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[それは、仲が良い様子を見ていたからだろうか。
頼むように言葉を囁くように口にする]
……セーガ…スティーブの傍にいてやってくれ
[それきり拒絶するように目を閉じようとしかける*]
ー 回想 中層区域 広場 ー
[ゲイルから語られるナトゥーリアの目的>>6:+114を聞けば、ピクリと眉を動かす。だが、それ以上問いただすことはしない。狙いはどうであれ、侵攻を止めねばどのみちドームの未来はない。]
ん、オマエは?
[ヴェスがいつの間にか近くにいる。ゲイルの言葉を聞けば何かスイッチが入ったように動揺し、うろたえる。]
なんだコイツ、変なヤツだな。
おーい、頭大丈夫ですか?
[トレインの言葉は耳に届いていないだろう。目の前の色黒の男は、そのままブツブツと呟いていたかと思うと、最後に一言呟いて「消えた」。]
アイツ、今中枢に連れて行くとか言っちゃってなかったか?
[何をどこへと問えば答えは明確だ。先ほどから共に行動しているタリアを中枢へ連れて行く。彼の目的はまさしくそれなのだろう。]
[幸いにも男の足取りは簡単に追える。ヴェスはゲイルの傍へ来る際にポルポの射出したペイント弾の一部を踏んでいた。乾ききる前にヴェスの靴へと付着したそれは、今、ヴェスとともにトレインに位置情報を送っている。]
おい、死神。もうすぐ俺ちゃんの仲間が来るまで少しだけ時間がある。
オマエに時間を割くのは非常に大きな損失だが、待ってる間暇だから一つだけ世間話してやるぞ、光栄に思え。
[トレインは大きくため息をつくように話す。こちらに向かう隊員は3名。二人は徒歩での移動。もう一人は転移。どちらもまもなく到着するようだ。]
オマエ、人間と機械生命体、どっちが先だと思う?
[一言、尋ねた。]
[問答が終わる頃には、3名の特殊チーム隊員が到着するだろう。]
『トレイン隊員、死神の確保、ご苦労様でした!』
ジン、そういうのいいから早く檻作っちゃって。
[最初に駆け寄ってきたのは若い隊員だ。ビシッと敬礼をした彼に対して、トレインはぶっきらぼうに能力の行使を要求する。慌てたようにジンと呼ばれた隊員が両手をゲイルの方へと突き出すと、透明に近い水色の膜がゲイルを包むように広がっていく。特殊チームきっての耐久力を誇るバリアは、外部からでも内部からでも物理的な破壊は難しい。]
『ずいぶん派手にやられてんじゃねーか。なぁ、トレインさんよぉ?』
オマエの出番はないぞ、帰ってよし。
[次に現われたのは感じの悪い大柄の男。もともとスラムで暴れていた男なのだが、とにかく広範囲を対象とできるパイロキネシスだ。彼が派遣されてきたということは万が一の場合は一面を火の海にしてでも、ということなのだろう。]
ふふっ、ホント、ずいぶんボロボロにされちゃったね。めずらし。
[少し離れた場所から最後に現われたのは転移系能力者。「ドア」と呼ばれる穴で特定のポイントと無理やり空間を繋げる能力者だ。物の運搬にも向く能力で、バリアの檻ごと運ぶことができることから、ジンとセットで動くことも多い。]
クリス、この座標まで繋げて欲しい。
『……ふーん、病院ってわけではなさそうなのね。』
[クリスに近づき、声を落としたトレインの示した座標は上層のとあるポイント。ヴェスとおそらくはタリアの現在地。現状でタリアの追跡指令は出ていない。大規模な爆発にも似たエネルギー放出への対応に手一杯なのか、はたまた上層部が把握しながらも黙認しているのか。]
『檻、完成しますよ!』
『おい、なに内緒話してんだ、あぁ?』
頼む。
[短く、一言。真剣な面持ちでクリスへと言葉を投げた。]
『ふふーん、んじゃっ、今度おごりで!』
[笑顔でそう言うとクリスは一瞬で空間を開き、トレインの胸倉を掴むと投げ込むように押し込むのだった。]
『ちょ、えええぇ!クリス先輩、トレインさんをどこやっちゃったんですか?』
『病院よ、病院。あんなボロボロで隣いられても邪魔でしょ。』
『……チッ。』
[三人の間でそんな会話がされるころには、トレインは上層の指定ポイントにドサリと体を投げ出していただろう。]**
[何が、どうなったか、全く分からない。
強く、強く握りしめていた、その武器が、
力抜けた手から、地面へと落ちる。
その武器の握っていたいくつかの場所は、赤いものがあっただろう。
武器が落ちたその音で我に返る。]
……え?
[いつから、そこに立っていただろうか。
おそらくは、そう長くはない。
その光景に理解が追いつかない。]
は?
[髪をぐしゃっと、し。
頭に銃声が、響く。
うるさい…
うるさい、うるさい…っ!]
……っ!!
[弾かれたように、その傍へと駆け寄る。
それは、おそらく>>123の後。
駆け寄る勢いのまま、ざっと、膝を地面へとつく。]
[セーガに対し、自分を盾にするような位置を取り続けるヴェスを睨む。
動けない以上対処はスティーブに任せるよりなく、嘆くセーガの傍に寄ることも出来なかった]
………?
[そんな中で、何かがリルの肩を突く>>104。
不思議そうに振り向けば、木の枝の先端が間近まで来ていた]
!?
[最初こそ、ぎょっとしたものの、縒り合わさった枝が身を揺らすのを見ていると、何かを訴えているように見えてくる]
……もしかして、エーディ?
[植物に関する能力者で、こちらを把握出来てそうなのは彼女しか思い浮かばなかった]
ありがとね。
[心配してくれているのだろうか。
隠れ場所に、とまでは察せなかったものの、心遣いに礼を言い、肩を突いた枝先に頬を軽く寄せた]
[植物というものは傍にあるだけで不思議と心を落ち着けてくれる。
エーディの心遣いもあって、逆立っていた心が徐々に落ち着きを取り戻していった]
んっとにやっかいだな、あの能力。
[チートすぎる、とヴェスが転移でスティーブを翻弄するのを見遣る。
射撃の射線に自分やセーガを含める様子も見えて、治癒を中断して傍に伸びて来ていた枝の方へ身を寄せた。
その弾もスティーブの能力によって別のところへと転移させられる]
──── 、 セーガっ!
[枝の後ろから覗き込めば、視界にいるスティーブがこちらに向けて地を蹴っていた。
視線はリルよりも後方。
振り向けばヴェスはセーガの背後へと回っていて、思わず名を呼ぶ]
[離れた位置で何かが凍りつく音がする。
見れば銃を持つヴェスの手が凍り付いていて、セーガの能力が間に合ったことを知った]
[ヴェストセーガのやり取りはリルのところまで届かない。
腕の治癒を中断したまま、状況を見守っていると、その横をスティーブが駆け抜けて行った]
………ッ、
[『しなないで』、セーガから発された声。
枝を支えに右腕をだらりとぶら下げたまま立ち上がり、スティーブの後を追った]
[ヴェスの傍に膝をつくスティーブの後ろ、ふらりとした足取りで遅れて辿り着く]
っ、セーガ、 ヴェス、どう言う状況だ?
[上がる息を抑えながら、ヴェスの凍結具合を聞く*]
『俺もこうやって、父さんと母さんを救いたかったなあ』
『 ……セーガ…スティーブの傍にいてやってくれ』
…っっっ……!!!
[自分の能力で人が死ぬことを『よくある話』にしてはいけない。 それでもヴェスはまるで今生の別れの言葉のような言葉を呟く。]
………ーーー…っ…
[呼吸する。 息を吸う、吐く。 吸って、吐く。]
[能力は制御できている。吐息は人肌の温度だ。今、やるべきは]
なん…なにやってんだよ、ヴェス、お前。…
[眉間に皺を寄せ、笑ったような、しかし、固まった表情。
抱き起こせるなら、抱き起こそうと男はし、
それで、氷で男の皮膚も破けたとしても、
男は、、そんなこと考えている余裕もなく。
左手で触れて、その凍結をなんとかしようとする。]
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