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流石に遠慮が無い。
[再び広場の中央へと現れ、異能者達に対して対立の姿勢を見せる。
杖を真っ直ぐに異能者達へと向けると、彼らの背後、それぞれの影から鎌のような形状、鋭さを宿した影が伸び上がった]
安心したまえ、殺しはしない。
暗殺業は休業中でね。
[本気か冗談か、判断をつけさせないような笑いが伴う。
事実、今の一撃で戦闘不能に陥る者はいなかっただろう。
それぞれの実力が相まっての結果だ]
[スティーブからリルへの信号は発されない。
セーガは治癒師の制止を振り切って医療機関を飛び出した]
[それぞれの思惑がドームの中に渦巻く*]
─ 中層区域・防衛線 ─
(スティの奴、どうしたかな……あれから連絡ないけど)
[ヴェスを止めに別れて、あれからどうなったのか。
念話を繋げば何か分かるのかもしれなかったが、今はそちらに能力を割いてる余裕は無かった]
『バグ・シングの発見の報告があったのは、下層と中層の間にある広場。
今は更に進んでいる可能性あり』
『大通りを通ってくるか?
そっちに戦力を集中させるのはどうだろうか』
『報告によればごついライフルでの一撃でも沈黙しなかったんだろ?
単純な物理攻撃はほぼ意味をなさないと見て良いぞ』
『完全破壊か封印が条件でしたよね。
動きを鈍らせる能力を持つ者達で動きを止めて、エレキ系やマシン系による回路の一時停止を施した上でありとあらゆる異能をぶつけてみるとか』
『ざっくりだな、上手く行くのか?』
…………
[各防衛線のリーダーによる念話会議が続いている。
正直、まどろっこしいと思えてくるやり取りだ]
『…なぁ、連携は確かに必要だろうけどさぁ。
ここで延々あーだこーだ会議してる場合じゃないだろ』
[有益とも不毛とも思えるやり取りに耐えかね、リルが言葉を投げる]
『こうしてる間にもバグ・シングは移動して来るぞ。
実地で動け。
繋いだままにするから逐次連絡入れろ。
動いた方が方法見つかるかもしんないよ』
[イライラも相まって口調は荒かったが、それが各防衛線が動き出す口火となった]
「リル姉、協力してくれる奴ら連れて来た!」
ジン、………ってぇ、お前ら。
[呼ばれて振り向けば、孤児院で共に過ごしていた子供達がいた。
そろそろ独り立ち出来る年頃、それぞれ異能も身につけている]
避難しときゃあ良かったのに。
でもありがとよ、心強い。
ジン、アンタがこいつらの頭になれ。
念話で指示を出す。
「りょーかいっ!」
[”弟”達の成長に目元を緩めながら、リルは彼ら全員の頭を撫でて笑った*]
──── 第二幕。
[ナトゥーリアが移動を始めたなら、そう呟いてシルクハットを外す。
高々と掲げると、拳大の機器が複数飛び出し、『死神』の手の上に積み重なった]
精々足掻きたまえ。
[手に積み上がった機器を天へと投げ上げると、それぞれからプロペラが生え中層区域の各所へと飛び散って行った。
見た目はプロペラを備えたただの箱。
だが衝撃が加われば、ビル一つは倒壊させ得る程のエネルギーが蓄積されている。
建物にぶつかる前に迎撃などした場合は、距離によっては大きな衝撃に見舞われることになる*]
[大通りへの一打>>3:90>>3:91]
[何も行わなければ、それによる被害は甚大となった。
だが流石は特殊チームの一員。
隊員の念動力により>>3:98、制止、或いは急減速が掛けられ、被害は減少する]
[巨大な瓦礫は空中に浮遊し、或いは本来の速度よりもより低速となり、他の瓦礫も周囲に飛散した]
人手が足りないと聞いてね。
……心配せずとも暴走はしないよ、もう。
だいたい昔のことでぐだぐだ言ってる場合じゃないだろう?
[それだけ告げるとすたすたと歩き去って街路樹の傍らに陣取る。
イギーを探して動き出したはずが、
ずいぶんと大きな波にのまれてしまった。
拾ったチップ内のデータに記してあった名前を思い出す。
“ナトゥーリア”。それは女性の名前。
また、リルが得た情報によると、機械生命体はヒトの女性の姿をしていたらしい。
機械生命体にも性差があるんだろうか]
[だが―――下層と中層の境にある広場で起きた騒動の渦中に現れた“それ”は、
もはやヒトの姿をしていなかった。
拳の一振りで通りには凹みができ、せり上がった破片が周囲を襲う]
……… っ
[背筋に冷たい汗が流れるのを感じた。
対処が間に合っていなければどうなっていたことか……]
ふーむ、なんだアイツ?
[タリアに向けてではない。ヴェスに向けた言葉である。そばにいる男は機械生命体側かと思っていたが、挙動がどうにも読めない。]
よし、アイツは無視!
って、あの死神、また面倒な玩具出しやがって……!
[未だタリアの一撃で発生した破片を大量に操っている中ではこれ以上の出力は難しい。ゲイルの手から飛び立つ物たち>>20をトレインは見送る他なかった。今は目の前の巨大な機械へと変貌を遂げたタリアがさらなる被害を出す前に何か手を打たねばならない。]
[其れは細い線。
極細い光線に似たか。
ナトゥーリアから、斜めに薙ぐ様に細い光が放たれる]
[誰かが『防げ』という叫びをあげただろう]
[辺りの建物が、その線に従い斜めの切口を見せて切断される]
[其れは下層-中層広場防衛線に至る前、までの町並みでか。
辺りが崩落と粉塵に見舞われるのであれば、阿鼻叫喚の声上がるだろうし、上がらないのであれば、その対処に追われる中、ナトゥーリアは悠々と歩きだす事となる]
[セーガが送られた最寄りの医療機関では、そういった者達が送られて来たのもあり、慌ただしかったのだろう]
[そしてまた、辺りが騒乱の状態となったからこそ、異能者集団達>>13>>14も火蓋を切られたように行動し始めたのか]
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