1872 怪談短歌村5 〜夜の学校〜
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ぜんいんあつまったみたいだよ。
さあ、はなしあいだ!
どうやらこのなかには、むらびとが1にん、じんろーが1にん、やみしゅごが3にんいるみたい。
( 0 ) 2018/07/29(日) 24:00:00 《2018/07/30(月) 00:00:00》
ひとつ、ふたつ 星の落ちる夜に、
願いごとの代わりに 怪談短歌を綴ってください ──
( #0 ) 2018/07/30(月) 00:00:59
天の川 見上げてつなぐ 君の手は
今も小さく 濡れて冷たい
( 1 ) 2018/07/30(月) 00:20:03
感謝して 残さず食べよう
給食のおばさん とてもおいしかったよ
( 2 ) 2018/07/30(月) 09:22:54
見んミンと 鳴くセミの声 遠い夏
死んだ子かなカナ 今も憑くツク
( 3 ) 2018/07/30(月) 13:03:45
亡き猫を ミケやミケやと 今も呼ぶ
あの縁側の下の 曾祖母
( 4 ) 2018/07/30(月) 20:20:00
通販で 買った河童が 赤かった
絵の具塗ったら スネ毛が生えた
( 5 ) 2018/07/30(月) 21:23:22
釣り上げた魚の口がパクパクと
「みごとに釣られた。つぎはおまえな。」
( 6 ) 2018/07/30(月) 23:24:54
夜の道 気配感じて 振り向けば
足音だけが 追い越して行く
( 7 ) 2018/07/30(月) 23:33:25
愛しいと抱いた赤子の柔らかく
崩れた頬がほろほろと落つ
( 8 ) 2018/07/30(月) 23:50:30
>>6
足指に 戯れるかな クモの糸
愛撫にも似て 魚信にも似て
( 9 ) 2018/07/30(月) 23:50:50
>>2
骨身にも染みる子供の愛らしさ
明日は私の出汁入りスープ
( 10 ) 2018/07/30(月) 23:52:17
雨樋を 洗い繕う 台風過
詰まりは泥と 枯れ葉と 目玉
( 11 ) 2018/07/30(月) 23:55:15
廃校の 前に停まりし 白いバス
駆け出す子らの 音なき笑顔
( 12 ) 2018/07/31(火) 00:36:20
ドーナツの 穴だけ残して 食べ終えて
無限のそこへ 落ちてゆく君
( 13 ) 2018/07/31(火) 01:19:03
( 14 ) 2018/07/31(火) 07:48:47
神隠し
なな不思議の"伍"
「屋上で 星墜ちる夜へ 綴じ籠められた」
( 15 ) 2018/07/31(火) 17:48:25
久しぶり 別れた彼女を 見かけたよ
盆踊りの夜 空に浮かんで
( 16 ) 2018/07/31(火) 19:33:10
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