1611 who are you?〜そして誰かがいなくなった〜
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[ここに来た当初は、ろくに食事も出来なかった。
特に、光が茜さす頃合いはダメだった。柔らかい光が、昏く血に染まりそうで。
それがマシになったのは、ヤーニカ>>0:138が娘たちにケーキを振る舞ってくれた頃からだろうか。
懐かしい、年上の女性の優しさ。
ほんの一口頂いたそれは、現実みを思い出させてくれた。
美味しいという感覚はなくしたままだけれど、誰の味かは分かるようになり、ニイナとクリスタが台所に立っているのに気づくようになった。
……私も、出来る事をしよう。
引きこもっていた資料室の戸口で見た、華やかな大人のひとの紅の色を思い出す。紅や茜は優しい日々の色ではなくなったけれど、夜に馴染んだひとのかんばせを、ぼんやりと思わせるようになった]
( 28 ) 2015/08/20(木) 14:40:01
― 食堂 ―
いえいえ。確かにコレは。
[包帯と薬を示して承知の意を伝える。
ほっとした顔>>24、こういうのを積み重ねていこうと思ったのはニイナの兄と友達になれた頃からの事。
彼女本人に避けられなくなる迄は凹みもしたんだっけか、もう懐かしいと言ってしまえる程前の出来事だ。]
なるほど、縋る相手…。
ならニイナはともかく、本当に俺で?
[芯があると言うのなら、ひとえに村の人々のお陰だろう。ただ、自覚がある訳ではない。だからつい聞き返してしまう。
まさかキリクが偽牧師であったとは思わず、語られる言葉には首を横に揺らして]
…買い被りすぎ、すよ。
そりゃ、清濁併せて飲み込まねえとやってけない、とは思ってますけど。…他人の分までは、どうなんすかね、
[牧師さんの方が、とは言わない。ゆるりと首を振るのみ。
マイダの事を返さず受けたのと理由は同じで、二人が同じ村の出、だから。何かなかった訳がないから。
触られたくない筈の事に、わざわざ触れずともいいと思うから。]
( 29 ) 2015/08/20(木) 16:39:49
…あぁ、……なるほど。
[相槌打ちつつ話を聞く。頭の端では必要な木材の量を考えて、雨漏り等の修繕なら倉庫へ残っている分で如何にか、しかし流石に十字架は、と見当を付けて]
なら、修繕は見かけたらやっときます。
十字架に使える木は嵐が明けてから、すかね。
[続きは仕事とは関係ないが、少しいい知らせだ。
ヤーニカのケーキを褒める話を、ニイナから聞いた事があった気がする。]
へぇ、ヤーニカさんのアップルパイ、当たれば嬉しいすね。
あ、俺炊事はてんで駄目なんで大丈夫すわ。
じゃあ、とりあえずマイダ探してみます。
[なるべく明るく軽く聞こえるように声のトーンを保って答え、引き止められなければその場を離れた。**]
( 30 ) 2015/08/20(木) 16:39:59
―廊下―
[先程、牧師が床に穴を開けた場所へと戻ってくると、さっきはなかったものがあった。
木の板とのこぎり代わりだろうか、鉈が置かれている。
足りないものは釘と、用意をした人間>>0:104だろうか。]
まさか外に……?
[資材小屋は外だ。
この嵐ではひどい目に遭うだろう。
まして、釘そのものの在庫がなく廃村の方まで行ったとすれば戻る事も容易じゃないだろう。
しかし、誰が。]
( 31 ) 2015/08/20(木) 16:58:24
[男は置かれた鉈に手を伸ばす。
ずしりと伝わる重みを確認する様に柄を握り。]
[がすん]
[真顔のまま投じた鉈は気の壁に突き刺る。]
……しまった。
[壁にも穴が開いてしまった。**]
( 32 ) 2015/08/20(木) 16:58:41
― 廊下 ―
[資料室へとしばらく廊下を歩いていれば、]
…なにされてんすか、マコトさん。
[床に穴、壁に鉈。真顔のマコト>>32。元々あまり表情が豊かではない印象である彼の、その足元に板があるのを見て]
ええと、修繕なら手伝いますよ、大丈夫すか?
[釘が見当たらないから、包帯と薬を一時避難させるついでに取ってこようかと思いつつ尋ねる。
釘は資材倉庫とは別に、送られる物資の方にもあったような。]*
( 33 ) 2015/08/20(木) 17:20:43
[顔の入れ墨が特徴的なランス>>33の声に振り返る。]
……なにを?
[何処か不思議そうに男は、彼の顔と、足元の木の板、壁に刺さった鉈をゆっくりと順に見て。]
キリクさんが開けた穴を誰かが直そうとしていたみたいなんですけど、見当たらなくて。
釘がないんでそれを取りに外に出ていたらまずいだろうな、と。
だから、俺は大丈夫だけれど、どうするかと思って。
[壁に鉈の刺さった経緯以外を話す。
激しい雨音は治まる気配がない。
これほど激しくはない雨音に紛れる様に、これに似た鉈を手にして人狼騒動の夜を過ごしていた。
その冷たさを思い出す気がして、軽く腕をさすった。]
( 34 ) 2015/08/20(木) 17:54:42
― 食堂 ―
まあ、縋るとまでいかなくても、自分のことを気にかけてくれる誰かがいるというだけで人は少なからず救われるものですから。
[腑に落ちない様子のランス>>29にそう釈明して、その場を去る彼を引き止めずに見送った。
窓の外は相変わらず雨風が強く、滝のように流れ落ちる滴が視界を遮っている。
遠くの方から木が裂ける音>>32が響いてきた]
どこかに雷でも落ちたんですかね…
[呟いて、しばしぼんやりと窓の外を眺めた]*
( 35 ) 2015/08/20(木) 17:57:17
― 台所 ―
…………!?
[がしゃん]
[遠くから破壊音のようなものが聞こえて>>32、用意しようとした皿を一枚、思わず取り落としてしまった。]
…………。
[娘は皿の破片を片付けるでもなく、その場に居る者へ謝罪するでもなく、ただ両腕を抱えて台所の隅で蹲った。
その顔は相変わらず表情に乏しいけれど、どこか青ざめていた。]
( 36 ) 2015/08/20(木) 17:59:54
― 食堂 ―
[窓の外に気を取られていると、今度は台所から皿の割れる音>>36が響き、びくっとしたはずみに窓枠に手の甲をぶつけてしまう。
怪我はないかと思い台所を覗き込み、台所の隅に蹲る姿を見れば]
だっ、大丈夫ですか!?
あの、破片散っているので手をつかない方が良いですよ。
ええっと、誰か呼んできましょうか?
[その時台所には誰かいただろうか、とにかく台所の入口に立ったままおろおろと問いかける]*
( 37 ) 2015/08/20(木) 18:21:37
[>>37誰かが台所へ立ち入ってきて、びくりと肩が震えた。
裏口の戸を背にして、何度も小さく首を横に振る。]
……来ないで……連れて行かないで……
折角ここまで来たのに……あと少しなのに……。
[小さな呟き。入口の彼には聞こえているかどうか。]
( 38 ) 2015/08/20(木) 18:38:16
― 台所 ―
え、ええ〜、どうしたらいいんですかこの状況…
[繰り返しかぶりを振る仕草は、明らかな拒絶を背中越しに伝えていた。
小さく繰り返される呟きはほとんど聞き取れなかったが、かろうじて「来ないで」「あと少し」という言葉を拾う事が出来た]
分かりました、近づかないのでせめて聞いてください。
少し深呼吸をしましょう。ほら、吸ってー…吐いてー…
はい、もう一度、吸ってー…吐いてー…
[それは傍から見れば奇妙な光景だっただろうが、たとえクリスタが合わせてやろうとしなくても、数度深呼吸を繰り返してみせた]
震えが止まったら、破片に気をつけてベンチにでも腰かけて、姿勢を楽にしてください。
大丈夫です、恐怖で人は死にません。大丈夫ですよ。
…私はヤーニカさんを呼びに行こうと思いますが、良いですか?
[雷におびえる幼子のような姿に、この中では一番母親に近い彼女を思い浮かべた]*
( 39 ) 2015/08/20(木) 19:00:58
― 廊下 ―
なにを、って、
[不思議そうにされると拍子が抜ける。
要領を得ない説明>>34には、尚更だ。]
そりゃ不味いすね…
ああでも釘なら屋内に確か、じゃなくて、
その鉈…怪我は無いんすよね?
[幾らか怪訝そうに、心配も込みでまた尋ねる。
鉈で一息に喉を裂けと望んだ者もいたっけか。
最期まで潔白を主張し続けたその男は、確かに人間だった。
猟銃での一瞬を、静かな絞首を、薬で眠る様に、と。
なるべく最期の形は望み通りに、していたつもりだ。
響く雨音と鉈を前に、様々な感触が掌に蘇るようで。
気取られぬ様、きつく拳を握った。]
( 40 ) 2015/08/20(木) 19:06:45
…………?
[目の前の人は、困惑しているようにも見える>>39
自分を連れ戻しに来たわけでは、ないのだろうか……]
……あ、
キリク……様?
[合わせて深呼吸をしていたわけではないけれど、彼が近づかないでいてくれたお陰か、少し落ち着いて呼吸をすることができて。
そのうちに、娘は男をキリクと認識できたようだ。]
すみません……
物音に驚いて……お皿を割ってしまいました。
[“牧師”への警戒が解けてはいないが、少なくとも彼らほど危険な存在ではない。
少しだけほっとしたように息を吐いて、嘘のない範囲で経緯を告げる。]
( 41 ) 2015/08/20(木) 19:29:52
でも私、昼食の準備を……まだ全部終わっていないですし……
破片も片付けなくては……。
[座るよう促されても、娘は頷かず。]
あの、人を呼んで頂かなくても大丈夫ですので……
ひとつだけ。
[皿の破片を避けながら、キリクへ少し近づいて、]
( 42 ) 2015/08/20(木) 19:30:13
……もし、さっき、
私がおかしなことを口走っていたなら、
忘れていただけると助かります……。
[他者に聞こえぬよう、小さな声で請うた。]
( 43 ) 2015/08/20(木) 19:30:20
―廊下―
怪我?どうして?
[今度は明らかに不思議そうに言ってランス>>40を見て、腕をさすった手を伸ばし、鉈を引き抜く。
壁には縦に裂けるような穴が残る。]
……ああそうか。
[それを見て呟く。
まるで今はじめて気が付いたかのように。]
考え事をしていたら、つい投げてしまって。
壁の修繕は俺がしますから、釘のある場所を教えてください。
これを用意した人もいるかもなので。
すいません。
[つい投げた理由は考えない。
引き抜いた鉈を片手に持ったまま、頭を深々と下げる。]
( 44 ) 2015/08/20(木) 19:42:43
― 台所 ―
[彼女が少し近づいた>>42のにあわせ、思わず2歩、3歩と同じ距離だけ後ずさる]
本当に、大丈夫なんですか…?
昼食なら、私たちでもなんとかできますから、少し休んだ方が…
あ、でもランスさんは本気で無理だって言ってたような。
[身体の緊張はやや落ち着いたようだが、まだ少し顔色が悪い気がして念を押す。
また同じような発作が起こったとして、自分では対処が出来ない。
今すぐでなくとも、いずれヤーニカあたりに話した方が良いかもしれない]
おかしなこと、ですか…?
特に無かった気もしますが、分かりました、口外はしません。
懺悔だとでも思って、ここにしまっておきます。
[胸に手を当てて、こくり、と頷いた]*
( 45 ) 2015/08/20(木) 19:55:22
……ありがとうございます。
[断られたなら、脅されたなら、“対価”を払うことも考えなければならなかっただろう。
けれど極力それは避けたい。
今の自分はあくまで修道女のクリスタだ。
>>45頷くキリクへ深々と頭を下げる。]
昼食の後で、ちゃんと休憩しますので……大丈夫です。
それよりも、キリク様こそ……手は、大丈夫ですか。
[ちらりと映った手の甲は腫れているように見える>>37
自分の気のせいでないなら、ちゃんと治療した方が良いのではと、ゆるく首を傾げながら問うた**]
( 46 ) 2015/08/20(木) 20:11:13
…そうですか。わかりました。
[あくまで昼食の準備を手伝おうとする彼女>>46にそれ以上の無理強いは出来なかった。
手のことを言われ、初めて気づいたようにぱっと目をやって]
ああ、ちょっと掠ってしまったみたいです。
単なるひっかき傷ですから大丈夫ですよ、ありがとうございます。
でも、ちょっと洗ってきますね。
[そう言って、特に引き止められなければ食堂を後にしようとする。
ややあって平静を取り戻せば、ふと思い浮かぶのは彼女が口走った2つの言葉。
忘れろと言われたせいで、しばらくは忘れられなさそうです]*
( 47 ) 2015/08/20(木) 20:25:14
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