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あんた、結社員だったのかい?
[思わぬ再会に、そう訊き返したのは無理は無い。
だって彼が人狼騒動に巻き込まれているなんて、
そして生きて再会するなんて、偶然だとは思えなかった。]
これも神様の思し召しって奴かな?
[そう尋ねてから数日後。
無理に互いの境遇を訊こうとはしなかった。
問われれば話はしたが、記憶を薄める様に
重要な過去から避け続け、彼と自分がここにいることに
違和感は徐々に薄くなってきていた。]
やるべきことであり、最重要事項だものね。
住めるようになったけど、まだ掃除する所
いっぱいありそうだもの。
[牧師とは正反対に表情が乏しく見えるマコトの
返答>>43には呆れたように口を開く。]
マコトくんは欲がないなぁ。
あたしなんて意地汚いからご飯の匂いで目が覚めたのに。
[互いに抱えているものを見ないふりをして
大袈裟に首を振る。
ここで他人の傷に触れる事は自分の傷を抉る事である。
身体の傷は癒えても、心の傷が癒えない方が多い。
此処に来ているのに、人狼を認めない少女がいるように。]
…よく考えたら、そもそも私が泥水ぶちまけたのが原因で、「対価」にならないですよね、これ…
マコトさんもすみません、あなたのやるべきこと、コレじゃない気がしてなりません。
[青年の声>>43にはっとして思わず口走る。
もし片付けが終わっていれば、雑巾を受け取ろう]
本当にありがとうございました。
…もし、あなたのやるべきことがあなたの視界を塞いでいるのなら、そして、それを取り除きたいと思うのなら…
そのときは、お祈りをしましょう。
ときには、己より大きな者の手を借りることも良いものですよ。
こんなふうに、ね。
[そういって、ニコリと2つの絞った雑巾を振って見せた。
緩やかな挙動>>43や、暗示のような呟き>>41が気にかかった。
精度はともかく、無意識に人の仕草を読み取ろうとするのは、もはや職業病のようなものだ]*
掃除も良いけど、あたしよりスタイル良くなったら
3食スペアリブにアップルパイに、ロイヤルミルクティー
食べさせるからね。
[髪型の違いに気付かなかった事>>45を茶化す様に、
しかし瞳だけはやたら力を込めて片手を差し出した。]
そのバケツの水位捨ててくるわよ。
ご飯前にそれ位はやっとかないとね。
え、いいんですか?ええと、なんだか気が引けますが…
ああでも、おかみさんがそういうなら、お願いします。
[ヤーニカの言葉>>49に、躊躇いながらも素直にバケツを渡したのは、かつて彼女の宿で過ごした時の記憶もあった所為だろうか。
ここで会ったということで、詳しく聞かずとも何が起きたかは知れた。
それでも、村が焼けたと聞けばひどく残念がった。
15のころからほぼずっと巡礼崩れの旅暮らしだったこともあって、通り過ぎるだけとはいっても彼女の村は「馴染みの地」と言えるものだった]
ああいいなあ、アップルパイ美味しいですよね。
私も是非ご相伴にあずかりたい。
[そう言ってくすくすと笑った]*
これ位しとかなきゃ。
あたしより若い娘が一生懸命働いているんだしね。
[おかみさん、と呼ばれて>>50、目を閉じながら微笑を浮かべた。
もう呼ばれる事は無いと思っていた呼び名。
懐かしさと寂しさ、だけでは無い苦い苦い圧倒的な
闇が宿を焼いた炎の様に襲って来る。]
あんたは相変わらず呑気だね。
気が向いたらおやつで作るよ。
若い娘たちも嫌いじゃないだろう。
[旅の疲れを癒すのに、甘味は人気だった。
ちょっとした脅しに使ったつもりだが、
食いついて来た事に閉じていた目を開けると、
今度こそ正しく笑って見せる。]
[胃がもたれると答えたマコトに>>53、
それじゃ益々食欲無くなるじゃないかと上手く行かない
計画に眉間に皺が寄りそうになった。]
そうなる前に胃を鍛えておいておくれ。
[折角食事を取る気になったマコトを止める事はしない。
黒い水の溜まったバケツの重みに、日常を感じながら
行った行ったと手で早く行けと示す。]
……知り合いって言えば知り合い。
山の方の道を良く使う旅人は結構知ってるよ。
[焼けた灰の中にしか無い思い出を探しながら、
昨日の夕食を聞く様に尋ねて来たマコトに返す。]
[一期一会。
二度と会わない客もいた。
その旅人の道の先がどうなったのか、知る術は無いけれど。
牧師のように何度も顔を会わせると、
次に会えないかと願う様にもなる。
生きていると確認出来れば胸を撫で下ろし、
ツマミの一皿もサービスして
またこの酒場を宿木にしてくれるよう祈る。
その繰り返しの中。]
あの娘は、無事に生きてるのかね……。
[一度しか会わない客もいる。
それでも印象深い客はいる。
よくここまで逃げて来たとしか言い様の無い姿をした娘>>37
人買いだろうか。
厄介事だと判っていても、こんな若い娘を放り出す事なんて
出来なかった。
恐らく母になれると判った高揚感と妙な正義感からだろう。
ただ匿った娘が宿を出てからどうなったか。
生きていればいい。
時々思い出しては願っていた少女が、奇妙な巡り合わせで
再会していた事にはまだ気付いていなかった。]
あたしは山の酒場兼宿屋をやっててね。
そこで結構贔屓にしてくれてたお客さんだったんだよ。
じゃあ、また後でね。
[隠す様な事では無い。
ただ焼け崩れた灰を抉らなければ喋れないから。
痛みを誤魔化す為に、話はそこでおしまいと切り上げて
バケツを手に目的地を一時変更し、立ち去った*]
知り合い…知り合い…ですね、たぶん。一番近いのは。
昔、旅をしていたころ、何度か彼女の宿にお世話になりました。
宿泊だけでなく薪割だとかを手伝わせて貰ったり、便宜を図って下さったんですよ。何せ貧乏旅でしたから、それがありがたくって。
[何度もあの地を訪れた理由はそれだけではなかったかもしれない。きっと、なんだか安心できたから。
けれど、そこまでは口にしない]
…そうそう、ヤーニカさんのアップルパイ、マコトさんも一度食べてみるべきです。
ヤーニカさんの気が向くように、天に祈っておきましょう。
[そう言って、一足先に朝食を取りに行くというマコト>>53と、バケツを手に去るヤーニカ>>58を見送った]**
[牧師も何1つ嘘は言っていない>>59
それなのにマコトに対し、何処か居た堪れなさを感じてしまう>>60
泳ぐ目を見ながらこちらも笑う。]
そう、凄い偶然でしょう?
あたしの亭主になれって事かしらね。
[そんな薄い冗談しか言えなくなっていた事に驚いた。]
― 騒動前/とある宿の酒場>>37 ―
あ、ありがとうございます……。
[>>57匿う事を承諾してくれた主へ、何度も礼を言った。
どこか隠れるに丁度良い場所があればそこへ、無ければ変装させて貰うなりしたか。]
[それから間もなく、ガラの悪い男達が酒場へ押し入って来た。
身なりから、山道のひとつを下ったところにある貧民街の自警団。
貧民街は無法地帯。けれどそんな場所の自警団が動くということは、それなりに大きな事件があったということだ。]
[男達は酒場内を軽く見て回ってから、主へ「こんな娘を見なかったか」と、絵が描かれた紙を見せた。
絵は非常に雑だったけれど、匿った娘を描いたものである事は、こうなるまでの流れから明らかだろう。]
……本当に、ありがとうございました。
[やがて自警団が酒場を去ると、改めて主へ礼を言いながら、腰に下げた薄汚れた袋を開いて、僅かな金を主へ差し出した。]
お礼をしたいのですが、今はこれしか持ち合わせがなくて……
……あの、こちらで働かせていただけませんか。
配膳でも接客でも料理でも、何でもできます。
服や髪型を変えれば、さっきの人達には気付かれないと思いますし……。
[それは暗に、「匿って貰った分働くから、自分が来た事を他者に黙っていて欲しい」とも告げていたけれど、主は何と答えただろうか。]
[あれからそう遠くないうちに、この場所で、再び彼女と会うことになった。
あのときと身なりが全く違うから向こうは気付かなかったかもしれないけれど――
“初めて”顔を合わせたときは、思わず口元を抑えて目を見開いてしまったものだ*]
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