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[なお、どうして、警察の人間に繋がるという術を持っていて、セーガに上層へ行かせたのかといえば、
その通信機の存在をすっかり忘れていたのと、
リルが警察であることが、男の頭からすっぽり抜けていた、のかもしれない*]
─ 回想・5年前 ─
リルだよ。
去年入ったんだ、治癒士としてだけどね。
[名前の確認>>34に怒ることもなく名を告げる。
1度会った切りだったのだ、欠片でも覚えていてくれただけでも僥倖だろう。
妹が死んだと言うのに笑うスティーブ。
けれどリルを見た時、その表情に僅かながらの変化を見た]
(…笑うことで己を保ってるのか?)
[指摘こそしなかったが、そんな推測をして。
表情の変化は、警察機構に知る顔がいたせいだろうか。
それとも何か、揺らぐものでもあったか。
僅かな変化だけでは測り得なかった]
[スラムではよくあること>>35、と言われてしまうと否定出来なかった。
実際その通りで、裏のありなしに関わらずこの手のことは多い。
だが仕方が無いと割り切れるかと言えば、そうではないとも思った]
そう言うな。
何かあった時には便利だぞ。
[警察と関わりたくなさそうなスティーブに、そんな風に返して少し笑う。
頼れ、と。
言葉にしたところで、今はそれどころじゃないかもしれないし、久々に再会した己を易々と頼れもしないだろうし。
だからせめて、接点になるようなものを渡して相手の様子を見ようと、発信機を渡した。
使われないのなら、それはそれで別の支えがあると言うことだろうから、それで良い]
[リルは、孤児院にいた経歴から、手の届く範囲にいる者には手を差し伸べたいと考える人間だった]
[別れ際の小さな声>>36。
反応するようにスティーブを見遣るが、問う声は終ぞ発されなかった]
…………
[リルも問い返すようなことはせず、ただ、彼の背を擦るようにして触れてからその場を離れた。
現場に携われる位置に行きたいと思い始めたのは、その事件を経験してのこと*]
―スラム街―
[さて、ゲイルと別れ、少し待ってみたが、
ヴェスが来ることはなかった。]
………あわ、ねぇなぁ…
[すれ違ったのだろう、が。
何か、嫌な予感がして、ならない。
ヴェスにももう情報は伝わっているだろう。]
……外、か?
[ホシが落ちたところへ。そういう話だったのだから、
もしかしたら、向かっているのかもしれない。]
……
[胸がざわつく。]
あいつは、俺の見てないとこでは、
死なねぇよ。
[それは、自分に言い聞かせるよう。
自分の知らないところで失う恐怖を抑えるように。]
─ 下層区域 ─
[発される信号を追い、やってきた下層区域。
逐一信号の位置情報が更新されているようで、現在地は少しずつ移動しているようだった。
わざわざ情報を更新している暇人か、余程性能の良い発信機器を使っているのだろう]
んーと、こっちか。
[現在地を確認してその方向へと進んで行く。
やがて、自立ロボをつれた帽子の男がいる場所へと辿り着いた。
信号はこのロボットから発されている模様]
ウチに信号出してたのはアンタかい?
[警察機構の身分証を示しながらの問いかけ。
それはナニカ>>22が氷の上を通過して行った後のことだった。
近くに探していた人物>>27がいると気付くのはもう少し先の話*]
[手の届く範囲だけ、守れればいい。
それは、知人のリルの考えと似ているようで、似ていないのかもしれない。
手が届かなければ、一番大事なものを選び、切り捨てる。子供の頃から、その覚悟はずっと抱えてきた。]
男も両親はいなかった。というより、覚えていないといったほうがいいだろう。そこらへんで死んでたのか、捨てられたのか。名前どころか、生まれた日も年齢もよく分かっていない。
が、そこらへんのことは、男にとってはどうでもいいことであった。
最初は妹だけだった。
ヴェスと出会ったときは、どちらかを選ばなければならないとき、妹を選ぶ。その覚悟があった。
けれど、いつからか、それはできなくなった。
どっちも大事で、失えないもの。そうなっていた。そして、二人がいるだけで、男はそれが嬉しかった。
けれど、どこかで、妹は死なないと、そう、思い込んでいた。互いに死なないと、そう思っていたのだ。
人は、簡単に死ぬ。
それは、良く知っていたはずだったのに*]
─ 下層区域 ─
[華麗な滑りは時を置かずして終了する。
即席スケートリンクが途切れれば摩擦は急激に増大し足元は停止、けれど上半身は勢いのまま動いてつんのめるようにして前へ何度か跳ねた]
あっ ぶねぇぇえええ
[跳ねた後に前方に転がってしまったのは、最早仕方のないこと。
無様に転ばなかっただけマシだろう]
何であんなとこ凍ってんだよ…。
危うく部品壊す……あれ、
あれ?
[購入した部品の無事を確かめようと懐を漁るが手に当たらない。
慌てて視線を巡らせれば、部品は勢い良くスラム街の方へと転がっていっていた]
―スラム街→ゲート付近―
[スラム街の近道。>>349。
その道を使えばすぐにゲートの傍へと抜ける。
道を行けば、それかあるいは、何処か他に抜け道もあるのだろう。
だが、男はゲートへと行くのに急いでいる時は、手っ取り早く、壁を越えてしまっていた。
登った先の、壁が崩れた部分から降りてしまえば、すぐゲート付近なのだ。
ただ、断線した電線から、火花が時折散ったりなど、
少々危険、という問題くらいなもので。
もう少し、早ければ、
そこでヴェスとすれ違うことも出来たのだろう。
しかし、既にヴェスと、彼を連れた女は、
その場所にはいなかった。]
―ゲート付近―
……って、いないな。
[やはり、あたりを見渡しても、ヴェスの姿はない。
ゲート付近の車やバイクを貸し出す受付に行き、尋ねるも、
今日は来ていないという。]
……
[トン、近くの壁へ背を預ける。]
……なんで、こんな探してんだ?
[腐れ縁とは、その通りで。
割と約束せずとも、それなりに顔を合わせたりする。
まぁ、会わない時は会わないし、
ヴェスの言うように、『肝心な時にいない』のかもしれない。]
── スラム街 ──
[スラム街を歩いてゆけば、心臓の音は煩いばかりに体の内側から聞こえていたが、徐々にほんの少し辺りを見る余裕が生まれて来た。
そ、と傍らで歩いている女性を見る。
背丈の差もあり、頭部が見えている状態。
纏まって揺れる、柔らかい、くすんだような、けれど先端まで光を放つような髪の毛が、とても綺麗だと感じた]
[こっそりとほぉと溜息をつく]
(何でこんなに、落ち着かないんだ)
[容姿端麗。
実際、涙が滲んできそうに感じられた]
── スラム街→下層 ──
……少し、いいか?
[スラム街から下層へと差し掛かり、石畳のストリートへと入った辺りで女性に声をかけた。
そして、指で示す。
あったのは、移動販売型のアイス屋]
中層に……本店あるとこなんだけど……
そ、 ……そこそこ美味しいらしいって、噂で
……あ、その……口には、合わないかもしれない けど
上層までは……距離、あるし……
嫌だったら、断ってくれて、いいし……
[しどろもどろになりながら、言葉を紡ぐ。
普段の男を知っている者からすれば、噴飯物の態度だろう]
[片手で顔を覆う。
今時、ティーン・エイジャーどころか、物心付いた子供だってもう少しマシな台詞を口に出来るだろう。
というか仕事でだろうが普段の生活だろうが、もう少しロクな台詞を口に出来ているというのに]
(俺は馬鹿か……!)
[羞恥を覚え、赤面した。
ちらりと見た女性の表情はどうだったろう?*]
[彼女の表情は変わりこそしなかったが、暫し後に、男>>53>>54を見上げ構わないというように蒼い眸を細め微笑みを浮かべる*]
[>>44リルからの問いにピピピッとポルポが音を鳴らす。振り向いたトレインが目を輝かせた。]
はい、どうもどうも、ゴホン。
特殊チームのトレインだ。あー、貴官に是非協力をいただきたい。
……えー、もういいや。
とあるチビッ子探してるんだけど、ぜんぜん手がかりないから助けてー。
[始めこそ大物オーラを醸し出したものの、すぐに飽きたのか、いつもの調子で語り出す。]
セーガの描いたこんな格好でー。
背はたぶんこれぐらいのオチビ。
[そばにいたセーガの腕ごと持ち上げてリルへと似顔絵を見せつつ、手でイギーの大きさをなんとなく伝えようとしただろう。]
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