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他の人にも、話さないと……ね。
[無言で首を振った修道女の意図は判り兼ねたが、
これからやらなければならない事は嫌でも判る。
取り戻したと思っていた日常が嵐に飛ばされていくのを
ガタガタと煩い窓ガラスの音を聞きながら感じていた。]
アリスを、撫でてくるよ。
[修道女に伸ばした手は、最後にもう何も言わなくなった
アリスへと向ける為に部屋の中へと入って行った。
室内は更に匂いが濃厚で、シーツも少し赤が滲み始めていた。
顔が見える程度に捲って、無残な姿に込み上げるものを
感じながら、それでもシーツの上から冷たい身体を撫でた。]
アリス……見守っていておくれ。
[そう呟く様にアリスに落として資料室を目的地に変えた。]
たしか……こう言う時は、議事録を残しておくはずだった……。
[無地の書物を探しに、そして騒動の始まりを記入する為に
食堂へ向かおうとしていた**]
……そう、なんですか。
でも私は……
ヤーニカ様の言葉を素直に信じることができなくて……。
[むしろ根拠もなしに手放しで信じると言われている気がして。
人狼やその手先が、いずれ自分を食い殺す為に油断させようとしているのか。
それとも、自分を味方にして人間へと議論を誘導するつもりなのか。
穿った見方をしてしまう。]
[一方で頭痛がする。
他者への説明はできないけれど根拠はあるのだと、別の自分が叫ぶ。
けれどその根拠を――自分は思い出すことができなかった。]
…………っ。
[伸ばされた手にびくりと震えたけれど。
今度は、拒まなかった。]
……ごめんなさい……。
[恩人である彼女を疑っている。
三度目は拒もうとしなかったのは、罪悪感からか。]
おにいちゃんと同じ気配。人狼と同じ気配。きっと憑狼と呼ばれる存在。
人狼騒動の元凶。だけれども、私にとっては――。
[いなくなったはずの『おにいちゃん』。それと同じ気配の来訪に、ただただ歓喜した。
人狼だと判断されて処刑された兄。
ランスから、人狼と言われたであろう兄はいつから人狼だったのだろうか。最初から?それとも入れ替わった事にも気づかなかったのか。
ただ、残った唯一の肉親であった兄を自分の手で殺した事は心に深い闇を落とす。
兄が狼だったことから、狼が兄だと認識してしまうほどに]*
―― 準備終って ――
[食事の準備が終わった辺りで、他の人を呼びに行こうと提案してみたか。
マイダは残ったかそれとも……。
ともあれ最初に向かったのはランスの部屋。
もしかしたら寝坊してたりするのかな?なんて思っての訪問だが]
ランスさん、起きてる?
朝ですよー。
[ドアをノックしつつ、中へと呼びかける。
彼は果たして起きてるだろうか。それともとっくに起きて別の場所へ?
なんにしろ、しばらく反応が無ければ部屋の中へと入るつもり]*
ほう、彼がそういう相手だったとは。
博愛な君があえて「嫌いじゃない」とは珍しい。
[慌てたような反応に、目を眇めてくすり、とからかう]
もし彼が、「おにいさん」になったら
君は嬉しいか?
[ちょっとした気紛れのようなものだ。
今の形は焚き付けるのに向いていない。
清廉を装う必要がないものであれば、成り代わる相手は誰でも良いのだが]*
おや、勘違いだったか?
お兄ちゃんは彼なら義弟にしても良いと思っていたのだがなあ。
[一層赤くなる彼女を、楽しそうにからかいつつ]
なら、夜明けを楽しみにしておいで。
[はたしてそれが、彼女の崩壊を加速させるのか、それとも異常に気付くきっかけになるのか。
それさえも楽しみに、脳裏に成り代わる算段を]*
― ―
[その日の夜は、大雨だった。
夏なのに少し寒くて、上掛けを肩に羽織っていた。]
[眠れなかった。
単に習慣が抜けていないためか。
それとも、この手で――――からか。
全身の震えが止まらない。
恐怖したのだろうか。
動揺したのだろうか。
今更になって。
それとも。
それとも。
「――――……」
だれかの言葉が耳に焼き付いて離れない。]
[雨打ち付ける窓へ手を当てれば、闇の中に何かが見えた。
人か、獣か、雨と闇でぼやける視界が見せた幻か。
“捏造の人狼”を彼らが追いかけてきたのだろうか。
“本物の人狼”が自分を食い殺しに来たのだろうか。
占い師でもない、霊能者でもない、狩人でもない。
身分を証明する方法も持っていない自分を殺す利益など。
いや、あるとすれば、自分を殺せば、“できる”者がいなくなる事か。]
……貴方は、私を殺しに来たのではないの……。
[窓の外への呟きに応える声はない。
じっと動かないそれは、やはり自分が人と見間違えだけなのか。]
[気が付けば震えは止まっていて。
力が抜けたようにベッドへ沈み込む。]
[瞼を閉じた娘は、安堵の表情を浮かべていた**]
― 廊下から食堂へ ―
[この結社の施設には武器庫のようなものはあるだろうか。
あるとしても、一度は滅び人が寄り付かなくなったというここには、まともな武器は置いていないか。
ならば、武器になりそうなものは持っておかなくては。
殺すために。身を守るために。]
水……と、泥……?
[アリスの部屋から伸びている泥水は、犯人が残したものだろうか>>13
大事な情報になる可能性がある。覚えておこう。]
[剥き出しの鉈を持った娘が食堂へ着く頃には、他の者は既に集って、アリスの死を把握していただろうか。
鉈について問われれば、アリス様のお部屋にあったものですと答えるだろう。
既に表面上の血は固まっている。錆びないようにしなくては。]
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