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墓守 マコト に 6人が投票した。
彫師 ランス に 1人が投票した。
墓守 マコト は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、牧師 キリク が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、修道女 クリスタ、妹 ニイナ、傷病者 マイダ、彫師 ランス、酒場の女主人 ヤーニカ の 5 名。
――――誰か、誰かっ!!!
薬を持ってきてください!!
お願い! 早く!!
早くっ、早く治療、しないと……
ま、まずは止血……を……
[ああ、ああ、まともな治療法など知らないこの無知が憎い。
傷口を抑えようとするけれど、血が止まってくれない。
彼はもう絶命しているのかもしれないけれど。
ちゃんと治療すれば助かると信じて、信じたくて、]
……聞こえていますか、マコト様。
シャルロッテ、っていうんです……
私の、本当の名前。
[顔も覚えていない親が付けた名。
その意味は“自由”。
生まれたときから売られることは決められていたけれど、いずれは自由に生きて欲しいとでも願っていたのだろうか。
こんなものはただの免罪符だと、吐き捨てていたけれど。]
[今になって、誰かに知っていて欲しいと、思ったのだろうか。]
[もう、聞こえているかどうかわからないけれど。
他の誰にも聞こえないように、小さく呟いた。]
− 夢の中 −
[自分は誰かを探していた。
静かな森の中を歩いた先に湖があった。
その水で誰かが何かを洗っている。]
ねぇ、あんた。
あたしの赤ちゃん、知らないかい?
[恐る恐る尋ねた背中は覚えのあるもの。
無意識に見知った者を求めていたのだろう。
湖で何かを洗っていた彼が大事に包んで
何かを渡して来る。]
[天使の様な赤子……のはずだった。]
ここにいますよ。
[差し出されたのは大きく裂け、血塗れの牙を持つ口を
大きく開いた狼だった。
見れば湖も赤く赤く染まり、包む布も、差し出す牧師の手も
血塗れだった。]
ほぅらここにぃ ぃまぁすよぉ。
[下手な人形芝居の声で、キリクだったものが嗤った。]
──っっっ!!!
[本当の絶叫は声にすらならない。
飛び起きた全身は汗に塗れて、呼吸も荒く肩を上下させる。]
い、今の……な、何、なんで……。
[ベッドの中、頭を抱えて夢を反芻する。
よりによって何故牧師が血塗れの狼を抱えているのか。
考えても答えが出ない。
あるとすれば、昨日、赤く染まったマコトと
助けようとし続けていた修道女>>1の姿が
瞼から離れなかったから。
そうとしか考えられなかった。]
[夜が来る前に投票箱を置けばいい。
嫌なことは嫌な時間に。夕暮れまでに、すればいい。
気持ちを落ち着けようと、ヤーニカを見送ってアリスの元へ持っていく荷をまとめていた。包帯と、妹のリボン。
帽子は持ち合わせていなかったから、せめてと。
日があるうちに急ごう、ただでさえ荒れた天気だ。
朽ちるのも早いだろうに、踞る少女の残骸をそのままにするのは心苦しかった。妹たちには、触れられるうちにろくなことをしてやれなかった。
──響き渡る悲鳴に身を強ばらせたのは、ぼんやりと虚空を見つめていたその時だった]
[辿り着いた者のなかでは遅い方だったろう。
真っ先に目に入ったのは血だまりに崩れ落ちたマコト。
次いで、彼に手を伸ばすクリスタだった]
ど、して……こんな。
[訳が分からなかった。自ら命を絶つのは染み付いた禁忌だった。揉み合い反撃して殺したのか。治療しようとするクリスタを見れば、違うように思われた]
……。
もう。もう、手遅れです。クリスタさん。
[包帯が入ったバスケットを抱き締め、ニイナに寄り添おうとしながら囁いた。……結局、死者の為に使う事になるのかもしれない、と呆然としながら。
人数は残り少なく、狼の数が分からない以上、過てば窮地となる。マコトの死によって、ひとまず処刑は中止となるだろうと思った。嫌な予感を残して]
[自分ひとりでは、彼を部屋へ運ぶことはできなくて。
誰かに手伝ってもらうことになっただろう。]
[その日は、彼の骸の傍から離れられなかった。
風呂に入るように、着替えるように勧められたとしても、頑なに首を横に振って。]
[ああ、こんなことじゃ、執行者として失格だ。
しっかりしないと。
しっかりしないと。
そう、おもっているのに。]
[きっと、終わらない──。
投票で皆が集まった時に、霊能者だと告げようと思っていた。
狩人がいたとしても守らなくていい、生き残っていたら殺せばよいと。
信じられないならそこで終わり。
今度も、ちゃんと出来なかった。
思いがけないタイミングの死に震えながら、それでも、朝まで一縷の望みをかけるしかなかった]
……私は、ちゃんと“生きる”から……
だから、今だけ……赦してください……。
[何をしてでも生きる。
その“真実”は、変わっていない。
ただ――少しだけ付加されたものは、あるけれど。]
[今だけは弱い自分でいさせて欲しいと、冷たくなったマコトの手を握った。
きっと、翌日の朝までずっと**]
ー 回想・台所での事 −
[またしても赤が広がっていた。
台所の床は赤く、倒れた身体と縋る身体があった。]
あんた達っっ!!
[バサリと頁を開いたままで落ちた書物。
赤く汚れていくことなんてどうでも良かった。]
クリスタ、マコト……。
マコト……マコト……。
[クリスタの名前を聞く事はなかった。
ただ全身を染めても傷を塞ごうとした彼女に
殺意や悪意は感じられなかった。]
クリスタ……もう、マコトは……。
もう……死んでるよ……。
[自らを抱いているニイナの姿>>3に
顔を歪めて視線を向けた後、血だまりの中の膝を付く。
だがマイダの声>>9で反応を示すまで、
彼女に触れる事も出来ずにいた。]
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