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10人目、蒼い目の異邦者 タリア がやってきました。
[それは女性の姿をしていた。
夜に冴え冴えと光る月のような色をした髪。
名のある芸術家が精巧で官能的な彫像を作ったかのように、完璧な容姿。
睫毛が震え、目蓋の奥に隠された蒼い眸が現れる。
月からの異邦者
もし誰かがそう語ったのならば、誰もが否定することは出来ない]
[厳格なる夜の女王をすら思わせる]
[The Moon Is a Harsh Mistress]
[タリアの末端は、まだ白銀の繊維がみちみちと膚をつくりあげていたが、それが終わると、ようやく彼女は立ち上がる]
[そうして、群衆達>>#15>>#16の元へと向かった]
[赤々とした焔。
罅割れる大地。
タリアの横顔が照らされる。
異能者達が能力を行使し合う最中、タリアは人混みに紛れ、置かれていたバイクに手を置いた]
[暫し後。
彼女はバイクに跨り、エンジンキーも無いのにバイクを始動させる]
[彼女は振り返らず/確認の為に振り返る必要も無い]
[落下現場を見れないと落胆し戻ろうとする人間達の波に乗り、ドームへと向かう**]
[翌朝のトレインはあいも変わらず惰眠をむさぼっていた。大体夜は馴染みの店で騒げるだけ騒ぐせいもあって、人々が活動を始める二周り後ほどにようやく目を覚ますのが通常だ。]
― リリリリリ!!! ―
[突如ポルポが爆音を吐き出した。さすがのトレインもたまらず飛び起き音の発生源を手探りで探し始める。寝ぼけたままポルポを抱きかかえると、あれやこれやとボタンを探す。ようやくアラートを止めた時には部屋の設定温度は30℃まで上がり、空のトースターがチンッと音を上げた。]
『特殊チームへ告ぐ……』
[再生された無機質な音声データを聞き終えると、上着を羽織り帽子を被る。]
ほほぅ、つまり、俺ちゃん、まだ出番なしということだな。
ポルポ、散歩行こう!
[各自散開となればトレインにとっては自由行動といってもいい。敵性機械生命体のスペックも気になるところだか、トレインとしてはこの情報をもたらしたバグ・シングの方が興味深い。昨日の発信源付近へと足を向けるだろう。]
[何秒経ったか、拳ではなく問いが落とされれば目を開けた。
すっかり赤一色に染まっている双眸をまじまじと見やる]
い、……入れ知恵ってより偶然だよ。
ネットワーク上の、け、掲示板に、情報が書き込まれたのを見たんだ。
――誰がやったかなんて知らんよ!
答えは以上。わかったんなら離してくれないかなぁ……。
正直かかとどころかつま先まで浮いてる気がするんだけど、……はぁ……。
[困惑の眼差し。それでもそっぽは向かない。今度ばかりは*]
―屋台並ぶ飯場―
[飯場で話を聞いてまわれば、
ヴェスの向かった先も分かり、そちらへと足を伸ばす。
だんだんと話も広まってきたのだろう。
慌ただしくする人間、避難をしようと動き出す者。
いまだ、信じようとしないもの。
その時、]
『スティーブ!おい!』
[呼び止められれば、足を止める。
耳打ちされれば]
……し…
[死神?と言う前に、その顔を見て、]
[そして、そのまま、冷たい表情に変わる。]
ふぅん。
[おそらく、そんな表情を見たのは初めてだったのだろう。耳打ちした屋台の親父が、身体をこわばらせた。]
……あ、あぁ、すみません。
嫌いなもんで、そいつ。
[慌てて、いつもの表情に戻り、
けれど、男ははっきりとそう言って、]
…そいつが出てきたんなら、
ガセとか言ってらんねぇよな?
[そう言えば、にっと笑い、]
じゃぁ、ちょっと急いでますんで。
[そう言えば、男は、少し早足でその場を後にするだろう。*]
─ ドーム外 ─
[出たついでに目標と遭遇出来れば、と思っていたが、思いの外現場へと集まっている人達が多い。
ホバー車での移動中、ドームへ戻る人達の波>>296と擦れ違う形となったが、その中にいる異邦者に気付くことは出来なかった。
自動操縦にしてモノクルで電脳世界を覗いていたせいもある]
なんでぇ、封鎖済みかい。
[辿り着いた、落下地点と呼ばれる場所>>#15。
屋台まで建てられお祭り騒ぎにもなっているその場所へと降り立ち、覗くことが出来ない封鎖箇所へと目を向けた]
流れ星落ちたってホント?
[警備している警察機構へと訊ねるが、調査中との返答が返るだけ。
何度も聞かれてうんざりしているようだった]
「あれー? 俺のバイクが無いぞ!?」
「鍵刺しっぱなしだったんじゃねぇの、盗られて当然」
「ちっげーし、鍵取ってあるし!」
[ドームへと帰ろうとしていた者達の中からそんな声が上がる。
鍵を抜いたにも関わらず、バイクが無くなった、盗まれたとのこと。
ゲイルにも出来る芸当だったが、今そんなことをする必要はどこにもない]
油断したな兄ちゃん、鍵が無くても出来る奴は出来るだろうよ。
[手段などいくらでもあるだろう。
ここにはそんな異能者達が溢れている。
足の調達というだけでなく、単に盗む者だっているはずだ]
(こんだけ人がいたら、バグ・シングなら異能者狙って暴れてるかと思ったが…。
通常よりも過激で異端、ね。
より多くいる方へ既に向かった可能性はあるか。
何より、狙いはドーム消滅だもんな)
[宛が外れた、と内心呟いて、落下地点を見れないことに諦める体でホバー車へと戻る。
既に移動したとなればこの場所に用は無い。
バグ・シングについての情報には匿名で]
『地図情報のところ行ってみたが、それらしいのはいなかったし、特殊チームが調査してるらしいぞ』
『代わりにバイク盗まれた間抜けな奴がいた』
[何てことを書き込む。
それに対しては、『特殊チームが動いてるならもう片付いた?』『調査中ならまだなんじゃない?』『バイク盗まれたとか、ばっかでー』などなど。
更に憶測が広まったりしているようだった*]
── スラム街・花畑 ──
[連続異能暴走事件の関わりなど、然程興味は無い。
その為、エーディ>>298が異能が暴走して前科があるなど知る由……否、興味が無かっただろう]
ネットワークの書き込みだぁ?
それなら……
[そこで男の端末が連絡を告げる]
チッ
[つま先立ちした状態だったエーディ>>301の足が、地に付くだろう*]
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