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羊飼い カタリーネ に 4人が投票した。
負傷兵 シモン に 1人が投票した。
羊飼い カタリーネ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、青年 ヨアヒム が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、旅人 ニコラス、負傷兵 シモン、少女 リーザ の 3 名。
[部屋へと戻れば、
疲れもあってか倒れ込むように眠りについた。
だが。
目覚めを向かえてくれたのは、
爽やかな朝の気配などではなく、
覚えのある透明な気配。
がばり。身を起こす。
感じる魂は、人狼のそれではなく、
紛れもない人間のもの。]
あぁ――…。
[やはり、彼女は人間だったのだ。
願望を信じた己の弱さを恨みつつ。
まだ、終わっていない。
人狼はまだ生きている。
そのことを皆に伝えなくてはと、
決意を抱き、部屋を出た。
新たなる惨劇には、未だ気付かずに――。**]
リーザ、ちゃん……。
だいじょうぶ? ねぇ、怪我はない…?
だいじょうぶ……?
[いずれのタイミングでリーザは戻っただろう。
見かけられたなら、血の気のない頬で膝をついて目を合わせよう。自分より幼い誰かを案じて心のバランスを取ろうとする、よくある反応だった]
[疲労は想像以上のものだった……が、少し考えれば当然のことだった。
食事はささやかなスープのみ。極限状況は続き、発育中の幼い体を雨のなか引きずり回し、精神はころころと入れ替わりを繰り返す。
持つわけがない。
夜露を凌げるところを見つけて休憩や仮眠を取る。親しんだ村の中のはずなのに、山奥の廃村にでも迷い混んだような錯覚を覚える。
どうにか宿にたどり着いたころには、雨雲の向こうには日が登ったのだろう、と感じられる程度には視界が明けてきたころだった]
―自室―
[休憩を、と各々解散した後、少しでも平和な習慣をなぞろうと、机上の日記を開く]
いろんな事がありすぎて…みんな、嘘みたい。
[ゲルトが無残な姿で発見されたこと。
エルナの衝撃的な告白。
爪牙に裂かれる事を受け入れたジムゾン。
終わらない騒動、赤く染まったカタリーネ――]
ごめんなさい、ごめんなさい……。
[生きたかった事。誰かを殺そうと思った事。
結局は、役に立てていない事。
何に対してか分からない謝罪を繰返し
言葉を綴るより多く涙を落とすうち、
いつしか気を失うように眠りに落ちていた]
[動物の命。
人のために奪うのを悪とは思わない。
彼らには彼らの絆があるのだと考えたくない。
こんな"わたし"にしかなれないなら、カナリアに生まれたらよかった。そうでなければ、籠の鳥があのひとならよかった。
鉱山での事故の一例。
そんな無機質な記録の一行になるくらいなら、いっそのこと。自分の弱さの事ばかり、考える]
[宿の玄関に近づく。リーネは、あのリーネは、あのままここに来たのだろうか。とすれば、この中が平穏無事であるはずがない。
最悪の事態を想定する。――すでに残っているのはわたしだけかもしれない、と。
沸き立つ感情は恐怖よりも悔しさ。
たった一手の間違いで、ここまで詰められてしまうなんて!
……いや、まだだ。本当に事態は最悪なのか。それを把握しなければ。
それにまず体力だ。今のままでは歩くことさえおぼつかない。
ふと、玄関脇の傘立てを見る。色とりどりの傘。
この国の傘の製造技術はずいぶんと高い。とりわけ"リーザ"のこの傘は]
お父さんとの約束の傘。
再開の印。
あの都のコインとともに。
――なぜ、あなたはあの人をお父さんとみとめてあげないの………。
[今はもうそんなことに思いを巡らせるときではない、と思いつつ、ああ、コインはエルナが持ったままだっけ、とふと思い。
エルナ。そうだ、あの部屋だ。
やるべきことに思い至った]
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