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[お盆に2人分のカレーを載せたら、部屋に戻ろう。
ビーフカレーは丁寧に玉葱を炒めて。
具材は玉葱とお肉だけのシンプルな味わい。
飴色に炒めた玉葱が、ほんのり甘いだろう。
レタスを千切ったサラダには、人参をすりおろした手作りドレッシングをかけて。
それから水差しに、冷えたミネラルウォーターを入れて、ガラスのコップを2つ。
部屋に入ったら、凪沙の前にカレーとサラダとお水を並べよう。シンプルなお昼ご飯。特別な日のお昼ご飯。
一緒に食べようって。笑いかけた。]
はーい梨花
誕生日おめっとー
可愛いのは沙也加や美咲がくれるだろうし、特別なものはカレにもらえるだろうし、あたしからは要るものにした
健康でも美容でも使って?
家族ででもいいしさ
[というわけで選んだのは、家電系。
http://urx.blue/WxhO **]
― だいぶ先だけどエディの ―
[選ぶなら。
ちゃんと意味があるもので。
健康とか気遣っているぽい美咲にも納得してもらえるもので。]
そういうわけで、あたしからはこれ
日本の文化、じゃなく東洋って感じだけどそれはごめん
本当にいいものだから、美咲に見てもらいながら使ってよ
[……で。
なおかつ、彼の西洋視点から見てできるだけクレイジーなものにしようと。
というわけで選ばれたのは、【 http://urx.blue/k1dW 】である。**]
[繋いだ手を見詰めながら、指先で、彼の手を撫でた。]
嬉しいな。
あなたも、私と一緒の時間を望んでくれるのが。
とても、嬉しい。
ありがと。
[顔を上げると、凪沙を見詰めて微笑んで。
ラテアートは気になったから、一緒に行ってみようとか。行く場所がなければ、ぶらぶら散歩するだけでもいいしって。
2人で一緒に、並んで歩こう?*]
……そうか?
mindを貰うには、い…ずっと掛かると思うから。
少なくともそれまでは隣に居させて貰うつもりだった。
[>>@393 言い掛けた言葉はもっと大切な時に言おう、と思って今はやめることにした。自分をあげたとしても、mindを受け取るまでずっと隣に図々しくいるのであれば…別に変わらないと思う。
こうして抱きしめることの出来る幸せを改めて認識しながら。]
……そうだ、それなら僕からも一つ、今お願いしてもいいかな。
[と、腕の中の君に問いかけようか*]
― カスミからのプレゼント>>41 ―
[プレゼントはその場で開けてみる派。
ゆっくり包装を剥がして、でてきたのは]
……リフレクソロジーボード?
いや、存在は知ってるけど……これは東洋式なのか。
[むむむ、と唸る。
ヨーロッパにも足裏マッサージはある。受けたことないけど。]
うん、ミサキに聞いてみる。
ありがとうね、カスミ。
[包みを戻して、笑顔。
後日、部屋の隅にボードが置かれて、平然と踏んでいたとか。**]
── エディ・レイへのプレゼント ──
[色々聞いて、悩みに悩んで。
最後の決め手はどうしても好き嫌いがあったと思うけれど。
多分時間としては、私の誕生日の後、エディ・レイの誕生日の前、3日間のどこかで、エディ・レイにピアノを弾いてもらった後だろう。
渡したCDはドビュッシー。
https://www.youtube.com/watch?...]
『月の光』
あなたに似合うと思って。
本当は辻井伸行さんの音の方が好きなんだけど、売り切れてた。
こっちのCDだと、『小さな黒人』とかも入ってて、あなたの明るい雰囲気に合うかなって。
最初に思い浮かんだのは『月光』だったけど、改めて聞いてみると、第三楽章がどうしてもイメージに合わなくて。
色々聞いてストリーミングで流してる内に、この曲に出会って、あ、これだって思った。
キラキラと輝く音の粒が、あなたに似合うと思ったの。
[自分の中の、エディ・レイのイメージ。
気に入らないといわれても返品は受け付けません。
やはり、初めて話した林間学校の印象は強烈で。
自分の中で彼は、苦悩や激情を内に秘めていたとしても、キラキラと光り輝く眩しい人だったから。
太陽のようにギラギラとではなく。
見る人にそっと勇気を与える月の光のように、キラキラと。
音のイメージを追求するなら、辻井伸行さんの音を聞いて欲しい。
https://www.youtube.com/watch?...
曲目だけを挙げるなら、『月の光』を、私の解とした。*]
― リカへのプレゼント ―
へい、リカ。これ。
[リカの誕生日の少し前。学校で、一通の飾り封筒をリカに差し出す。
中身はコンサートの招待状だ。
主催僕主演僕。観客は……ひとりになるのかふたりになるのかはたまた三人か。
封筒の中には一応二枚、入れておいたけど。どう使うのかは任せよう。]
半年、トレーニングでひどい目にあったんだから。
きちんと聴きに来てよね。
[学校で、ってわけにもいかない。さすがにあんな曲を前座含めて弾いてると怒られる。
自宅の住所を記した招待状に、さてこのひとはどんな顔をするんだろう。*]
[1つだけ気になって質問。]
ドレスコードは、あるのかしら?
[学生だから、学校帰りなら制服で良いのかな。]
もちろん。必ず行くわ。
[そう、頷いて。]
[もらったチケットは2枚だったから。
口元に封筒を当てて、少しだけ考える。
でもすぐに結論は出た。]
みーさき♪
私とデートしない?
私の初めてのコンサートを、一緒に聞いて欲しいの。
主催、主演、エディ・レイ。
観客は2人だけの、特別なコンサートだよ?
[そう言って美咲に、微笑みかけただろう。*]
― リカへのプレゼント>>53 ―
[ふわりと笑うリカに、笑みが少し零れる。
前に比べて、だいぶ柔らかくなったなと感じるし。
―――うん、ナギ―には、やっぱり海水浴の時ブーメランを履かせるべきだった。]
ドレスコード?
……考えてなかったな。
[別に制服でも私服でもいいんだけどさ。
でも、弾く曲は、僕にしては珍しくクラシックなわけだし、うーん。]
Please come in formal attire.
[笑っておこう。さてどんな服装でやってくるのかな。*]
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