情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
──カフェ──
[龍は、ぽつりぽつりと話し始める。
自分と、"俊子"、花の話を。]
...多分、この中の方には、
何故事件を口外しないように言われたのか?
と思ってる方もいると思います...。
...僕で良ければ、幾らか話せます。
[貴方達が望むなら、或いは拒まないならば、龍はぽつりぽつりと、事件の背景を話し始めるだろうか。**]
[どうやら今日は龍さんのご馳走らしい。
自分とたいして歳が変わらない気がするのに、
ちょっと頼みすぎてしまって悪い気がする。]
あ、それ知りたかったっす。
スマホの中までひっくり返して、
いろいろ調べてたのに
途中でぺって。
[その時は早く帰してもらえると思って
素直に従ってしまったけれど、
後からだんだん警察にむかついていた。]
なんで警察は調べるのやめちゃったっす?
変な虫はそりゃ、カンカツガイかもしれないっすけど。
[ニュースになるほど探されていた人だっていたのに。*]
[しかし、俺だって大人だ。
年端も行かない青年におごってもらうなんて、そうは問屋が卸さねえよ。
青年が会計に立つ前に、しれっと支払いをしちまおうと企んで、テーブルの上の会計伝票を探すが…ない!?
くそぅ。この店はレジで伝票管理してんのか。
後でこっそり店員に言いに行くかぁ。*]
[>>67純次郎が呟くのを聞けば、]
そりゃあ、連続失踪の上にバラバラ死体で、犯人は化け物でしたってか。世間には面白がるやつこそ居れど、受け入れられないだろうさ。
それに……。
[ちら、と青年の方を見ると、純次郎へ小さな声でささやく。]
どっかの金持ちの関係者が事件に関わってたとなれば、大変なスキャンダルだ。
本人にその気がなくても、周りが勝手に揉み消しもするだろうさ。
金持ちっていうのも、不自由なもんだね。
[だから、行方不明扱いになった成美の葬儀も、行ごくごく内輪のささやかなものだった。
それに関しちゃ俺が口を出すことでもないが、成美の存在が忘れ去られていくようで、少しの寂しさはやっぱり残る。*]
[場所が悪い。
俺は棚の近く。俊子は階段へのドアの近く。
殺すには、数歩足りない。若干の距離がある。
そして何より――
<<マスコット(?) バンク>>の姿が目に入る。
これじゃ、成美と同じ目に合わせることができねぇじゃねえか。]
[椎堂さんがこっそりと、
オトナの事情を教えてくれた。]
それって、つまり。
[ちらっ。
どうしても龍さんに目がいってしまう。
そういえば、彼の懐中時計はすごく豪華だった。
何か由来がありそうで、気になる。]
[椎堂さんはといえば、
あの日車に乗って逃げ出す時も、
初めて会った時と同じように気さくだった。
タマを見つけてもらった時も、今も。
でもやっぱり、本当はつらいんじゃないか。
あの半地下の部屋で見た椎堂さんの赤い目が忘れられない。
当の椎堂さんが前と変わらないようにしているから、
忘れたほうがいいのかもしれない。
自分に何かできるかって考えたけれど
なかなかみつからなかった。
近所の人達が困っていたら、
いい人がいるよって伝えるくらい。**]
[バンクくんと戯れる高田くんの様子や、みんなと挨拶をしつつ。
ニコニコしながら周りの様子を見ていると、龍くんが現れて。]
(まるで憑き物が落ちたみたいだなぁ。)
[と声には出さず、ほっとする。何度も龍くんは怪我をしたけれど、その甲斐はあったらしい。
さり気なくもう怪我は大丈夫?と伺ってみただろうか。
チズルにとってはその龍くんの落ち着いた様子こそが何よりの報酬な気がした。]
あの。
[>>66そして、聞きたかったことを聴いてみる。]
あの、俊子さんは……。
今は、どのような様子ですか……?
[心配そうに。チズルは懐中時計のイニシャルも見ていたけれど、まだあの俊子さんが花さんであることにまでは気づいていないらしい。]
命に別状はありません...。
...でも、心が元の様に戻るかは、まだ...。
[龍は、そこで沈んだ表情を色濃くしたが、視線を元に戻して話し続ける。]
...始まりは、僕の姉、花を含めた4人が、
あの地方へ行った事が始まりのようです...。
そして、あのロッジで忌まわしい出来事に遭遇してしまった。
[社会から秘匿された悪意を暴く者、それを呼称するなら<探索者>だろうか。]
[龍は、これまで出て来た大月まこと、伊達徹雄、南田成美、真神花が1年前に、あのロッジを訪れた事を話した後、]
...幾らか推測も含まれるのですが、...
1年前、あそこには本物の山根俊子という女性が居たようです。
その当時も、今回と同じように、
山根俊子は松本孝三という男を、父だと偽り、
山根忠彦として仕立てあげていた...。
その時点ではもう...
...本物の山根忠彦は死んでいたのだと思います...。
[ぽつり、ぽつりと、本当にぽつりぽつりと話し始める。
本物の父親が死んでいた、という言葉に脳裏に浮かぶのは、バラバラ死体だろうか。誰がやったか?
……それは、本物の山根俊子だ。]
山根忠彦の書斎に残されていた血文字、
...あれは、俊子に拉致された松本孝三が残したもので...
......、その男の自殺を4人は見たようです...。
そして本物の俊子と争いになって、
どうやら、本物の俊子と姉さんが共に倒れてしまったみたいです...。
...最後は、皆さんも見た怪物に追われて、
姉さんを置いて皆逃げ出してしまった...。
殺人に、それに、怪物...。
3人が何故、警察に届けなかったのかは
僕は完全には分かりませんが...
...、でも、姉さんは死んでなかった...。
あそこで見た、奇怪な虫に取り憑かれて、
一緒にロッジに来た3人を、次々と...襲ってしまった、んでしょうね...。
犠牲者が尽きそうになれば、
あそこにある物と場所を舞台装置として利用して、
犠牲者を呼び込んで...。
あのロッジは本物の山根忠彦によって購入されてましたが、
...犠牲者を呼び込む為に、あの時だけ...ロッジの看板を立ててたんだと思います...。
...僕は、1年前に姉さんが消えた、行方不明になった。
そう、思ってました。
...もしも死んでいなければ、
もしも死んでいたら生き返らせたい程、姉さんの事を...
心配で、不安で、ずっと苦しかったんです。
[龍は、「生き返らせたい程」と口にする時、熱に浮かされたような病的な光を宿したが、それはすぐに消えただろう。]
...でも、半年程前に、
...姉さんの姿を見かけて、生きてるって知って...。
ようやく、この地方にいるかもしれないっていう、手掛かりを見つけて、...あの時の僕は、必死でした...。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新