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「ならば後で儂と差しで勝負するかね」
[不意に目の前からそんな言葉が振ってくる。
先程声をかけた仲介人だ]
「儂に用があるのだろう?
先ずは儂を楽しませてくれ」
は? だが、賭ける金は…。
「金の話は後だ。
これが終わるまで待っておれ」
[一方的に話を進め、テーブルへと向き直る仲介人。
彼の意識はしばらくの間ゲームに向いたままだった]
……………
「待つしかないね、話は聞かなきゃならないし」
[納得行かない、と言う表情のリルを横目に、ドライが諦めた様子で呟いた**]
更新時間が24時間延長されました。
[最低額故に当たっても外れても気楽でいられる。
これで嵌ってしまうと徐々に金額を大きくしてしまうのだろうな、とチップを賭けながら苦笑した]
[賭けるのは配当2倍のものばかり。
その勝率は79%と言ったところだった*]
[視線がどろりとする。
サングラスのお陰でそのいろは遮られてはいたものの。
辺りの空気は熱い、静かでも底で欲望が、片方は略奪者として片方は獲物として/時には目まぐるしく逆転し移り変わる/熱狂の渦だ]
(なんだか……少し……)
[束の間、掌の内で視線が揺れる。
それを握りつぶすように、手を握り、額から離す。
これが欲望の都市というもの、我欲の剥き出しに似る。
勿論それは一側面であり、他の側面で言えば、ゲームへの熱中、享楽に身を委ねるがまま、楽しきもの]
……
[そうして、再びテーブルを見遣り、やがて別場へ移動する>>64だろう**]
─ カジノ・ハイレートエリア ─
[しばらくして、満足したのか仲介人がクラップスの席を立った。
見物していたリル達の下へとやってくる]
「待たせたな。
それで、何を聞きたいんだったかね?」
…この、梟の人形を。
[やっとか、と言う表情を隠しもせずに出し、端末にある梟人形の画像を仲介人へと見せた。
それを見た瞬間、仲介人の表情は商人のものへと変わる]
「ほうほう、これは5年前に作られたものだね。
んん? これは……」
心当たりがあるのか?
[画像を見ただけで年代を当てたことに驚きつつ、反応を見て問いを投げかけた]
「ふむ、ではその情報を賭けて勝負するとしよう」
またか!
「なぁに、悪い話ではないぞ。
君が勝てば情報を渡そう。
儂が勝ったら商品を買ってもらうぞ」
[どこが悪い話では無いのか。
そんな文句はあったが、勝負としては成り立つのだろう]
……分かった、何で勝負するんだ?
[カジノにいる連中はどうしてこうも勝負したがるのか。
荒事になるよりは余程良いが、連続すると辟易してくる。
呆れつつ方法を問えば、仲介人はにんまりと笑った]
「先程のクラップスだ。
あれは2人での勝負も可能でな」
[先攻後攻を決め、交互に6面ダイスを2つ振るとの事。
基本ルールは通常のクラップスと同じで、先攻が一番最初に振るロール(カムアウトロール)で7・11が出ればナチュラルとなり先攻シューターの勝ち、2・3・12が出れば負けと言うもの。
それ以外の出目はポイントとなり、次の手番の勝利条件となる。
ポイントが発生した場合は後攻シューターの手番となり、ポイントを出せば勝ち、7が出れば負けとなる。
それ以外の出目の場合は再び先攻シューターへと手番が回り、以降は7が出るまで振り合い勝敗をつける、と言った具合だ]
「ルールは然して難しくはあるまい?」
1発勝負か?
「ふむ、そうだな…。
先に2勝した方を勝ちとしようか」
分かった。
[ルールを了承し、ハイレートエリアの空きスペースで勝負をすることになった。
それを見物に来る者達もいるだろう。
ダイスを振るのは長方形の箱のようなコンパクトなスペース(ロールスペース)。
振る時は自分の対面にある壁にぶつけることが一つのルールとのこと]
「君の先攻で構わんぞ」
それはどーも。
[ロールスペースを挟み仲介人を前にして座る。
宙に放られたダイスをキャッチし、一つ深呼吸をした*]
…ちげぇよ……我慢なんか……
……き、もちわる…
[泣け。リルの言葉に否定を示すも、
その言葉を切欠に、どんどん、ごちゃごちゃの感情が、まとまっていく。
5年分。振り向かないようにし、抱かないようにしていた。
自分で、気付いていなかった。]
[泣いてくれ。リルの言葉に、男は、気付く。]
……そ…うだ、俺
[自嘲気味に、笑う、気配。]
泣いてねぇや。
[何か、蓋が外れたように、笑う。
ひたすらに、ただひたすらに笑う気配までリルに伝わるかはわからない。]
─ ルーレット ─
[席についてしまうと立ったままのヴェスの姿は見辛くなる。
彼が直ぐ後ろ等にいれば尚更のこと。
だがその前、キャッシュの話をしている時、ふいに表情が変わる>>76のを見た。
気になりはしたものの、席が空いたためにそこへと滑り込んだのだ。
一度目のベットの後、ヴェスを見遣れば手で顔を覆っているよう]
(……何か刺激されたか?)
[手の奥、サングラスに覆われた瞳の様子>>77は見えない。
しばしルーレットに参加した後、もう一度ヴェスを見た時は既に手は離れていた。
ひとまずは大丈夫そうだと判じ、その後もルーレットへと参加して]
何とか勝ち越せたらしい。
[勝率はまぁまぁだったが、途中多めに賭けた分で負けたため、最終結果は借りた分からやや多い、程度。
配当2倍のみでの賭けとしていたため、大きく勝つことはなかった。
それでも増えれば多少は嬉しいもの。
チップをキャッシュへと戻し、得た分を全てヴェスへと返した*]
[ひたすら、笑って。なんで、笑っているかも分からず。
やがて、]
………悪い…
…ちょっと……き…ってくれ……
………っ
[念話を切ってくれと、リルに頼もうとしたのは、
笑いとは違うものが持ち上がってきたから*]
そんな状態で我慢してねぇって言い切れるのかよ。
[最初に紡がれた否定>>*24に返すのは厳しめの言葉。
早く気付け、と急かすように]
……ばぁか、 ほんとうに
[自嘲気味笑う気配と、気付いたような言葉>>*25。
それを聞いて小さく零すように声を乗せる。
やっとかよ、少し前に真相を知りたいと言われた時と同じように紡いだ]
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