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── 二人の新しいスタート地点より ──
[出窓から入る陽射しが麗らかな春の日に。
二人の新居を片付ける。
パソコンは下手に触るの怖いから、桃君にお任せした。
二人の寝室を整えて。
ふかふかのベッドの上にはとんぼのぬいぐるみ。
サイドテーブルの上に、写真立てを並べて居たら、一緒に暮らす人から声がかかったの。]
もーもー君。
寝室は一通り片付いたよ。
休憩したくなったらどうぞー。
[そんな風に言いながら、リビングに顔を出せば。
大好きな人の姿が見えて。
今日からこの人と一緒に生活できるんだって、じんわりしたの。]
[ソファーに腰掛けると、ぽんぽんって隣を叩いて一緒に座ろうって催促して。
座ってくれたら、普段は私が膝枕してるけど……
今日は思い切って私も彼の膝にころんって寝転んだ。
下から見上げる桃君は、顎の線とかどんどん男らしくなっていくみたい。
手を伸ばして、そっと触れた。]
今日から二人だね。どうぞよろしくね。
[膝枕して見上げるあなたが恰好良くて。
この体勢が何だか恥ずかしくなってくる。
起き上がる前に一回だけ、ぎゅってぎゅってあなたを抱きしめた。*]
休憩するなら愛里ちゃんがいないとむーりー。
せっかくふたりで一緒なのに、離れてるのがやーだー。
[ぽすんとソファに腰掛けながら、笑って。
リビングにさしこむ日差しの中、その髪の毛に跳ねまわる光の粒を眩しく見つめて。
やっと、ずっと一緒にいられる、大事な人の頭を優しく撫でたんだ。
ころんって僕の膝に転がって、嬉しそうに微笑む恋人をね。]
へへ。くすぐったい。
[顎に伸ばされる手に、くすくす笑って。
おかえし、っていって頬をつついた。]
[ぎゅって抱きしめられる感触と重み。それがうれしくて、嬉しくて。
どうしよう、笑みがとまんない。]
今日から、ずっとふたりだね。
ずーっと、ずーっとよろしくね。大事な恋人さん。
[だから、起き上がったところをぎゅって、抱きしめて。
いっぱいキスしちゃえ。もう遠慮しない、僕を好きでいてくれるの、わかってるもの。*]
[起き上がると、抱き締めてくれて、たくさんのキスをくれるの。
どうして私の欲しい物が分かるのかしら?
私からもキスを返して、桃君を抱きしめて。
それからそっとその頬に両手を添えた。]
これからずっと。いくひさしく。
よろしくお願いします。
[微笑んで告げると。
そっと顔を寄せて口付ける。
自分から深い口付けをするのってどうすれば良いかよく分からないけれど。
下唇を食んでちゅって音を立てた。
唇を離すと恥ずかしかったから、こてんて額をくっつけて。染まった頬で、0距離のあなたに微笑んだ。*]
[きっと、キミの家にも、いつからか行くようになったと思うよ。
キミのお母様と、妹さんのことも、何処かで聞いて。きっとその時は、涙を流しちゃったんじゃないかな。
キミの成績が危ないときは、夏樹ちゃんにお願いしたりして。何とか卒業出来そうで、ホッとすることも何回かあっただろうね。]
[卒業式。
大親友の夏樹ちゃんは、MITに留学するらしくて。その輝く姿を、目に収めていたら私も少し泣いてしまいそう。でも、うん。彼女ともきっと、一生の付き合いになるって信じてるんだ。
夏樹ちゃんだけじゃない、クラスのみんな…この高校生活3年間は、本当に友達に恵まれて。
そして隣に、愛してるって。自信を持って言えるようになった人がいる。]
そうだね、お互い何とか大学生だね。
[陸上1本の人生を送るっていう選択肢も、あったけど。あくまで自己研鑽のためだから、続けはするけどきっとそれは自分のため。
咲き始めた桜を、眺めて。キミに振り向くんだ。]
[きっと、障害はまだ少ないとは言えないだろうね。お母さんは何だかんだで味方してくれると思うけど、お父さんは大学生のうちは…とか、言うと思うし。
でも、お父さんも。ユウ君のことをお母さんとかから聞いて認めつつあるみたいだし。
…きっと、大丈夫。だって今は自信を持って。]
好きだよ、ユウ君。
[そう、言えるのだから**]
[そっと頬に添えられた指先が熱くて。
いつ、何度みても見惚れる笑顔がきれいで。
告げられる言葉が、うれしくて。]
病めるときも健やかなるときも。
よろしくお願いします。
[そっと重ねられる唇。
軽く目を閉じて、それをたっぷり受け入れて。
こてん、って額のふれる音がすれば、そのまま。
深く深く、口づけるんだ。だめだよ、かわいすぎるよ僕の恋人。*]
[ 泣き笑いですがりつく彼女。
人生過ちはいくつもあるけれど、アメリカ行きの決断が正しいと実感できた。
あのとき、ダンスを誘う相手に夏樹を選んだときから――間違えないで来れたのだ。
だから、新たな道は当然―― ]
水泳自体は続けるけど、オリンピックはもういいよ
金メダリストももちろんビッグだけどね
俺、やっぱり夏樹と踊ったときのこと忘れられない
夏樹を好きになったあのときが俺の中でいちばんビッグなものだから――俺、ダンスでビッグになりたい
なんか素質ある気がするし、水泳の経験なにか活かせるかもだし……
それに、エンターテイメントなやつのほうがビッグだよな!
アメリカンドリームって感じするしさ
[ なんて笑う鷹には障害や壁は目に入らず、未来にはただ大空が広がっていた。* ]
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