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な、んですってー!!
[ヴェスから思考を通じて指示が飛んでくる。
とりあえず戻らなければとハンドルを回す。回らない。
スピードが出ているからだと判断し、ブレーキを踏んだ。
きゅるきゅると音がして後輪が思い切り滑り、前輪を中心にして地面に円を描いた。]
いやぁああぁあぁ??!
[視界がどんどん横に流れていく。
車がぐるぐる回っている。]*
[車を出せ。ヴェスがエイミーに指示を出す。]
って、お前。それ。
[そして、次に、スティーブへと。]
あのなぁ…行くと思ってんのか。
[震えた手は隠して握る。
気付かれていないといい。]
調査隊、トばすより、
俺とあれトばす方早いと思うけどな。
[そう言うと、車が発進する音。
ポカンと、その車を見]
いや、俺も悪かった。
[なんとなく嫌な予感はしていたのだ。
発進させてしまった車を見、]
ったく、回収したら、すぐ戻ってくっからな!!
死んだら許さねぇからな!!
[片手チョップで頼み込むヴェスにそう言う。]
出来るよなっつーか、
やるしかねぇだろ!!
さっさとトばせよ!
はぁ…
[展開がばらつきすぎて、
怖がってる場合じゃねぇなと、
思い直した。*]
はぁ……
[深い溜息。
最悪の場合、自分の目を騙し騙し異能を行使し続けるしかないとまで決めた。
逃げ続けながら、機械生命体に能力行使し続けるという茨の道をだ]
じゃあ、な。
頼むぞ!
[視界に、数百m先の調査隊の姿を収め、ドーム前にトばす。
次いで、スティーブに視線を移す。
睨むように真っ赤な双眸を向け、微かに笑いエイミーの乗る車へとトばした]
[ドームのすぐ外、ゲートからも見える空間が弛むように動いたかと思うと、調査隊の大型車ごと、遠隔移動しただろう]
[丁度、スティーブを車にトばした直後。
数百m先で、ずぅんと重いものが落下する音が響いた。
空中高くに飛ばした機械が、地面に落ちた音だ。
どれほどの衝撃を与えたかは分からない]
[装備の銃を確かめながら、男は遠く見える車とドームの方角へと駆け出した*]
[なんとか車が止まりかけた頃、突如車内にスティーブが現れた。
娘はといえば両腕でハンドルを固定し、ブレーキを踏んでいる。とても口をきく余裕はなく、必死で助けを求める視線を送った。
運転席を変わらなければ。
とりあえずシートベルトを外せばいいか?
などと考えはするが、幸いというべきか、ハンドルから手を離せないでいた。]*
だーかーら!!
トばすなら、エイミーだけにしろっつーの!
[ドームに飛ばされて、新しく車でここまで来るとしたら、
時間のロスが大きい。
そうして、頼むぞと、赤い双眸が男に向けられ、]
[空間から引っ張られるような奇妙な感覚は一瞬。
気づけば、車内の後部座席だった。]
うわ、わ…!!
[くるくる回る車内で、
急いで、前へ移動する。
必死で助けを求める視線を受け]
ハンドル離せ!!!
[必死にハンドルを握る彼女にそう叫ぶ、
ハンドルを離したなら、
サイドブレーキを引く。
車がとまりかけていたのは幸いだ、それで一度車は停止するだろう。]
その一瞬の間はなんなんだいったい―――… !?
[とても気のせいとは思えなかった。
ので突っ込みを入れようと思った矢先に。
撫でられた。なぜか。
思わず思考がフリーズしたかのような表情を見せるがそれも一瞬のこと]
…………やめろ髪が乱れる。
[新調したグローブをはめた手でユウヅキの手を払いのけようとしながら、
つーんと視線を逸らす。
視界の端にソノランが入り込んで、
変なところを見られた……というか微妙に気まずいというか。なんだこれ]
…………。
[やがてユウヅキから話を聞けばソノランを見る目つきは胡乱なものへと変わる。
お仕事じゃないのになんでここにいる、と言いたげである。
というかむしろ言いたいのは]
なんでこっちにトばしてきたんだいったい。
見たところ死傷者はいないようだから結果オーライとは流石に言えないぞ……くそっ
[そうして手を振って追い払うような動きがソノランへと向けられる]
退散するつもりならさっさとしろ。
(あんたの顔を見るだけで気分が悪くなるんだよ……)
[とは前にも言ったことがある気がするので言わない。
向こうがノエルに何かしたわけではなく、
むしろ、“配達屋”を始めたばかりの頃、
ちょっとした依頼が特殊チームも出動した引き金になった折には、
直接的か間接的かどうかはともかく助けられもしたのだが、
その時に、見てしまったのだ。
普段前髪の下に隠されている瞳が――白銀《雪の色》に輝くのを。
“同じだが違う”。
それが、ノエルがソノランに一言で言うと苦手意識を持つ理由であった]
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