざコンサートの招待状なんか作ったのか。
コンサートは一曲じゃ成り立たなくて、自分だけが無茶を言うのは好きじゃないからだよ。
だから、僕も。リカに一番似合うと思う曲を押し付けよう。
"Pleiades Dance["**]
どっちにしても、寂しいよね。
[最初にむなしいと感じたのはその変か]
特別じゃなかったから、引っ張り回せたんだと思いたいな。
だって、特別だった強固にも、もと彼にも、なにも言わずに死んじゃったんだから。
特別になってしまったから、
何も言えなくなってしまった
……と、俺は思いたい。かな。
特別でない人を振り回して、
何もなかったけど一緒に一晩泊まるとかは
する人である方が切ないかも知れないなって。
どちらにせよ。サヤの言うとおり
寂しいなあ、と、思うよ。*
そろそろ、ケーキ会にいく?
[気分を取り直して。一緒にアリスのケーキをかってから鍵谷家にいくことになっている]
わたしは、イチゴがいいなー。
[とか言ってるが、すでに予約はされているはず**]
そうだな、そろそろ買って家に行こう。
[と。勿体ぶるが真実はといいますと
クリスマスだしスタンダードなイチゴのケーキである
洋菓子のアリスに予約の紙と引き換えに
ケーキの箱を渡され
外を見れば夕空に染まりかけ
昼とはまた違った色合いでイルミネーションは瞬く
そのなかを。君と手を繋いで歩こうか
吐く息は白さを増しても
頬の赤みは、消えぬまま**]
めっちゃ美味かった。
ごちそうさま。
[と手を合わせて梨花に向かって頭を下げる。食べ終わると梨花が傍に寄ってきて、どうしたんだろうと首を傾げていると、突然のパナップ。
きっと梨花はわかってる。
パナップは俺を釣るのに最適な餌だと。上目遣いでこちらを見つめる梨花が色っぽい。
ふるふると首を横に振って。]
一緒にパナップチャレンジ
するか.........
[片付けをするのなら手伝おうと申し出て。
でも、なぜかそうしたくなったから。
体育座りで俯き気味の梨花の頬を指で撫でて、微笑んでみせよう。]*
[もしこの曲を、ミステリアスかと問われたら。
私はそうは思わない。と、返すだろう。
ただ、寂しくて、頼りない、自分を見付けられないでいる人の曲に聞こえたというでしょう。
じっと曲を奏でるエディ・レイを見詰めて。
最後の一音が響いて、静寂が辺りを支配したら。
私は微笑んで拍手した。
昔を懐かしむような笑みを浮かべて、拍手した。]
……ありがとう。エディ・レイ。
[でもね。
今はもう違うんだ。
あの時の私とはもう違う。
私は満たされていて。答えそのものは持っていないけれど……
一緒に答えを探したいと思える人が、側に居るから。
だからもう、寂しくない。
そんな気持ちを込めて、にっこりと微笑んだ。]
片付けは、食洗器あるから大丈夫だよ。
下にはお母さんも居るし。
パナップ持ってくるね。
[微笑んで。食器をお盆に乗せると、水差しとグラスだけ残して部屋を出た。
階段を降りる音が続いて、暫く経ってから、パナップを2つと、木のスプーンを持って戻ってくる。]
私ねぇ。アイスはお店でくれる木のスプーンで食べるのが好きなんだぁ。
はい。凪沙、どっちにする?
[苺味と葡萄味。選んでもらって。残りが私の。
蓋をめくるとそこには……
表:はーと 裏:スマイル +表+]
あ!スマイルだ!!
わー。久しぶりにパナップ食べるけど、私初めて見たよ!!
すごいすごい!!
[そんな風にはしゃいで、凪沙のアイスも覗き込んだでしょう。*]
──誕生日>>93──
24時までって、それじゃ泊ま、……
[普通に返しかけて。
あっとなり、途端に何かを想像したかのように真っ赤になると、目を逸らした。
彼の意地悪は的確に効いたということだ。
しかし以前の自分なら、夜に男性の一人暮らしの家に上がろうだなんて、高校生の間にするとは思わなかったに違いない。
恋人の威力とは恐ろしい。
何より、彼だからなのだろうけれど。]
……、
[エレベーターの中では、
前の会話を引きずってか、背をたたかれると安堵より胸の高鳴りが上回ってしまい。
俯いていたのは、実は恐怖心よりそちらが主だったとは、言えるはずもなかった。]
[展望台では、距離が離れて少しホッとする。
あのまま引っ付いているのは危険だ。
人混みはそこまでではなかったから、あまり周りは気にすることなく景色を楽しめる。
手を繋いで、きょろきょろと眺めて。]
ああ、そうだな。
あれが多分美術館で──……
[共にはしゃいでくれるエディ。
気持ちに寄り添ってくれるのが、嬉しい。
彼と共にいると、時々、自分はこんなにも話し好きで表情豊かだったのかと、子供っぽくもあったのかと思うことがある。
それは全部、この人の優しさのおかげだ。
最後は景色よりもエディを見つめて。
ありがとう、と呟いた。*]
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