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飛ばせ。
事は一刻を争う。
[きっぱりと命じ、自分は式に力与える禹歩(うほ)─本邦で行われる反閇の原型となった歩行術─を開始した。]
[短く断り、影居の肘の辺りへ手を添え]
[力を得てはいつも自分ひとりでするように
門前よりふい、と消え
おのが主の念ずる場所へ──]
−中将殿の屋敷への道−
[若宮様に同行し、中将殿の屋敷へと歩いていく最中]
・・・・・・匂い。厭な匂いがする。
[このような状況で若宮様の傍を離れるのは芳しくないのは承知している。だが間違いない。
これから向かう先に、何かある。
傍に他の従者もいる、今なら]
若宮様、大変申し訳ありませぬが、思うところある故某先行して中将殿のお屋敷へと参ります。どうかお許しを。
[少し間があった後、若宮様の小さい許可を頂き、中将殿の屋敷へと向かう]
[後をついていくに従い、血の臭いがきつくなってくる]
これは……。
(何でこんなに血の臭いが。誰が、やられたんだ? まさか、中将……が?)
[先へ付いているはずの、侍従の男の姿も見えず]
……。
[あの方角は]
橘の――屋敷だったかね。
[誰に聞くでもなく謂って、門の方へと歩いていく。
しろいきつねが泣いている。]
・・・・・・
[既に気が付いたときには、中将の頬は血にまみれ、自身は中将の体を貪る様にまさぐっていた。
局所をなめらかに、かつ強く刺激し、その反応を弄ぶ。
もう数刻後には潰える命を背負い、何も出来ずただ屈辱に塗れる姿を見ながら、富樫は激しく興奮していた。
これこそが理性を失うことで手に入れることの出来る快楽。これこそが己の中に蠢く欲望。死の気配と性欲に溺れ、最後に富樫は恍惚の表情で。
橘中将の四肢を喰らった]
いや、白藤どの。
謝られることは──
[こまったような笑みを二人に対して浮かべたまま、おとこはおのれを祓いを花山院の屋敷で行うてくれた陰陽師の「凶兆」と云う言葉を聞き、ふと何かを思いついたように汐に近づいた。]
この位の距離ならば──なんとか見えるのですよ。
[そのような言葉を続けながら、おとこが至近距離でじっと凝らしたように探っていたのは、大殿を内側より喰ろうた呪と化した野犬の気配。
天をあおいだ汐の首筋におとこは骨張った手をのばす。]
[乾いたおとこの手のひらが、そっと汐のうなじに触れた。]
・・……
(──獣はここにはない。)
ああ、失礼を。
汐どのは、形のよい 首をしておられる。
[薬師との出会いがそうであったゆえに、おとこは大殿を喰ろうた犬が、汐の元へもどり来る気配がないと云うそのことに安堵をおぼえたようだった。]
−中将殿の私室−
・・・・・・これは、一体!?
[既に館の中は騒然としていた。混乱する従者を掻き分け、その私室へとたどり着いた富樫は、予感が的中していた事を察した]
な、なんと惨たらしい・・・・・・
[中将殿の体は切り裂かれ四散し、既に息絶えていた。まさに回りは血の池、さらに着衣は失われ弄ばれたような後もある。
胃の中からこみ上げてくるものを必死で止め、近くにある布を上から被せる]
この位…?
それほどまでに近づかねば見えぬとは…
[直ぐ傍まで来た法師に目を丸くしつつも。
其の目を見つめ…]
…!?
[目を瞬かせる。
項に何かが触れたためだった。
…声を上げなかったのは直ぐ傍に法師が居たからだったのだろう。
しかし、其の原因も法師だったのだが]
は、はぁ…首、ですか。
首を褒められた事は無かったですねぇ…
[自身でも首に手を当ててみて。
しかし、其の首が良い形をしているのかは分からず、首を傾げつつ]
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