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― ミサキの誕生日>>130 ―
[ゆっくりと、食事を楽しんで。
結局戯れながらだったから、たっぷり時間がかかってしまったのだけれど、その分たくさん笑顔を浮かべて。]
ケーキ、持ってくるね。
[最初のデートで連れて行ってもらったカフェで、テイクアウトしてきた小さなホールケーキ。
近場で見つけた美味しいケーキ屋さんと悩んだけれど、こっちのほうがいいかって。]
あと、これ。プレゼント。
[切り分けて、ケーキの皿と一緒に細長い包みをミサキの前に。
中には細いチェーンネックレスと、シンプルなピンキーリング。
凛としたこの人には、シンプルなものが似合うって、思ったのと。
……うん、リングが、贈りたかったんだ*]
──誕生日>>135──
[結局お皿は綺麗に空になったろう。
煮込み料理もいいな、今度は圧力鍋をここに持ち込もうかなんて考えながら。
本当に美味しかったとエディにお礼を伝える。
とても満たされた心地だった。
そうして、次に運ばれてきたケーキは。]
あれ、このケーキ……あのお店の?
[アリスのものではない。
箱を見てか、ケーキのデザインからか、あの美術館デートの日に行った店のものだと気づく。
わざわざ買ってきてくれたこと。
その店を選んでくれたこと、──あの日のデートは、別れ際を含め、今では大切な記憶で。
過去と今の想いが重なり、胸が熱くなる。]
ありがとう、エディ。
開けてみてもいいかな。
[そっと、そっと。
細長い箱を開けていく。]
……あっ、
[指輪だった。
小さめだから、小指用だろうと分かる。
じっと見つめてから、ふわりと笑みを溢す。
箱から取り出して胸元に抱いた。]
ありがとう、……嬉しい。
[少し声が震えた。
小指用だとしても。
指輪を贈ってくれるなんて。
そこにW特別Wをなによりも感じて。]
エディ、これ、今つけてくれる?
[お願い、と。*]
― ミサキの誕生日>>136 ―
うん、あのデートはやっぱり思い出深いから。
[こうやって付き合いだす前。まだお互いを知るためのころ。
だけど、今考えれば。もうあの頃からミサキに惹かれていたんだなってわかるデート。
二人で最初に迎える誕生日なら、やっぱりこの店のがいいなって。]
もちろん。つけてもらうために用意したんだからさ。
[開けていいかと問う人に、こくり頷いて。
その様子を、じっと見ていた。
ふわり浮かんだ笑みに、息を漏らして。喜んでくれたみたいで、よかった、と。]
もちろん。
一応いつでもつけられるようにネックレスもつけたけど……
いまは、こっちでいい?
[その左手を、とって。
特別なひとの、指に、それを、ゆっくりゆっくり。
ちょっと指が隣なのが残念だな、って思ったのは、秘密*]
― 流れ星を作ろう >>131 >>132 ―
[初めは彼が何を言っているのかさっぱり分からなくて。
でも彼を手伝うのに頭が理解不能で拒否していたら成り立たないので、頑張って耳を傾けていたら少しずつ内容が見えてきて]
あ…わかってきた
うん、流れ星っぽく見える
[とりあえず10cm角のお試し版を作ってみて…
回転盤を回してみれば、確かにスリットの隙間から漏れる光がアニメーションのように動くのがわかる。
よくこんなのできたなぁと思うものの。]
これの大きいのって
……どうやって回そう?
人力だと一定は難しくない?
[なんて疑問。]
[ペンを取り、大元の設計図に書き加え。
回転盤の中心…試作で言えば画鋲の部分が端に来るような細い楕円を描き、もう片方を余白のほうへ。]
モーターとかで別の回転軸を作って、ベルトで繋げたら回転盤自動で回せないかなぁ
[実現可能かは知らないけれど。
何かしら彼の扶けになればいいなと。**]
──8/2 美咲と>>123──
そっかー。ならよかった。
[そう言う美咲に、春先にあった緊張感はなかった。一緒にいて幸せだというのなら、それは本物なのだろう。
むしろ、いつものお節介焼きが出てきているくらいだから、前向きなのだと言っていい]
ご飯もつくってるんだね。じゃあ、そのカップも使ってあげてよ。
[そう提案して]
で、レイのどこに惹かれたの?
[どちらかというと、レイの押しに美咲が負けたのではないかと予想しているのだけれど、本人は気がついているだろうか。
ちなみに、美咲から沙也加に何か聞かない限り自分のことは口にしないでしょう**]
──文化祭の準備──
そうだ、魚住くん。
[ちょうど近くにいた時に、魚住へ。]
パネルと例大祭の時の写真、ありがとう。
エディと一緒に見させてもらった。
[もう多分一緒にパネルに貼った後かな。
パネルも写真ももちろん嬉しかったが、なぜプリントせずに白紙を選んだのか──予想できる意図が何より彼らしいと感じたから。
楽しかったよ、と伝えよう。]
──文化祭の準備──
そういえば、BGMとかはどうする?
プラネタリウムって良く流れてるけれど。
[ふと思いついて。]
うちのスピーカーで良ければ持ってくるよ。
スマホを繋げば良いやつだから。
どんな曲が良いだろうな。
[みんなから意見はあるだろうか。
エディはどうかな、とそちらも見つつ。
特に希望がなければ、家にある癒しの音楽集でも持ってくるよ、と付け加えた。**]
― 文化祭の準備 ―
うちに使わなくなったスマホがあるから
それでもよければ使う?
音楽それなりに入ってるし、
まだ容量あるから好きなの入れるよ
[美咲さんのBGMの提案に答えてみた。**]
ー 文化祭の準備中 ー
BGM?
リカやみんなが、この星空にどんなイメージを持ってほしいと思ってるかで変わると思うよ。
なにもイメージないなら"songbird"とか"In your Dreams"を小さく流しておけばいいと思うけど……
[さて。
この夜空に……あの日見た流星に、みんなはどんなイメージを、乗せたいのだろう。*]
ー 流れ星を作ろう ー
確かに人力で速度が上がったり下がったりするのはアレだよなぁ。
[>>141>>142 うーん、と首を傾げて考えていたが。回転軸を外にする、という発想に着想を得る。]
ターンテーブルならぬターンハンガーみたいなのを作って上から吊り下げるのもするとかかな。
吊り下げにも、固定にも磁石使って。外からスイッチを押したら数回転することにすれば良い感じに回るんじゃないか…?
[新しいことを、やったことのないことを考えるのはワクワクするし、のめり込む。
図面を引くなり、先ほど自分で入れた切れ込みを太くしたらどうなるかを試してみたり。
今度はスイッチどうするかとか回路図どうするかを書いてみたり、モーターどうしようかって考えたり。
考えた結果は…噛み砕きながら霞に説明しようとしただろうか*]
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