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次の日の朝、産土神 キクヒメ が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、稚児 調、猫又 セン、花盗人 烏丸、故郷 カガチ、唐物屋 リェン、お喋り好き 甘利、寵児 朱、七代目 松風、女給 芙蓉、酒豪 アザミ、約束の女学生 撫子、主人 シラサワ、花守人 千代、兎面 ヤガミ の 14 名。
[ 寝苦しくて目が覚めた。小さい頃から僕は体が弱かった。少し出歩くだけですぐに疲れてしまうし、夜になっても、咳で眠れなくなることがしょっちゅうあった。苦しくて目を覚ます度に、母さんは僕を優しく撫でてくれた。大根を漬けた蜂蜜をスプーンで掬って、一匙ずつ舐めさせてくれたのが懐かしい。 ]
――げほっ、げほっごほ…!
う、…ごほっ、は…。
……はあ。もう嫌んなっちゃうな。
…父さん、母さん。今頃心配してるよね。
でも…どうしても稲荷祭りに来たかったんだ。
もしもお狐様に会えるなら、僕の身体を治してもらえるようお願いしたい。
…お狐様。僕は健康になって、…もっと色んなことを知りたいんだ。
色んな人に出逢って、色んな景色を見たい。
父さんや母さん、それからミゲツに、これ以上迷惑をかけたくない。
だから…。
――っごほ、げほ…!
昨夜は騒がしい夜であった
結局あれから屋台のものを盗んだ犯人は現れず、とりあえずあるものでやっていこう、と決めて皆神社に設立された仮眠室らで就寝をした
しかし、翌朝
「なぁ、キクヒメを知らないか?」
「キク?さぁ、見てないな
顔でも洗いに行ったんじゃないのか?」
「それが、どこにもいねぇんだ。
困ったな、従者がいないと神社の見張りが大変だってのに…」
どうやら1人の従者の姿がないようだ
「おい!!おーい!皆いるか?!」
その時突然鳥居の方から大声で叫ぶ声がきこえた
何事かと思い、皆向かってぅく
そこに向かうと、小さな紙を持った男が立っていた
その手はどこか、震えている
「一体どうしたってんだぁ?」
誰かが声を上げる
男の様子からして、あまり良くないことではあるのがわかるのだが…
「…きいてくれ
キクヒメが、狼様から誘拐された
しかも、このなかに。
いや…【秘密の言葉を知ってる14人の中に】」
辺りが一瞬でシン、となった
狼様とは、お狐様が現れる時に自分たちも、と思って一緒に現れることがあるみたいだが、
人と仲よくなりたいがために誘拐してしまうらしい。
つまり、キクヒメがそれをされた、ということだ
「…どうやら探すしかないみたいだな」
「でも、どうやって…?」
様々な声が飛び交う
たしか、100年前の時は【宮司らや神社のものでなんとかした】と言っていたのを聞いた気がする
つまり【宮司や神主、巫女を探さねばならない】
この神社は何故か【宮司らの顔を皆知らない】
この時に現れるのか?それとも?
わうんわうん?うん?
うんん…
ん…ちょっと興奮して間違えちまった!
まあいいや、本当にさらえたな!調!
ねえちゃん俺らと遊んでくれる?
わおんわおんわおーーーん!
ねえ、神主さんや宮司さんにも会えるかな?
名乗りでてくれるのかな?
それとも隠れちゃうのかな?
あーあ、気になるな!
なぁにぃ?
昨日、あの後お世話になった屋台で地ビール頂いたけれどぉ、塩焼き予定の鮎がみーんな無くなったってはなしてたわぁ。
それからはずうっと、狐の話で持ちきりだったけれど、こんな風にゲームが用意されてるのぉ?
あはっ、この村、面白いわぁ。
ん、うーん…あれ?
朝になってる!
[外のざわめきを目覚ましとして起床した少年は、昨晩リェンから買った薬を渡そうとヤガミのいる寝所に入った後、そのまま寝てしまったようだと気がつく]
あー、昨日いつのまにか寝ちゃってたんだな
あ!ヤガミ!
昨日咳してただろ?リェンに言ったら漢方って薬を貰えたんだ!
よく効くらしいから飲んでみろよ!
[そう言って、咳き込んでいるヤガミに薬を渡す]
−−朱と調を神社へと先導しながら、カガチは村から溢れる狐の話と、キクヒメの失踪の話を拾い聞きする。
キクヒメといえば、神社の境内に座する従者の方だ。
カガチよりももっと前からこの村に住んでおり、知らないものはおそらくいないと思うぐらいに、毎年の稲荷祭でお見かけする。
その方が、失踪……。
>>ヤガミ
「君が、アザミさんや朱の言ってた子だね。
このお祭りを見に、わざわざ遠くから! 大変だったろう」
−−物騒な話は頭の中にだけ。
カガチは努めて、子供たちの前では村の喧騒を取り沙汰すことはしない。
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