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[だから、ひとつひとつ、知っていこう。
まずは言葉で。それ以外でも。
一歩、距離を詰めて。耳まで真っ赤なひとの耳元に一言、投げかけよう。]
I wanna be exclusive with you.
―――僕も、ミサキが知りたいし、ミサキに知ってほしい。
だから、またデートしてくれたら、嬉しい、な。
[きゅっと、その手を両手で握って。
伏せた顔が前を向いてくれるまで、見つめていよう。*]
ー 例大祭の前 ー
まさか脳内の仮想の僕が役に立つ日がやってくるとはな…
[>>408 あったと言われれば、少々視線が真面目なものになっただろうが、それは自己解決したと聞けば苦笑へと切り替わっただろう。
対話は、他者と行うことで自分を見つめ直す行為であると考えているが、それは自問自答に近い形でも行いうるとは思う。
「あの人ならこう考えるだろうな」とか、こう聞いたらこう答えそうだとか。
どのような形であれ、自分にしっくりくるような…後悔のない結論が出たのであれば、それで良い。
それに、心からの笑みを浮かべることが出来る様になったみたいだから…今何か心配することは、ないと思って。]
…落ち着いたら、学食か何処かで近況報告でもし合わないか?
困ってはいないが…話せたら良いなと思っていることはあるから。
[君にも全くない訳ではないだろう?と言わんばかりに。すぐ右前の、男子の席でも見ようか*]
[梨花からの追加のLINEが早かったか、ピンポンが鳴るのが早かったか、できる限り急いで玄関へ]
わざわざ来てくれてありがと、梨花。
[びちゃびちゃなタオルを握って髪も顔も濡れた状態で出迎えた]
まあ、上がって。
[梨花が通れるように半身ずらした*]
── 真名の家で ──
[真っ赤に泣き腫らした目と、びしゃびしゃのタオル。
半身ずらしてくれた真名の家に上がって……
何も言えないよね。
真名に通してもらって、部屋に入ったら。
荷物を置いて。それから……
何にも言わずに真名を抱きしめた。
何か、上手な言葉が言えればいいのに。
言葉なんて、一つも浮かんでこなくて。
ただただぎゅっと、真名を抱きしめてた。*]
[生徒会長選挙の結果>>397には、別に驚きも何もなく。
受かって当然だろうと思っていたし、ミサキならどうにかするだろうし。]
これで少しは休んでくれればいいんだけどな。
[……まあ、何かあれば僕にはいってくれると思うし、ね。*]
[抱きしめられて慌てて]
梨花、わたし今濡れてるから、服濡れちゃうから!
[引き離そうとして、できなくて、手からするりと落ちた濡れタオルが床にべちゃっと落ちて。
ぎゅっと抱きついて梨花の胸に顔を埋めた]
やっと楽になったって、安堵する気持ちのほうが強いんだ。
もっと早く思いきれてたら、って思わなくもないけど。後はわたしの知らないところで幸せにでも不幸にでもなって欲しい。
[唇から吐き出された吐息はには、いろんな意味がこもっている*]
[強く抱きしめたから。
慌てる真名を離せなかった。
だって離したく無かったんだもの。
真名の顔が胸に埋まったら、そっとその髪を梳こう。]
そっか……。
うん。そっか……。
[それからしばらくそうして抱きしめて居て。]
[真名の手が、私を抱きしめる力が弱まったら。
少しだけそっと身体をずらして。]
……ねえ。
突然だけど、今日、泊まっても良いかな?
ダメ?
[なんて微笑んでおねだりしただろう。
OKしてくれれば、親との電話バトルを始めよう。*]
[ただ黙って頷いてくれるのが、ほんとにありがたくて、泊まっても良いか聞かれたらふたつ返事で]
うん、傍にいて。
一緒に取り留めのない話をして、夜を過ごして。
明日になったら、手を繋いで登校しよう。
[1晩過ぎれば熱も下がるだろうし、梨花が一緒なら再び学園に行くきっかけになるだろうと*]
[真名がお泊りをOKしてくれたから。
親に電話してバトルして。
娘を信用して!って黙らせて。
微笑んで、真名に向き直った。]
たくさんおしゃべりしよう。
うん。
……手を繋いで、登校しようね。
[にっこりと微笑んで。
たくさんたくさんおしゃべりした。
真名が聞いてくれたらなんでも答えて。
私のことだって恥ずかしい秘密だって全部教えちゃう。
そうして笑いながら、夜を過ごそう。
……ときどき涙があったって、側に居るから。
朝起きたら、昨日と同じシャツを着て、学校に行くだろう。*]
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