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氷の女はやっかいだ。
寒いのは苦手でな。
[これは、冗談ではなく、
生体としてのシンクロ率が高いということは、それだけ、生体に近しい弱点もある。
といっても多少の寒さなどものともしないが、あの氷の女は別だ。]
――……わかっている。
皇は後回しだ。
フライハルト艦戦との合流に協力する。
[>>153ディタの意に沿うことを告げる。
そう、帝国から見れば、黒翼がディタに肩入れすることには疑問を抱かせるかもしれない。
もちろん、その理由は、皇をおびき寄せるというものもあるが、
それだけで、この男が動くわけはなかった。
つまり、そのディタの、>>147つよい意志と行動力。
それに敬意を示す出来事が過去にあったということだ。
―― 巡洋艦フライハイト・艦橋 ――
と言うわけ、でー。
ブラッディ・サンシア参上しました、よー。
[>>158フライハイトとの合流を済ませ、艦橋のクルー達にご挨拶。
形式張ったことは苦手なので、敬礼が崩れているのはご愛嬌。
ちなみに《血染め》という二つ名は自分でも結構気に入っている。
でも鬼の大隊長はちょっと微妙。]
そういえば、ここに来る途中、でー。
例の襲われた戦艦の状況確認しました、けどー。
あれはおそらく私の古巣の仕業です、ねー。ふあぁ。
[適当な壁に寄りかかって欠伸をしながらという緊張感の欠片も感じられない姿勢で、それなりに重要な情報を語る。
自分が元帝国軍で、あの部隊の所属だということは周知の事実だろう。]
[いずれにせよ、孤独とともに戦う彼女に手を貸すことをいまは露とも疑問を感じない。]
ヘレス……俺も、ポイントに向かう。
氷の女の艦隊を疲弊させる方法を考えたい。
[かつて、氷の女と対した時、
寒さに危うく、機動兵のままの彫像にさせられそうになったことがある。
それから、真当に氷の女と相対することは自殺行為だと学んだ。]
……あそこは精鋭揃いです、がー。
一番恐れられてるのは、やっぱり『銀灰』、でしょー。
下手すると兵士の士気にも響きます、よー。
[それだけ名声が轟いていて、恐怖されているということ。]
たいちょ……あの老人、片手で一個小隊くらい倒せますから、ねー。
まー、私なら一個中隊ですけど、ねー。
[一瞬、隊長と呼びそうになったのを慌てて引っ込める。
ついでにさらっと自分の方が強い宣言。
昔ならいざ知らず、今なら負けるつもりはない。]*
皆様お集まりありがとうございます。
予定通り、リアル明日の朝に1dを開始致します。
これから空間兵器暴走のナレーションを入れますが、現在のRPを打ち切ってタイミングを合わせる必要はありません。
キリのいいところまでどうぞ。
アパートの描写は1d開始後に入れます。
前兆はあったか、なかったか。
最新鋭兵器のひとつである、空間操作システム。
それが、暴走した。
前線の宙域ごと、空間そのものが歪曲する。
天体も、基地も、艦も、兵器も、人間も全て飲み込んだまま。
数分の後、全ては元の形に戻ったかに見えた。
しかし、そこからは何人かの姿だけが忽然と消えていた。
操縦者を失った機体は、停止し、あるいはあらぬ方角へ飛び去り、あるいは自動操縦のままに飛び続けた。
敵味方を、システムからの物理的距離を問わず。
ランダムに選ばれたとしか思えぬ幾人かが、前線から別のどこかへと転送されてしまったのだ。
事態に気付いた両軍は、騒然となった。**
[そういやさっき通信で聞いたけど、帝国軍の補給艦が潰されたらしい。
アレって結構精鋭が乗ってたよなァ?
誰が潰したとか聞いてねーけど俺様の予想によるとアイツ。血染めのなんたらってヤツ。
確か元は帝国軍らしいけど事件起こしたとかで解放軍に乗り移ったらしいな。
対人戦では半端ねェ強さで躊躇なく殺ってくるらしい。怖ェな。どんな見た目してんのかしらねーけどきっとすんげー冷酷そうな顔でムキムキなんだろうなァ。
ちなみに俺様は対人戦は苦手だ。猫だましにも引っかかるからな。それだけはマジ勘弁]
[そういえば、ノチェロは相変わらず気の向くままに飛んでいるようだ。
先ほどから彼の部隊長の嘆きのような怒号のようなものが通信を通して聞こえてくる。>>137
相変わらずか、と一つ息を吐いた。以前のことを思い出す。
味方を捨て駒として使うつもりはないが、使えるものはなんだって使う。
それがあのアイドルであっても、無鉄砲なノチェロであっても同じこと。
初戦闘だというのに、命令も隊列も無視で>>11最前線に単身突っ込んでいく戦闘機には呆れたが、ちょうどよかったので利用させてもらった。
めっこめこにされている戦闘機>>156には、本当はもっと早く助けられたが、ぎりぎりまでがんばってもらって。
お陰でトドメを刺すことこそ叶わなかったものの、戦果は上々で、帝国を飛び出したお姫様をひやりとさせることは叶ったか>>153]
[>>159協力、と聞こえれば小さくため息をつくが、いずれにせよシードルも退くのならばひと安心。
そしてまた、彼ほどの者が「やっかい」と評する氷の女王の恐ろしさを改めて思う。
味方をも駒にした、いつかの戦いぶり。>>164
あの扱いで生き延びたノチェロもまた、凄腕ではある]
皆はどう?
[いったん交戦ポイントを離れたところで、各部隊の状況を確認する]
敵の兵站を?そう。
[部下から報告されるサンシアの戦果には、特に驚きもしない。
彼女ならば、当然やるだろう。
命というものに対する彼女の考え方とは相容れなかったが、その腕前は信頼していた]
ライフ……。
[兄様、の呼びかけは飲み込んだ]
残念だけど、ダンスはまた今度お願いするわ。
[再度周囲を確認し、合流ポイントへ向かった]
サンシアさんの古巣…帝国軍強襲部隊シルバーバック、ですか。
それなら、納得です。
一般の戦闘員なら歯が立ちませんね…。
『銀灰』さん、確か還暦をすぎたお爺さんなはずですから、
そろそろ引退してくれてもいいと思うのですけど。
[片手で一個中隊の精鋭パワフル老人の噂は、畏怖を持って
解放軍側にも伝わっていた。]
ふふ…それはとても、頼もしいです。
編成を整えたら、銀灰さんを超える活躍を見せてもらえるよう場を整えるつもりです。よろしく。
[気弱なことを言ったのち、ヘレス艦への通信には続きかのる。]
ああ、もちろん、俺だって、あれからただ氷の女王に怯えてたわけじゃないさ。
真当にやり合うのは無理だというだけだ。
もちろん、氷の女王は叩いておくべき部隊だが、
簡単ではない、それだけだ。
[それは、思い切りホラを吹いただけかもしれないが、
それでも、戦闘能力において、個体としては、男なりに誇っているものもあった。
ただ、単体で突っ込んでいた時代はもう終わっただけだ。
帝国軍にも単体で突っ込んでいた奴がいたことをふと、思い出し、
自身の命を軽く扱っていた時期があったこと、認めざるえない。
あの奇想天外な帝国の一匹狼は、今でも、生きているのだろうか?>>156]
空間移動と座標の設定…?
また大きな移転装置が必要そうな話っすね。
ちょい時間かかるかもしれないっすよ。
[>>112鹵獲作戦、とは平たく言えばぶんどり作戦の事だが、規模と距離が問題だろう、フライハイト艦はもちろん、ジャミング策が施されているのだが、
コードによって周波数をを定期的に変えないと突破されてしまう、
こないだ変えたばかりなのに、と文句をたれそうになるが、艦の安全のためなら仕方ない
そうしている間にサンシアからの通信の接続が繋がったようで>>120]
斧振り回す鬼隊長の下で訓練とか、拷問っす。鬼が島に流されるのとか簡便っ。
なんで今時飛び道具無視して手斧なんすか。
それで銃弾全部かわしたり叩き落せる身体能力も凄いっすけど、返り血を浴びた姿とか夢に見るレベルっすよ。
鬼隊長みたいになれるとか自分これっぽっちも思ってないっすね。
俺はモヤシでも自分の身は守れるし、寝てるときとかは守りきれないし、守りきれない時はそれまでだし。
[さすがに丸腰ではなく、長年持ち歩いているスタンガンをくるくると手元で回している。]
そーだ、サンシアお手柄じゃん。
敵さんの開発情報手に入れたってばさ。
これ、使いようによっては、敵艦同士をぶつけたりできるかもだけど、いきなり前触れも無く隣に敵さんがいたってなると困っちまうよね。
[その空間操作システムが前線全てを巻き込むもので、後に起こる>>#4なんて現時点では予想出来るものではなかった。
サンシアとの会話を切り上げて、空間制御装置データーの解析に挑もうと、手持ちの端末を開いていた]
仕切り直しね。
[戦場を恐れているつもりは無いが、フライハイトの機影を確認すればどこかほっとする。
艦長のもとへ「無事帰ってきた」のだという感覚は、きっと多くの同志が共有している。
ヘレスの何が優れているのかと問われれば、上手く説明できないのだが、不思議と人を惹きつける、その人柄こそが力なのだろう]
それにしても、これ凄いわね。シールドにもなるんだったかしら。
[浮かぶデブリ>>158の間を通り抜け、旗艦へ接近していく。
「ファルコン」が作り上げた浮遊物は、敵艦のセンサーを攪乱し、味方の機には簡単に避けられる仕様]
>>171
承服した。
貴公の艦にお邪魔する。
[ヘレスからの通信にも、承諾をしたあと、続く言葉に頷くように応えた。]
いかにも。
女王の艦に接舷を試み、残念ながらジェラードになりそうになったことがある。
あれだけの冷却シールドをかけているのだから、対価たる熱消費があるはずだ。
グノ艦に注がれている膨大なエネルギーがいずこから補給されるかに着眼はしているが、そうだな、俺だけでなく、貴公の考えと技術もあれば、打ち破ることも近くなるだろう。
[そして、あくまでディタの援護を視野におきながら、ヘレス艦へ。]
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