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[ゲーセンを開けると、いつものように雀卓の前に陣取る]
静かだねぇ。
そもそもこの時間帯に喋ってた人間が移転しちまったからなぁ。
あっちは盛況なんかね?
こっちは閑古鳥が鳴いてるぜ。
…この店にゃいつものことか。
[大きく欠伸をした]
[一生懸命設定を考えている]
…あれですわ。
冷凍みかん星人たちは、普段は冷凍庫の中で生活しているから、そんなにうるさくないはず、ですわ。
[満足げ]
そりゃもしかして、冷蔵庫を乗っ取られてるだけじゃねぇのか?
[ビールとツマミくらいしか入ってない、自分の小さな冷蔵庫をちらりと見た]
[食生活は何だかんだでレイファに負ぶさっていたことは否めない]
食べたいものか…。
[しばし考えて。……「君を」…とか言いそうだな、アイツだと。などとふと思ったものの口には出さず]
肉じゃがだろ、まずは。
[散々探し回って帰宅してみれば、
件の犬はそこに呑気に寝ていた訳で。
何だかどっと疲れを感じてしまい、
一夜明けても少し気怠けさが残る]
…もっと、気楽に行くべきですかねー。
[はふっと大きく息を吐き出した]
[誰を気にしているんだろう、と感じていても口に出さず]
[小さく「意気地なし」とつぶやいて]
分かりましたわ。
…まずは買出しですわね。
[商店街の方へ歩いていった]
[ゲーセンを出ると、ペットショップに向かう]
おぉい、ホリー。
犬くれ犬。
愛嬌あって手がかからんで客を引き寄せてくれるような看板犬希望だ。
犬で店の活性化だ。
[大真面目]
ワンコ、可愛いですよね。
[冷凍みかん星人を乗せて商店街を練り歩く姿を想像し、笑顔]
…コンラッドさんを思い出してしまいましたわ。
いらっしゃ……
[ヤシチの突然の申し出にきょとり]
…難しい事言いますねー。
愛嬌はある子たちばかりですが、
生き物である以上手はかかりますし、
飼い主が愛情を持ってしつけないと駄目ですよ?
責任の持てない人に、うちの子はお渡し出来ませんっ。
……って、ゲーセンに犬って客寄せになるんです?
[ゲルダの想像など気づくこともなく、笑顔が漏れたことに安堵し]
あぁ、可愛い犬で商売繁盛だ。
コンラッドは確かに犬系統だったな…客は呼べそうにねぇが。
ちゃんとエサにありつけてるかねぇ。
大丈夫だ、女以上に手の掛かる生きモンがいるかよ。
あー、そうだな。
アレだ、UFOキャッチャーに犬のオヤツを入れとくんだ。
そしたらそれ欲しさに犬が客を連れてきてくれるかも知れん。
[かなり大真面目]
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