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[だから、千秋の視線を避けるように慌てて席に着いた。
こういう時向かい側に座れて良かったと思う]
……ちょっと緊張するね。
[それが嫌なわけではない。
食前酒のグラスはキラキラと照明を反射する。
眩しげに眼を細めて]
千秋、そういう仕草、様になってる。
[そう言われるのは嫌だろうか。
でも本心だったからこう言葉にした。カッコいいなぁ、と。
促されれば、微笑んで自らもグラスを掲げた。
ちょっと手間取ったのは見て見ぬ振りしてほしい]
─12月10日、午前零時(>>39)─
[ふと、耳元で響く低い振動音に、意識が呼び起される。
ふやふや目を擦りながら視線を向ければ、点滅するスマートフォン]
(緑の点滅・・・メールだ。だれだろ)
(緊急連絡とかだったらバイブにしてても音がでるはず・・・)
[ぼんやりしながら画面をタップして。
メールアプリを開けば、そこに並ぶ名前と、件名と、日付に。気付く]
(あ)
(そうか、誕生日)
(時間・・・日付変更、直後。これ、あのとき、僕が)
[上体を起こし、毛布をかぶって正座をする。
ひとつ、息を吐いて。メールを開く。本文を確認すれば、目を細めて]
(・・・うん)
(これからもよろしくね)
(出逢ってくれて、ありがとう*)
緊張しないで、ゆっくりリラックスして
美味しく食べられればいいんだし。
[無礼講、なんて言ってみたり
仕草についての評価に、くすりと笑みを零して]
そうか?……君にそう思ってもらえるなら
いい、んだ。
[つまりは、照れた。
少し手間取れど掲げられたグラスをかちりと互いに鳴らし
飲み干す黄金色の液体は、柔らかな林檎の甘みを伝える
前菜の温野菜5種盛り合わせや、エンドウ豆のポタージュスープ
カリカリの焼きたてのパン、それから真鯛のポアレ
白桃のシャーベット、子羊のグリル香草焼き、それから口直しのチーズと
彩り鮮やかに出てくる料理たち
さて、彼女の口にあったかどうか]
[後は季節の果物とプティフールのデザートと、紅茶が並べられるであろう頃
レトロなラジオから、こんな放送が流れ始めた]
[ジングル]じゃじゃじゃ〜ん♪
メリークリスマスイブ!
はい、今日も始まりました、「スクール・オブ・ポップ!」DJのプリンス・オブ・ハッピーターンこと、「はっぴっぴー」が、サンタクロースとして舞い戻ってきました!
みんなには、お久しぶりのご挨拶ですね!
みんなは、この1年良い子にしてたかな?
本日、一曲目は、恋人がサンタクロースの君に贈る!
ABK47の「わたしの恋人は左利きサンタクロース」
[曲が流れる]
─12月10日、朝(>>42)─
おはよお、えりちゃん。
[第一声は挨拶。メールには触れられていないから。
御礼を言う機会を窺っていれば、渡される封筒。紙の他に硬い感触。
あとで見てね、の言葉に頷いて、席に戻る藤村の背中を見送る。
かさり。そっと開けば遊園地のパンフレット。それと]
(あ、青い。すごい)
(地球みたい)
(林間学校でもらったやつもそうだったけど)
(石って、どうしてこんなに惑星や宇宙に似るんだろう)
(地球の欠片だからかなあ)
[便箋に書かれた文字を指でなぞる。ゆったりと目を細めて。
蒼く碧い勾玉のストラップを、スマートフォンに丁寧に通す]
(うん、僕も、そう思ってる)
[そうして、あとで。授業中、藤村を目が合えば、ふにゃりと笑って。
ストラップを通したスマートフォンを教科書の陰から掲げれば、
口パクで「ありがとお」と伝えるだろう。こっそり文字を打つ]
TO:えりちゃん
FROM:大吉
件名:[キラキラ][観覧車の絵文字][キラキラ]
本文:計画書と青空受け取りました。
当日はきっと晴れるって信じてる。
祝ってくれて、ありがとう。*
さて、早速メールいただきましたよ!
ラジオネーム、「Sさん大好きですさん」から。
お、熱烈だねぇ!
「こんばんは。友人から勧められたので投稿してみました。
何よりも大切な人が出来たんです。
そんな彼女と過ごす最初のクリスマス
はっぴっぴ〜のラジオで、
彼女に伝えたい思いを曲に込めて
クリスマスプレゼントに贈りたいなぁと思いました」
そうか〜!其れは是非伝えないとね!
では、リクエスト曲をかけるよ!LUV and SOULで、「初めてのクリスマス」
[曲がかかる。それは彼女との未来を思い描くように
気持ちが、込められた唄]
[曲が終われば、恥ずかしそうに彼女に告げよう
もう1つのプレゼント、彼女のネックレスに合わせた
紅水晶のピンキーリングと共に*]
――クリスマス、一緒に過ごしてくれてありがとう
大好きだよ、沙絵
>>141>>!42
(……これを着てきて、良かった、かな)
[可愛いって。言ってくれたから。
千秋の言葉がお世辞ではないと信じることが出来るから。
薄く頬を染めて、はにかんだ]
り、りらっくす。
[すでに繰り返す台詞が緊張で裏返っている。
仕方ないじゃないか、こういうディナーは初めてなのだ。
リンゴの甘さと酸味が喉を通りすぎ、火照った身体を少しだけ冷やしてくれる。
ぎこちなくもマナー通りにはナイフとフォークを操る。
父親に感謝したのは久しぶりかもしれない]
……美味しい。
[それでも千秋と言葉を交わしていれば、大丈夫。
心地良い高さの声が鼓膜を震わせるたびに、ドキドキさせられる一方で、リラックスさせてくれる]
クリスマスなんだよね。
千秋と一緒に居られて嬉しいなぁ。
[本音が零れる。
首から下げたペンダントの石に触れるのは、無意識の癖だった。
へにゃりと表情を溶かす]
>>143
[そうしてデザートを待っていれば。
ザザ、というノイズの後、古びたラジオが声を送り出す。
静かな喫茶店に明るい声。
しかし場違いではなく、絶妙に空気にマッチしていて、じんわりと店の中に温かさを送り込む。
目を瞬かせた後、一度千秋と視線を交し合ったか]
(なんでハッピーターンなんだろ?)
[はっぴっぴーは可愛いけど。
さて、謎のサンタクロースがこれから贈るものは何だろう。
のんびりと今流行の曲を聴きながら、考える]
─その週末の土曜日、昼すぎ─
お泊まりセットは一旦、僕の部屋に置いてくるといいよ。
じゃあ、行ってきます。
[藤村とは、みのるくん宅にて待ち合わせをして。
今日の昼は、みのるくんも、めぐさんも、お仕事で留守にしている。
それでも行ってきますと挨拶をして。ゆっくりと、手を繋いで歩く。
イルミネーションを見るという事は、そこそこ遅くなる事でもあるので]
今はそうでもないけど、陽が暮れると寒くなるよ。
僕は冬生まれだし北の方にいたから、そこそこ寒さに強いけど。
えりちゃん、だいじょうぶ?
[からし色のダッフルコートに、マフラーを巻いただけの格好。
ふわりと視線を藤村へと向けながら、そんな会話をして。
遊園地までは1(3)1.まっすぐ行けた2.ちょっと迷った3.大分迷子**]
―――― え?
[これは自意識過剰なのだ、きっと。
そう思いこませながら、そうっと千秋の瞳を覗き込む。
眼鏡越しの瞳はどんな感情を湛えていただろう。
きっと吸い込まれそうになって。
初めてのクリスマス。
私たちも、そう。
声にならない吐息とともに、落ち着こうと胸を抑えた。
そんなものでは鼓動は抑えられないが]
あ、
[千秋の恥ずかしそうな顔。
それに確信を得て、どんな表情をすればいいのか分からなくなる]
……。
こんなに素敵なもの、貰っていいの? ――私が。
[自信のない弱い部分。
隠していた欠片。
ふいに曝け出してしまってから]
>>146>>147
ありが、とう。
もうね、何度言っても足りない気がするんだ。
大好きだよ、千秋。
[くしゃりと顔を歪めて、ぐいっと袖口で何かを拭い去る。
その後に表れるのは赤みを帯びた目元。
紅水晶の煌めくリング。
そっと、震える手を差し出して]
きっと、降るよ。
[窓外に広がる空へと願いを込めた*]
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