人狼物語(瓜科国)


1550 Fate / Lunatic Lamentations 聖杯戦争村”ll”th


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


遅延メモが残されています。


セイバー 足利尊氏 に 10人が投票した。
鴻 みちる に 1人が投票した。

セイバー 足利尊氏 は村人達の手により処刑された。


【赤】 アサシン シェムハザ

鴻 みちる! 今日がお前の命日だ!

2015/04/18(土) 03:11:57

次の日の朝、鴻 みちる が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、アサシン シェムハザ、リリン リリーリンリン、キャスター メルカトル、アルフレート ローヴァイン、ランサー ディオメデス、妹尾柊、「管理人」 鳴木素子、トゥルバドール クレティアン、ブライジンガー 諒 の 9 名。


ランサー ディオメデス

― ??? ―

街に生き、すれ違う多くの人々は、見上げねば顔の判別がつかない大人ばかりで、少年にとっては石造りの建物と変わりはない。――その中で、視線が合い、声をかけられるとすれば、やはり同じ年頃の少年だった。

石をそのまま削り出したような槍を握り締めたまま、少年は答える。槍を振るっている途中で転んだのか、頬には擦り傷のようなものがついていた。

「なあ。お前、どうしていつも外で槍を振ってるんだ? 槍ばっか鍛えたってしょうがないだろ。テュデウスの息子。相手は戦車だって馬だって使ってくるぜ、きっと」

テゥデウスの息子と呼んだ彼は、家路につく少年の後ろをついて回った。変わらず多く響く大人達の喧騒の中、二人分の小さな足音が鳴っていた。

「…………僕には父さんみたいな才能なんて無いから、馬なんて習ってる暇は無い。お前みたいに、頭だってよくないんだ。カパネウスの息子」

「でもさー。テュデウスの息子」

「……テュデウスの息子テュデウスの息子って言うな。僕にはディオメデスという名前がある」

「おれにだってステネロスっていう名前がある」

片や振り返り。片や腕を組んだまま。二人の少年は、暫し睨み合っていた。

( 0 ) 2015/04/18(土) 11:39:17

ランサー ディオメデス

― ??? ―

「ねえ、聞いた? この街にも、酒場がオープンしたそうよ」

「嗚呼。そういえば、この前に流れ着いた物売りの彼がそんなことを言っていたな。ようやく準備ができたのか」

武器庫の整備をしていた王は、振り返りながらそう答えた。鉄に汚れた顔は、常には見せないほどの柔らかなもの。

「どんなお店なのかしら」

「なら、今夜辺り行ってみようか」

立てかけられた武器を眺めていた女は、目をまるくした。

「私達が行ったら、皆に驚かれてしまうでしょう?」

「気にしなくとも、俺がそういう人間だと大体の民は知っている。民と喜びを共有せずして何が王だというのか。それに、心配ならステネロスの奴でも連れて行けばいい。あいつなら、上手く屁理屈をこねてくれることだろう」

多くの武具に囲われて、王は少年のように笑う。それは女と、もう一人の前でしか見せない稀な表情。女もつられて表情を綻ばせ、頷きながら小さく感謝の意を添えた。その言葉を聞いて、王はまた、小さく笑った。

( 1 ) 2015/04/18(土) 11:39:32

ランサー ディオメデス

― ??? ―

――潮騒が鳴る。

大地の果てに広がるとされた海は、かつて見渡したアルゴスの丘のように何も無い。雲は風に吹かれるに任せ、陽の照り返す水面が眩しく薫る。空を渡る鳥だけは、丘に見た群れより少しばかり少なく、鳴き声はより高く、遠くにと響いていた。

「――――嗚呼。分かっている」

全ては今際の夢だ、と男は海の波間を瞳に映した。それは常と変わらない、物腰と言葉と同化したような、静かな眼差しだった。

平原のように広がる最果ての海に幻視するものは、帰ることの叶わない故郷に残した友と妻。そして、城下に住まう民の姿。彼らがどのような道を行き、どのように繁栄し、どのように時代を築くのか――、そこに自らが共に在れないことを、かつて王であった男は少しばかり残念に思った。

「礼を言おう。今までよく、俺に付き合ってくれたな」

手にしていた槍を、海へと投げ入れる。既に錆び付き、武器としての役目を終え、かつてあった灰色すらも失った生涯を共にしたもの。

――もしもこの夢にかの女神が気付き、その姿を見たならば、きっと叱咤されたことだろうと、ディオメデスは幽かに笑った。

( 2 ) 2015/04/18(土) 11:39:52

ランサー ディオメデス

神の声も、既に届かない。此処には届かない。海を目の当たりにしたその景色が夢であるからなのか、それとも死期が迫っているのか。

全ては、彼にとっての関心の外。

ディオメデスは静かに、沈んでいく槍を*眺めていた*。

( 3 ) 2015/04/18(土) 11:40:47

キャスター メルカトル

― 西ブロック 土手近く ―

[次より今がいいと言っても、その先を目指して逝ってしまった。
いや違う、と胸の奥がみしみしと軋む。

この手で、私の手で――殺した。
握りしめた手には、ブライから貰った宝石。

そうだとしても、どうすれば「生きる」事ができるのか。]


 ……っ

[気がつけば朝だった。
土手を歩く足取りは遅く、止まっては戻って、
みちるを飲みこんだ地を眺めるを繰り返していた。

昇る太陽が目に眩しく、キラキラと陽を浴びて流れる川を見下ろす。]

( 4 ) 2015/04/18(土) 13:10:13

妹尾柊

―西ブロック・拠点・庭園―

[………気がつくと、庭園の一番大きな楠の木に寄りかかるように寝ていた。]

 ……あ れぇ…僕   ―――っつ!!
[起き上がろうとすれば、右腕の痛みで一気に眼が覚め ]

あ、ぁ…あれからレティにここに連れてきて貰った、ん、だっけ?

 [右腕は自分で魔術薬を塗ったのだろうか。傷だけは塞がって
脇腹もどす黒い痣を残すのみとなってはいたが…

傍らには英霊が疲弊した様子で横たわっていた。]

( 5 ) 2015/04/18(土) 13:59:45

妹尾柊

[木漏れ日が優しく僕達を包み、楠の木が優しく謳っている。
そっと、木の幹に額を付けると…]

君が魔力を分けてくれたの?
思い出したよ… ――君は僕が生まれた日に

母と父と祖母が、僕の成長≠願って植えた…

      ―兄弟―

僕…一人ぼっちじゃなかったんだ ねぇ…
   [一筋の涙が頬を伝った ]

( 6 ) 2015/04/18(土) 14:12:04

キャスター メルカトル

[弱い、けれど消えるまでは至らない。
そんな状態で、何時間こうしていたか―――。]


 ― ― ―。

[乾いた唇で、誰かの名を呼び、
繋いでいた手が下の方で空を掴んだ。

ざり、ざり、と足を引きずるように歩き出す。
足は教会の方を目指して向かうけれど、
疲弊した身体での足取りは遅いまま。]

( 7 ) 2015/04/18(土) 14:18:45

トゥルバドール クレティアン

[――昏々と眠り続ける。
否、眠っているように見えるだけか。
英霊は本来、睡眠を必要としない。
眠らなくとも、活動を続けることが出来る。

昔、昔のことだ。

――眠らずに、歌を編み、言葉を奏で続けられればどんなによいだろうと、生前のクレティアンは仕える主にふと零したことがある。夢の中にも宝石は落ちているが、それを書き付けるだけの時間が足りない。

「まるで物語の虜なのね」

それを聞いた主――王女マリー・ド・フランス マリーは笑った。
クレティアンは、そうですね、きっと、渇いているのですよ。渇いて、飢えて、ほっしって居るのだと――]

( 8 ) 2015/04/18(土) 14:25:12

妹尾柊

[袖で零れた涙を拭いさると、傍らの英霊の傷に手当を施す。
戦いの壮絶さを物語るような刀傷…]

   …レティ、ごめんね。

僕にもっと力があったなら…こんなに、酷い傷は負わなかったろうに…

[無いものは仕方がない、、、どんなに絞りだそうとも…
コップに入る水の量は増やせない。

ならば他のもので補うしかなく、その為の知恵を絞るしかないのだろう。]

( 9 ) 2015/04/18(土) 14:28:49

トゥルバドール クレティアン

―西拠点―
っ ……、  ――ん、……

[瑞々しい、朝露のような魔力一滴。
身体を起こせるまでに至ると
詩人は遠い記憶の水底から浮上した。

さやさやと木々がささやき、
爽やかな香りを届ける。
そうか、――あのあと、倒れこんでしまったのか、と。未だ残る切り傷の痛みで一気に覚醒し、ゆっくり体を起こす]

……ヒイラギ、……

[――嗚呼、無事だった。安堵の溜息。]

いいや、……謝ることなんて、ない。
……貴方がいたから、彼を、討てたのだから。
  ……足利さまも、感慨深そう、だったよ

[ふ、と。眼を細めた。]

( 10 ) 2015/04/18(土) 14:36:17

妹尾柊

    ――…足利尊氏…が?

そ、そっかぁ…少しでも役に立てたんだね。
     よかったぁ。

  [心の中で深く「大河ドラマ」に感謝した。]

さあ、朝ご飯を食べなくちゃ。
少しでも魔力の回復に勤めよう。

[残る英霊は少ない…この平和が何時までも続くわけでは無いのだから…]

( 11 ) 2015/04/18(土) 14:52:27

トゥルバドール クレティアン


――ええ、とても。

[タイガドラマ――なお詩人の中で未だその正体は知れない。]

よく寝て、よく食べて、
休息をとらねばならないね。

……まるで人間だったときのようだな。

[魔力が厳しいというのに、
なにが楽しいのかくすりとクレティアンは、笑って。]

( 12 ) 2015/04/18(土) 15:05:02

トゥルバドール クレティアン

[ふと、歩き出したとき
何処に引っかかっていたのか、はらり、と
何かが落ちたのを掌で受け止める。]

……  はなびら?

[かけら、一片。
捉え、握り締める前に溶けるように消えた。
眼を伏せたまま、つと尋ねる]

……ねえヒイラギ、あのとき、
足利さまが舞わせた花は、なんというのですか。
……彼が行っていた、梅、ですか。

[梅の花、その仔細を詩人は知らない。
のばらにすこし似ている気がしたが、それだけで。
詩人は空を見上げた/見下ろして]

( 13 ) 2015/04/18(土) 15:10:27

トゥルバドール クレティアン



……「誰も、憎みたくなかった。
 

      ……殺したく、なかった。」


[重ねるように、小さく呟いた。

また、新たな階層が生まれるのだろう。
其処にあの見事な花は咲くのだろうか。**]

( 14 ) 2015/04/18(土) 15:12:37


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (9)

アサシン シェムハザ
16回 残3905pt 飴飴飴
リリン リリーリンリン
32回 残3020pt 飴飴飴
キャスター メルカトル
48回 残2710pt 飴飴飴
アルフレート ローヴァイン
43回 残2811pt 飴飴飴
ランサー ディオメデス
43回 残2597pt 飴飴飴
妹尾柊
35回 残3150pt 飴飴飴
「管理人」 鳴木素子
2回 残4428pt 飴飴飴
トゥルバドール クレティアン
51回 残2389pt 飴飴飴
ブライジンガー 諒
1回 残4466pt 飴飴飴

犠牲者 (5)

忍神町の住人 葛城 恭子(42) (2d)
望月 玲 (3d)
兄里ケイ (4d)
赤竜パピー (羽鐘辰) (5d)
鴻 みちる (6d)

処刑者 (4)

アーチャー ミケランジェロ (3d)
アヴェンジャー かぐや姫 (4d)
バーサーカー ヘイズレク (5d)
セイバー 足利尊氏 (6d)

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁/鳴/念/婚/叫
死者のうめき
アクション
削除発言

一括操作




(0.054 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby *
使用画像については[瓜科国FAQ]をどうぞ。
■交流掲示板■
■人狼物語専用まとめwiki■