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村の設定が変更されました。
[無言で扉を開いてカウンターへ向かい、椅子に座る。しばらくして口を開く]
ウイスキーの水割りと唐揚げ。
[注文だけしてスマホの画面を見ている]
!
[今日は早めに店を閉めようかと、諦め掛けていた頃、昨夜の客が無言のまま入ってきた。高梨と言ったろうか]
いらっしゃいませ。
....。
何にいたしますか?
[席に着いた後、しばしの沈黙があり、84秒後、高梨が口を開いた]
はい。かしこまりました。
[すぐに踵を返して、水割りを用意する]
唐揚げは、レンチンのしかないんだけれど、いいかしら?
[そう言いながら、ウイスキーを水割りにして、差し出す]
ごめんなさいね。
[頷いてはくれたけれど、無表情のままなので、気に入らなかったのかもと心配になる]
じゃあ、少し、待っててくださる?
今日はね、高梨さんが最初のお客様なんですよ。
こんな時間なのにね。
あ、水割り、少し濃いめにしてあるけど、濃かったら言ってくださいね。
[そう言って、奥に引っ込んだ]
[しばらくして、奥でチンと音がすれば、すぐに戻ってくる。手には唐揚げが入った皿が。
一応、レモンとパセリが添えられている]
お待たせいたしました。
[高梨の前にお皿を差し出す]
高梨さんは、昨日今日とお仕事だったの?
[地元ではないと言っていたので、仕事なのかと尋ねる]
[スマホをポケットにしまって水割りを口にする。空っぽだった胃が熱くなった。ママが戻って来れば、グラスを持った自分の手に視線を向けたまま]
陰気臭くて済まない。今日は死別した妻の命日なんだ。
[あれから3(6)年経つ]
いえ。陰気くさいだなんて....。
[それから出た言葉で少し言葉を失った]
あら...そうなんですの。
いつ...?
[亡くなったのはと聞けば、3年という話を聞くかも知れない]
それで、故郷に?
[昨日は元々ここが地元だと言っていたはずだった]
あの。よかったら、一緒にご供養させてもらえないかしら?
赤の他人で申し訳ないのだけれど。
[と、献杯を申し出る]
まだ、3年。
[きっと、何年経ってもまだと思うのだろう]
……ありがとう……。妻は、貴女のような魅力的な女性だった。
[微笑むつもりが、くしゃりと表情が歪むだけ]
3年....。
時間が傷を癒やすといいますけれど...本当は心を癒やしているわけじゃなく、心が麻痺するだけなのですよね。
[死別ではないが、別れは経験している。年々、その記憶は薄れていくけれど、あの時受けた心の傷はまだ癒えてはいない。
自分の飲み物を用意して、高梨に差し出す。
ジャスミンティーをお酒で割って。ちなみに、ジャスミンの花言葉は優美]
では。献杯。
[軽くだけど、ジャスミン割に口をつける]
魅力的だなんて...お世辞がお上手なんですね。
いや、こちらで片付ける仕事があるし、しばらくは居るつもり。
なにかに没頭していなきゃ、思い出しすぎてしまう。あの時、もっと傍に居てあげたかったとか、もっと早く病院へ連れて行くべきだったとか。
[お酒の力か、いつになくたくさん喋って少し疲れた]
むしろ、癒されたくない。忘れない為にも。
[いい匂いがする酒を受け取って、形だけ口をつけて軽く会釈する]
嘘は吐いた事が無い。
[真顔でぶっきらぼうに返す]
そうですか。じゃあ、たまには寄っていらっしゃってくださいな。
お仕事のお邪魔にならないくらいには。
...要らない後悔はしない方がいいと言いますけど、忘れたくないなら...それもいいかもしれません。
でも、自分を責めてはいけないと思いますよ。
多分...奥様も、それは望んでないと思います。
[もし自分の立場ならどうかを考えて、一言一言を紡いでみた]
あら。では、素直に受け取っておきますわ。ありがとうございます。
[ぶっきらぼうではあるが、真面目で正直なのがよく分かる]
お仕事何されてるのです?差し支えなければで結構ですけれど。
[少し話を変えてみようかと思い、そう聞いてみる]
[ひとつ頷いて、ひとつ溜息。唐揚げを水割りで流し込む]
多分、貴女の言う通りだと思うが。
[自分の中で折り合いがつかないまま]
公務員。
[まだ浅い仲なので、それだけ答えた]
公務員ですか。うちのお客様も公務員多いんですよ。
[最近は民間の会社より公務員の方が羽振りがいいと聞く。実際、公務員のお客様はほとんど一人での来店が多い。
民間の会社の場合はほとんどが接待だ]
公務員って、年度末はお忙しいのですよね?
その年の予算を年度末までに使わなきゃならないとかって、ここのお客様もいつも仰ってますけど。
出張の多いお仕事なんですかね?
移動が多いと大変ですよね。私も田舎が遠いから、年末年始に行き来するだけで大変ですわ。
[いくつか、一般的に知っていることを話してみる。何かのきっかけになるかどうかは分からないけれど。
少し話過ぎたかも知れない]
予算を使い切らなければいけないけど、予算が足りなくなる事もあって、多い時には新幹線を使えたりするけど、足りない時には移動手段が夜行バスになったり。出張はそこそこ。
年末年始の移動は辛いな。
[腕時計に目を遣る]
そろそろ看板の時間かな。ありがとう、少しは気持ちが上向いた。
[支払いを済ませて帰路へ**]
夜行バスは辛いですわね。
[お互いに辛い話で締めた]
はい。では、またおいでくださいませ。
少しは気持ちが紛れたなら、良かったですわ。
[今日もまた出口まで付き添い、その後ろ姿に手を振って見送った**]
今日はどうかしらね。
[本日のつきだしを料理しながら、お店を開けて待つ。昨日の高梨が現れるか、それとも他の客が来るだろうか。
はたまた、募集中のチーママが来るか。
神のみぞ知る]
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