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双子 リック は 学生 ラッセル に投票した。
修道女 ステラ は 牧童 トビー に投票した。(ランダム投票)
吟遊詩人 コーネリアス は 修道女 ステラ に投票した。
学生 ラッセル は 牧童 トビー に投票した。
牧童 トビー は 修道女 ステラ に投票した。
医師 ヴィンセント は 吟遊詩人 コーネリアス に投票した。(ランダム投票)
牧童 トビー は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、双子 リック、修道女 ステラ、吟遊詩人 コーネリアス、学生 ラッセル、医師 ヴィンセント の 5 名。
[いくら素早い盗賊であっても、法師から滴る黒い穢れは床を満たし、逃れんとする足を鈍らせる。
捕らえられた桐弥がおとこの脚を蹴る 鈍い音。
骨が折れたかもしれない。カク と奇妙な角度で、おとこに脚が曲がり──]
…・・あ ぁ
[おとこの眼、わずかに人らしき苦悶が浮かぶ。]
[ぎしり]
[おとこの腕の中で、桐弥が抵抗を止めた──。]
[どさり]
[少年の身体が床にすべり落ちる。傀儡のように力なく。けれどもその身体は──まだ温かい。若宮を守ろうとした、*その少年の身体は*。]
―花山院邸・奥座敷―
[僧が真言で紡ぎし檻の中、
狐はまるで放り出された人形のように、倒れ伏しておりました。
苦しげに何度か咳をして、喉を押さえて身じろぎます。
そこには、指の痕とも蛇の痕ともつかない締め痕が、淡く残っているのでした。]
…それほどまでに、
おまもり…したい…と……
[閉じた両の眼からは、一筋の滴がしたたりました。]
『 に く いのぉ 』『 ゆる せ ぬ 』『 祟 り 殺 し 』
『 死に 絶 え 』『 死 』『 死 』『 死死 死 死 死 』『 か か か か かか 』
[… 百鬼夜行 …]
[爛れた藤の薫り惑乱に 櫻の香りを駆逐して]
[薄紫と黒雲の靄を伴って 月下歩む 異形の群れよ]
[ …朱雀大路を歩む 悪鬼羅刹 怪異… ]
『 や れ み な 死 ね 逝 け や 』
[ …向かう先は何処か… …嘗て識だったその身は… ]
『 宮 ァ 宮 ァ … 京 か ぬ し か 選 べ や ァ 』
『 ぬ し 下れ ば 京生 か し ぬ し 下ら ぬ ば京 果 てる 』
[ …百鬼夜行より離れ… … *目指す者の処へ* …]
[人のようななりをした鬼もいれば、大入道もいる。首だけが馬の鬼もいれば、髪を振り乱した裸の女としか見えないような女もいる。
琵琶の形をしたものは己が手で弦をかきならし、
人の首をした犬が吼える。
柄杓の形をしたもの。
鳥のような声で鳴くもの。
僧刑をしたものは身の丈たかく、目がひとつ。
蟇は牛車をひく。
牛車の車輪には鬼火が絡む。]
[ぎぃ]
[ぎぃ]
[進むたびに車輪が軋む。]
[はっきりと人の言葉として聞こえるもの、聞こえぬものすべては、かつえるものたちのおらび。
生きとし生けるものの生を嘲笑う声。
肉を食む音、骨を食む音を絡めながら、解き放たれた百鬼夜行は進む。]
[むせ返る程のあまやかな香りの中で牛車のうえへ座し、肩に刀をたてかけて鳶尾は一行の進む先を眺める。]
宮さまは下りはせぬと思うがな。
しかし。愛しきひとを失ったばかりの宮さまへそのような選択を迫るとは、なんともむごいことだなあ。
[哄笑。]
[ぎぃ]
[ぎぃ]
[百鬼怨みのこえけたたましく進み、月をも隠さんとす。*]
とう、や。
[小さく、名前を呼ぶ。
喉が、かすれた音をたてる。
崩れ落ちた体に、ふらついた姿で近づく。
首に残る跡。
唇に耳を近づけても]
とー、や。
[声も息も聞こえない]
[頬に触れる。まだあたたかい。
力抜けて重い体を起こしてやる。まだ、あたたかい。
ぐたりと自分に寄りかかる不安定な重み]
とう、や―――――
[まだ、あたたかい]
[ぞわり、と背筋をふれわせたのは、人ではない声]
…僕が死ぬ、か……それともこの街が、死ぬか…
[うつむいたまま呟く。
少しだけ*沈黙*]
[鬼どもの群れを為して歩く只中]
いやしかし。
かつて私が刃を向けた折には、
その身を差し出さんとした宮さまのこと。
案外、京のため身も心も投げ打たれるやも知れぬなあ。
また、あの穢れなき心のうちに鬼の棲まう余地あらば
鬼道へ身を投ずることもあるやも知れぬ。
さて、いずれにせよあの方のお考えなど
到底私には及びもつかぬ。どうなることやら。
それに。
桐弥が側へあるのなら、奴が邪魔立てするかも知れぬ。
[桐弥は死んだ、と言う声がある。]
[楽しげな笑いがあがる。]
ほう。
どうなることやら。
[二度、呟く。
かつて識であったものの去ったほうを見た。]
明輔というものに会ってみたいものだ。
[既にあれは我等が仲間、と言う声がある。
蟲ともまぐおうた、と言う声もある。]
ほう。
[鬼の群れから離れてゆこうとしたとき、
何処ぞで衣の裾へでもひっかけて来たものか、樹の葉がはらはらと舞った。
見れば、血で文字が綴ってある。]
おう。随分と熱心なことだなあ、恒仁よ……
[せせら笑いに似た笑みを浮かべ、その文を懐へ仕舞って進んだ。]
[その姿。二つ、目を閉じ、座る様は若宮様と呼ばれたる季久に礼を行っている風にも見え。
白き面は穢れを纏い、陰気を周囲に漂わせ、廃屋の温度は夜以外の理由でか寒さを感じさせる。
広がる墨色の衣、端はガチガチと音立て蟲が哂笑溢し蠢く。極彩色の輪は奇怪に歪み、朧に闇の中浮かび上がる。]
[目の前、現れたる怨に視線が上がる。
桐弥の体を支えたまま、視線は無我と呼ばれたものを見揺る]
……あなたは。
[名乗りを待つわけでもないが、こぼれた言葉ひとつ。
じぃ、と琥珀は蟲見揺る]
『 ク … ふ ふぅ 嗚 呼 …われら … 否 … 吾 を 知 ら ぬ も道理 よ の …』
[邂逅一番、禍ツ星は錆びついた刀のように、ざらりとした声を響かせた。目の前の心清い少年に呼び出されたように、怨の一部が持ち上がり、一瞬人の顔を形作り霧散した]
『 ぬ し が父居らね ば 』
『 吾 病臥さね ば この都 吾が 物 で あ った 事よ 』
[びくり、と]
[微かに戦くも父が槍玉に上がる聞けば琥珀は少しだけ硬度を増す]
…我が父になんの怨みがあるのですか。
そも、あなたは誰なのですか。
[心の不安押さえるように声は静か]
[今上帝末子を呼ぶ総毛立つような声を追い、鳶尾も進んだ。
花山院明輔も、式部卿宮の側へ居たとは、鬼どもから既に聞いていた。
但し、駆けるでもなく翔るでもなく、ゆるゆると
時には月なぞ眺めながら歩いた。]
怨めよ、
[笑みなど零す。
鳶尾にとっては都の行く末など、既にどうでも良いと言っても差し支えは無い。
式部卿宮が悩み、苦しむことがあれば良いと思った。]
『 われら は 都 の 穢れ よ 呪 よ … 』
[響き合う声は老若男女 … ]
『 京 積 年 の 埃と ぬ しら 軽んじた なァ ぁ 嗚 』
憎し 憎し 憎し … 憎し … 』
[揺ら 揺ら … 怨念の塊、負、渦巻く想いは一つの言葉に換言されるのみ]
『 赦 さぬ 』
[視線を禍ツ星から外さずに少年は遺骸を横たえる。
ふ、と短刀に気付いてそれを手にするもあくまで鞘払う気配なく]
…軽んじたつもりはありません。
気に障るなら謝りましょう。
……ですが。
我が父を脅かすことは、何人たりとも、赦しません。
[するり立ち上がり、相対する]
『 怨向 け る は 京へ よ 』
『 京 想う 者 よ 』 『 ぬ し がァ 父 怨む はわれ らの ひ と つ よ 』
[そして、さも厭そうに眉根を顰めた。]
『 おうお う 厄 介な 今も術 師の護 りが効いておるわ 』
[立ち上がる動作に、口元を歪ませて。だが…]
『 は は は は … ふ ぁ か は …』
『 あああああああああああああああああ 』
『 何 も 分 か っ て は お ら ぬ ゥ !!! 』
[哄笑上げ、一転、激怒。ざぁっと蟲音を響かせて立ち上がった。]
そうですか。
[す、と唇を揺らす音]
しかし、あなた方がこの街を――ひいては父を恨むと言うなら、それを僕は見過ごせない。
だからといって、僕は――――――
僕はまだ、死ねない。
[凛と響く、音]
[鈴の音 響く音を包む澱み]
[廃屋を覆ってゆく 闇 … ]
『… く はは は は 』
『 死 なずとも よいぞえ 』
[にた…り]
[半眼に 上目遣い 季久を舐めるような視線]
『 京の者 皆(みな)狂死させるより そなた
そなた一人 吾と共に在らんなら …』
『 狂死させ ず とも よい 』
―花山院邸・奥座敷―
[百鬼夜行の怨の声。
狐は小さく身を丸め、じっと震えておりました。
その経の帳の中だけは、乱されぬまま。]
…守りたきが、ため?
[内よりそっと帳に触れて、狐は小さく呟きます。
例え封じの為であろうと、確かにこれは己を守ってくれていたのです。]
あの方も、あの方も…守りたいと。
[乞いし心は怨みとなると、狐は恐れていたのです。
けれども転じた愛おしさは、守り抜きたいと言う思いとなると。]
…あまねさま。
[それを教えてくれたのは、彼の童の死にざまでした。]
[怨みの声は天を突く。
澄んだ声は闇を祓う。
いつしか廃屋の入り口へ立ち、静かに成り行きを見守っていたが]
[舞い至った木の葉、恒仁の想いの綴られた文を指でつまんで取り出し、唇を近づけた。]
――つねひと、お前はどうするのかな
[辺りに響かぬ程度に囁く。]
『 吾 はの ぉ… この京 牛耳るが 夢 よ 』
『そなた 一人おれば そなたの内に憑き 夢見んも叶うやもしれぬ …』
[ぼとん ][蟲がおち 小さな黒い手が蠢く]
『 ぬし の傍の者 全て 死 した であ ろ 』
『 吾 と 共にありゃ あ もう殺さんぞや 』
[罅割れた笑み]
[最早、話す時に保っていた僅かなりの形良き面はなく]
『 頑固 よ な 』 『… の ろ う …』
[何かを想起させるか醒めた声音][被さる別のおとこの声 呪詛]
『 救 う て欲し かっ た 』『 気づ き せぬ 』
『… に く し …』
[廃屋を覆う 黒 ]
[朽ちた床板 …伸びる黒い手と角のある頭 …]
『 毎 日 猿の血のようにあかいあかい櫻の宴 』
『 愉しかろうに 』 『 嗚 呼 』 『 愉しや 愉しや 』 『 民 草 の血 』
『 ぬ しも 所詮 形 代 よ』
『… 器に 過ぎ ず…』
『 心 は あのおとこのものであろうと 』
『 その身 体 は 吾 の も の よ 』
…僕は。
守られて、守られることしか知らなくて、こうして、だから、生きている…ううん、生かされて、いる。
だから、僕が、僕一人の満足のために死ぬわけには行かない…。
[微かに唇を噛む。
両の手で銀の煌き支えて、恨みを増す黒をまっすぐに見て]
『 嗚 呼 …』 『 そ れ も に く い 』
『 病で滅び 飢饉で滅び 水で滅び 』
『 何 度 滅 ぼ し て も 足らぬ 程 … に く い 』
『 幸 … 転じて 禍 … 荒ぶり … 』
[廃屋 揺ら揺らと幾つかの影が ]
[助けなく その気持ち 何時まで続くか … ]
――つねひと、お前が文をしたためた相手は最早見る影もなし。
いまあるのは恐らく、彼の識がその身にあつめた怨念ばかり。
さにあれば、お前は”共に消えゆく”のか
それとも、怨念をほろぼしでもするのかな。
そうこうしているうちに、宮さまが
彼の識であった筈のものを滅ぼしてしまうかも知れぬなあ
[未だ廃屋の戸口へ立ったまま
猛る黒い影の群れと、
唯一光る白刃を見比べる。]
僕は。
───僕は、僕の義務を果たす。
何が何でも生かされる存在。
生きなきゃいけない存在。
だから、僕は生きる。
それが、生かされている僕の果たすべき義務だから───っ
[す、と息を吐く。息を整える。
なるべく自分を落ち着けるために。
短刀の刃ゆるりと視線の高さ持ち上げて]
──廃屋──
[息絶えた桐弥が、両の手から滑り落ちた後──おとこは膝を付き、脚骨を損傷している所為で、床に這う。
澱み穢れでひどくなりぬかるむ、廃屋。
その場所で震えながら、ただ臥していた──。]
・・……
[おとこは今、怨──そのものであるのか。臥せた顔の気色は見えぬ。]
──その部屋を出ては…いけないよ、葛木。
山に帰れなくなってしまう。
お前が望む事ならば、わたしが叶えよう…。
[暗い目をしている。暗い──けれども…。
おとこは眉を寄せ、ゆっくりと首を横に動かした。]
[法師が持つ水晶の数珠はいつの間にか、全てが深紅に染まっていた。]
──…葛木
わたしが閉じ込めたおまえが、染まりきってしまえば。
わたしはおまえを真に連れ去らずにはおられない…
そなたが明輔かな……嗚呼、
三つ尾の化生ののぞみを叶えようとは、
けなげなことよ。
彼の化生は、そこな識にこのような文をしたためていたというのに。
[暗い顔をした明輔の膝に、血で綴られた文をそっと載せた]
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