情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
― 翌日、自宅近く ―
おっちゃーん
浴衣作りたいんだけど
そ、神楼例大祭
……知ってんなら話早い
生地の色はこいつ
そんで帯は対比で……
小物はよくわかんね、コーデ候補見せてくれる?
[近所にある和服店、実家とは先代からの付き合い。
彼がやんちゃ坊主になってからも親しく交流を続けている]
代金なんだけど、出世払いでいい?
……なんて言ったらおっちゃんOKするんだろ?
オレもう高校生だぜ、何にも無しでタダで貰うってのもな
そんで、お金の代わりに……
[着ていくものも用意出来た]
―例大祭―
お待たせ、鍵谷っ
兄が煩くてごめんね、お前に迎えに来る男子がっていきなり……!
[ドアを勢いよく開けた。
カラン、コロン。
足を踏み出すと聞きなれない音がついてくる。
振り返って兄がいないのを確認し]
こんな恰好したから。
用意に時間かかっちゃ……、
[声を掛けようとして顔を上げ――そのまま、固まってしまった]
[鍵谷が、浴衣を着ている。>>324
事前に知っていたしこの日を指折り待つ間にたくさん想像したのだけれど、そんなの全く予行練習にならなかった。
縹色? いや、それより赤味がない。
緑色帯びた深い深い青。
和色の名が幾つか脳裏を過ぎる。
鍵谷に纏わる色の記憶が、こうしてまたひとつ増えていく]
似合う、なぁ。
[何故かまともに見ていられないくらいに。
“男の子は三割増しで格好良くなる”――その言葉を思い出す。
友人から聞いた時は、ええーと反応してしまったが]
[ぽかーん、と間抜け顔をしていたことだろう。
じわりとすぐに頬は染まるけれど。
水色と藍色の蜻蛉が飛び交う、白地の浴衣。
帯は瞳に似た淡い金糸雀色。
下駄の鼻緒の赤は、ベレー帽と同じく鮮やかに一際目立つ。
でも、髪型はいつも通り少し跳ねたまま。
そんな姿で64秒ほど立ち尽くしてから]
お祭り、行こう!
[跳ねるように玄関を飛び出すと、鍵谷の隣へと*]
─7月のある日(>>310)─
[遠野からの返信に、にへりと相好を崩す]
TO:ゆずるっち
本文:うん、それでいいと思うよお[笑顔マーク]
わあい、がんばれえ[振られる旗]
自転車は、ええと、ハンドルには慣れたよ!
そのうちペダル付けて走りたいから、
そのときはまた教えてね![ちからこぶ]
[送信したあとで、あ、絵文字、と思い出す。
遠野の機種によっては文字化けしてるかも、と首を傾けた*]
―例大祭前日のメール―
To:彩莉さん
件名:お祭り
明日ですが、駅で待ち合わせで良いでしょうか。
師匠からお祭り開始前の奉納演舞の相手をするに言われてしまったので、明日は羽織袴になりそうです。
妹は、そうですね…連れて行けってうるさいですが、5歳児連れて行くと目が離せないので、また別の機会が良いかも知れません。
─例大祭当日、藤村の家(>>311)─
[にこにこと幾つかの会話をしながら、手を繋いで進み。
藤村の家に到着すれば、手を繋いだまま、ご家族にぺこりとお辞儀をする。
ふわふわの雰囲気で娘と手を繋ぐ姿はきっと当時からあまり変わっていない]
こんにちわあ、ご無沙汰しております。
ちっちゃい頃に近所に住んでいた小野寺の家の長男で、大吉です。
今日は、お祭りに、えりちゃんといっしょに行くので、
浴衣の着付け?をしに寄らせていただきました。
お邪魔しまあす。
[家に入れてもらえば、両親の事を訊かれる。
あの頃は藤村も自分も小さかったし、親同士交流があったから。
うん、訊かれるだろうなあ、とは、思っていたから]
[ただ、どうやら小野寺の家の引越し先が、東北だった事。
そして父の社名を知っていた事。それが海岸沿いに工場を持っていた事。
それらを統合して、随分と心配してくれていたようだ。
少し、目を眇めて。ひとつ頷くと、口を開く]
父は、職場で見つかりました。
母は多分、家にいたんだと思いますが、家ごと流されてしまったので。
4年経ちますが、まだ、見つかっていません。
僕はあの日、3月11日は、少し内陸の方まで出かけていたので無事でした。
ほんとに偶然で。運が、とても、よかったんです。
僕は今、いとこ夫婦のお世話になっています。
もしかしたら、母が、生きているかも、しれないので。
養子ではなく、里親になってもらっています。
[こちらでは千秋(>>106)くらしか知らないだろう事。
言葉少なに、必要最低限を語っただろう**]
ー 例大祭当日 ー
[待ち合わせ場所には約束の時間より68分早く到着、ここらへんはちゃんと守る。
出で立ちはというと、柳煤竹色の落ち着いた浴衣……自分の誕生日に千秋から贈られたプレゼントの包装紙(>>33)と同じ色。
受け取った本人が「すっげ地味」と評したもの。
この浴衣を、彼のイメージカラーである赤の帯が横一閃、この二色のコントラストを強く押し出したデザインに出来上がっていた。
彼の愛用品であるコーチンも竹模様でデコるなどこだわった結果が垣間見える。
ただキャティちゃんだけはそのまま]
誰か来ねーかなー
[待ち時間、せっかくだから自慢もしたい。**]
[彼の姿、正面から見れば和装に身を包んだ学園の有名人だが……
これを後ろから見ると、浴衣の背中に『着物・呉服は*09西表山猫*商店 ○○○○ー△△ー××××』とでかでかと刺繍されていた。
浴衣の代金として広告塔になる契約を提示したゆえのもの]
これ?
すんげーだろ?
[こういうのは恥ずかしくないらしい]
― 例大祭当日 ―
[インターホン越しに賑やかな声が聞こえる>>330
その事に眦を緩めつつ、慌ただしい足音を聞きつつ玄関で待つ
扉が開くと同時に、言葉を発そうとしたが――]
お兄さんと仲が良さそうで何よりじゃないか
いや、そんなには待っていないから大丈夫――……
[下駄の鳴る音、鼻緒の赤は何時ものベレー帽の色と同じ緋色
白雲に空の色を映した蜻蛉を纏わせた浴衣を、太陽色の帯が締める
何時もと同じ髪型。でも服が違う其れだけなのに
ドレス姿の時と同じく、暫し見惚れ言葉を喪う
似合うと、その言葉で漸く我に返って、
慌てて無言になっていたのを誤魔化す咳払い]
ありがとう。南も、似合ってる
綺麗で、その……あでやかだな、と。
[褒め言葉や称賛の言葉なら幾らでも知っているのに、出てこない
どれだけ言葉を重ねても、今抱く思いを表すのに足りない気がして
目の前の彼女がきらきらと、輝いて見えた
頬を染め、立ち尽くすは互いに
だが先に動いたのは、彼女の方>>336
跳ねるように飛び出して、祭りへ誘う声と共に鳴る下駄の音
それに我を取り戻せば、彼女のとなりをゆっくり歩こうか
神社への道は此処から1本道
人の流れは未だ疎ら。それでも途中、逸れてしまわない様にと手を差し出して
ゆっくり歩けば祭りの会場の入口、鳥居へと辿り着く
鳥居の場所からは少し逸れれば葉桜があり、
其処に彼女を誘導すれば、袂からプレゼントを取り出して]
遅くなったけど、誕生日おめでとう
[告げつつ差し出したのは、緋色の巾着に入った小町紅
有田焼の器に入った花てまりを差し出す己の頬は、
紅よりも、赤い色を宿していた*]
ー例大祭前日ー
[私は何となく不満…いや不安だったの。
自分の気持ちってやっぱり一方的なものなんじゃないかって思っちゃうよ。
>>281 2通目のメール、ちょっとくらいドキッとしてもらえるかなって思ったけどそんなことなかったみたいだし。ドキッとした?って聞いたらうんって言ってくれるとは思うよ?優しいもん。そこも良いところだけど…それじゃ嫌とも思ってる自分がいるの。
でも、もうお祭りは明日。待ち合わせとかも決めないといけないってわかっているけれどじゃあどうやって切り出そうかって悩んじゃう。
そんなこんなでグルグル悩んでいたら、いつの間にかメールが来ていたみたい>>339だから。
その返事に結構時間をかけながら、ポツポツと打って…送信。]
To 遠野 護
Sub Re:お祭り
Main
駅前待ち合わせは了解だよ。
奉納演舞って大変そう…それなら、それが終わった後とかでも良いんだよ?
羽織袴姿を楽しみにしてるね。
妹ちゃんは…今度お家に行っちゃおうかな。
[気遣えているようで、全然気遣えてもいない文章。
送信してから溜息をついちゃうの。
こんなんじゃダメって…多分気づいてさえもらえないって分かっているのだけどね。
ただ見てるだけでも満足出来ないって思うのに、踏み込む事にも躊躇しちゃって。だけど頑張らないとって…思うよ。]
ー例大祭の日ー
[結構人が来るから、待ち合わせは少し離れたところにしたよ。拓也くん、あんまり歩かせたらいけないかもしれないけど…人酔いとかする方かなあ?会う前に聞いとけばよかった]
〜♪
[鼻歌歌って、拓也くんを待つよ]
To:彩莉さん
件名:Re.RE.お祭り
いえ、お祭り始まる前に関係者の前だけで、だそうなので大丈夫です。
師匠の相手をする予定の方が急遽事故で相手が見つからなかったそうで…本来俺がでられるような物ではないのですけどね。
彩莉さんは浴衣ですか?
うちに来ていただいても良いですが、妹は祖父と一緒にお祭り回るそうなので、もしかしたら途中で合うかも知れませんよ。
[メールを打つのはあまり得意でない。ここまでを打つのにも結構な時間を要した。
だから、つい返信を忘れがちではある、この前も返信の機会を逸してしまい申し訳なかったなぁと思いつつ。
送信ボタンを押したなら、今日は早めに就寝。明日は朝五時から稽古だとか]*
……そっか。
私がわざわざ浴衣っていうのもって、思ったんだけど。
祭りは皆、浴衣を着るって聞いたの。
鍵谷もそうしたほうが、その、
喜んでくれるかなって思ったから、用意したんだ。
[この浴衣を選んでよかった。>>344
可愛らしい花柄が多い中で、こちらのほうが自分らしいだろうと蜻蛉柄を手にしたのは、間違っていなかったかな。
自然と笑みははにかんだものになる]
朝まで着るか迷ってて……。
でも、良かった。
[きれい、の3文字。
鍵谷の表情に嘘ではないと分かってしまうから。
こんなに心に真っ直ぐ届いて、鼓動が跳ねあがっている]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新