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[頭痛の中に混入するように思考が飛び込んでくる]
チッ
……やってくれるか?
俺の端末とユウヅキの端末は通信で繋がってる……
その他に必要な手順はあるか?
[エイミーの持つ端末からの通信が必要か否かまでは伝わっていないだろう]
あっちか。
クソッ
[銃を引き抜きざま安全装置を外し、ベリティ達が来た方向へと駆け出した。
機械の耳障りな音が響く、裏路地へと]
ユウヅキ!!!
てめえ……
[見えたのは『境』が先か機械が先か。
機械が見えざまに、先ずは銃弾を撃ち込もうとする*]
[事態へ向き合っている為か、エイミーへの返事はない。
思考が伝わるなら、幾つか断片的な機械音の響きやユウヅキへの苛立ちのようなものが伝わるだろう]
馬鹿か……お前は殴り決定だ。
お前こそ、さっさとそこからどこかへ行っちまえ!!!
[ユウヅキを両眼で睨みつけた]
(チッ……関節部か?
どこを撃つ……装甲はそうでもない、剥き出しの……小さな金属部品が集まっただけ、か……?)
お前が怒鳴ると、頭が痛いんだよ!
黙ってろ!!!
[ユウヅキを殴った拳に繋がる肩の関節部へ向けて撃つ。
ドン、ドン、ドンと、等間隔での銃声*]
行けるか!
っ…こいつをここから逃がすわけにいかない!
[睨まれれば>>213、ユウヅキは朱い目でヴェスを睨み返す
今日に入って『4回目』の空間制御、顔色はお世辞にもいいとは言えない。それでもとにかくこの場に相手を押し止めることだけを考える]
『+28・+♪♪→%×$€€\<=×???』
『nvcfv/cs○×€°48<♪€=?!!!』
[重点的に銃ではうち抜けば>>213、柔らかい装甲らしい関節はすぐに吹き飛ぶ。吹き飛んだ腕は地面に落ちてバラバラの鉄に変わった
しかし、機械生命体の駆動部には自己修復機能でもあるのかはたまた磁石性なのか…散らばった鉄くずが少しずつ集まりつつあるのも見えるだろう*]
―― 下層区域 B-612 ――
[端末のチェックを終えた後、いくらかヴェスと思考でやり取りをするとベンチを立った。
急ぎ向かった先はB-612の空き家。
近づくにつれ、辺りから銃声や何かがぶつかるような音が聞こえてくる。
音を頼りに進めば『境』が見えた。中の様子をみれば、まさにユウヅキとヴェスが機械人形と戦闘している最中だった。地面に転がっているのはユウヅキの端末だろうか。>>207
路地裏に張り巡らされた『境』はそう広くはないだろう。中に入ってしまえば邪魔になりそうだ。ワンドの熱線は誤射が恐ろしい。娘は一通り体術を学んではいるが、実戦で試した事はない。
しばらく『境』の外に待機して、一般人の侵入を防ぐ事にする。戦闘後に二人を回復させる事くらいはできるだろう。]*
トばすか……?
[ユウヅキの『境』の内側の物だが。
鉄くずが集まろうと蠢いているのを見て、口にする。
ゾクリ、と背筋が寒くなるも、睨みつけた]
(動力源が……心臓部?
頭部、……)
[銃口が迷い揺れ]
チッ……!
[拡張された外骨格のような、小さな機械片で構築された胸部めがけ、銃弾を叩き込む]
[目の前で銃声が鳴り響き>>217、目の前でどんどん金属が散らばっていく]
っ…この!
『÷21*386°%$×-々々×ーーー…!!!』
[近くに飛んできた鉄くずは踏み潰したり蹴り飛ばしたりして機械生命体から引き剥がす、視界が揺らぎつつある。]
[はやく、早くかたをつけなければ]
『ーーー×240>akkorcfk/f/cj#coyv!!!!!』
[心臓部への一撃>>216、頭部への一撃>>217。
どちらの攻撃に効果があったのかは分からないが、突然機械生命体は悲鳴を上げ、滅茶苦茶にバラバラになりつつある身体を振り回し始めた!]
ちょ…うわっ!
[振り回した身体がバラバラに崩れていく。勢いのついた破片を何とか転がりながら躱す。どんどん崩れながらも、機械生命体は誰かに攻撃しようと咆哮を続けた*]
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