情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
…、お見事です。
[勝利をおさめ、霊体化するランサーに向けた言葉はひと言のみ。
彼がアーチャーとの戦で手を出さずにいてくれたのは感じていたから、こちらが今、ランサーやそのマスターに何かするつもりはなかった。]
…はい。
[>>31みちるに言われる侭、下の階層――拠点としている洋館に戻るわけだが、キャスターの本やらスナック菓子やら詰め込まれている袋の中に、みちるがおいしい、と言っていたタケノコが数本忍んでいた。**]
― 古びた洋館 ―
[ぱり、
ぱり、ぱりぱりぱりぱり。
ポテトチップスを食べる音が静かな空間に響き渡る。
図書館で借りてきた本を眠る事無く読みふけり、
読みながら手は動くものだから、また勝手に
洋館の中から発掘したもので道具を作成していた。
それは朝になっても終わらず、朝食は菓子で十分だと追い返す。
部屋の前には袋の中に入っていたタケノコが数本置いていた。]
…随分と、幾何学も、技術も、学問も、全て進化しましたね。
実に興味深い文献ばかり…ぶつぶつ。
[ぱりぱり、ぽりぽり。]
[朝ごはんは、呼びにいってもだめだった]
…おじさんなんか、おでぶさんになっちゃえばいいんだ。
[お菓子ばっかりたべていると、そうなっちゃうんだ。
そんなことをぶつくさ言いながら、一枚多く焼いてしまったパンにマーガリンを塗る。
外に出かけたときにおなかがすいたらこれを食べるつもりらしく、サラダをはさみ、ベーコンをはさみ、パンでふたをする。
半分に切って、アルミホイルでぐるぐる巻きにして、かばんにつめこんだ]
…おじさん、まだ本よむのかなぁ…。
[みちるとチルチルのでかける準備は済んでいる。
このまま家の中でくすぶっていても仕方ない。
たけのこを茹でるのに必要な糠もない]
…いいもん。
みちるだって、ときどきひとりになりたいもん。
[べぇ、と、ポテトチップスを消費する音だけが響く扉に向かって舌を出した後は抜き足差し足忍び足。
そーっとそーっと、家を出ることにした。
糠を買わなくてはならないのはわかったのだが、それだけで帰ってくるつもりはもちろんない。
机の上には出かけてきますのメモだけがのこる]
[がれきの中に倒れていた。
体中が痛みを訴えている。どこからか出血したのか、服が赤黒く染まっている。力が入らず、何か言おうとして、かすれた息を吐いた。
片翼の圧倒的な魔力。
セイバーの宝具はそれを斬り裂いたが、それでも余波は自分を襲った。それだけでこの有様だった。
英霊同士の戦いに身を投じることは、ここまで危険であったのか]
…………ッ。
[魔力のパスを確認する。セイバーとはまだ繋がっている。
令呪の反応はもはやない。あの片翼と……もう一つ、おそらく片翼のマスターの反応は消えている。
生き残った。
そう理解して、痛みに耐えながらゆっくりと首を動かした。
揺れてぼやける視界に、すみれの花が見えて―――意識を失う]
ー???ー
『……兄上。』
[冷たい声がした。弟だ。自分はと言えば、自室で筆を手に、地蔵の絵を描いていた。そうしている間は、何も考えずに済んだからだ]
『土岐頼遠の首を切らぬと聞きました。耳を疑いましたが、聞き違いではありますまいな?奴は上皇の車に矢を撃って車から落としたのですよ!道を譲るのが面倒だという理由で!奴は院のなんたるかもわきまえておらぬのだ!
師直もそうです!奴が都の娘を何人孕ませたか、兄上もご存じのはずだ!流罪先で酒盛りをして戻ってきた者までいる…これで鎌倉のような幕府と呼べますか!』
………お前は、なぜわしらが幕府を開いていると思う。
勝っているからだ。勝つのは、奴らのようなバサラがいるからだ。わしは奴らに気前よく褒美をやる。だから奴らは大人しくわしに従っている。それを人徳と呼ぶものもいるが、ただそれだけのことだ。
…それが気に障るなら、土岐は死罪としよう。
それで良いのだろう?
―回想・教会前〜2F菫の場所へ―
[果たして、予感は当たっていた。
瓦礫共々粉々の中、菫を守るように倒れ込んでいたリリンとセイバーの姿があった。]
レティ!大変!!
早く運ばなくちゃ…
[英霊とは言え、およそ力仕事向きとは言えないレティと
僕では二人を移動させることなど到底出来るはずもなく…]
いいや!レティこのまま拠点まで移動しよう。
その砲が治療もしやすいし、この二人なら拠点がばれても構わない。
[言うが早いか、セイバーリリン、レティと三人の手を繋ぎあわせ拠点をイメージした。]
―回想・教会前〜拠点へ―
――、……
ええ、わかりま――、
わかったよ、ヒイラギ。
行こう。
[ 袖引かれるまま、頷いて。
主に従って、そのすがたを転移させ―― ]
さあ、戻れ。わしは今、何も考えとうないのだ。
わしは……忙しい。
[そういう物言いを、弟が見逃してくれるはずもなかった]
『兄上の言う忙しいとは、地蔵の絵を描くことですか。兄上はいつでも世の中を厭うている。兄上!師直を排しなさい!それで政はうまくゆくのです!』
……それよ。
お前はそう言うが。わしはお前のいう通りに、何もかも排してきたぞ。北条も、親王も、三木一草も、北畠も、新田も、全て殺してきた。先帝以外は全てだ。
ところがどうした。これだけ殺して、まだ世が治まらん。
昨日は師直がお前のやり方は古い、お前を遠ざけよと言うてきた。今日はお前が師直を排せよと言う。わしは後どれだけ殺せば良いのだ。それでいて、国師は禅を修めよと言う。
人を殺して、浄土も見なければならぬ。
忙しい。わしは……忙しい。
『それが兄上の言葉ですか。…仕方のない方だ。良いでしょう、好きになさると良い。』
[師直と弟が幕府を二つに割って争い始めるまでに、時間はかからなかった。]
−中央・噴水前−
[てってって。
ここ最近バスを使っていたのキャスターは忘れていたかもしれないが、みちるの足は結構速い。
それは、走るだけではなくて、歩くスピードも同じだった。
商店街の古くからあるお店で糠を買い求め、そこのおばあちゃんにたけのこの茹で方を紙に書いてもらったメモを大事にかばんにしまいこむ。
それから足は家のある方向とまったく反対に進んでいく。
噴水の前までやってくると、脇にあるベンチに腰掛けた。
足元で、チルチルが土をつついてはひっくり返す]
チルチル、みちるはどうしたらいいのかな。
…みちるは、なにができるんだろうねえ。
[よくわかんないね、とつぶやきながら足をぷらぷらと揺らす]
―教会―
[ノックと共に教会内へ入る。]
管理者はいるだろうか?
少々聞きたい事がある。
[厳密に言えば質問があるのは自身ではなくサーヴァントだ。
しかし、まずは管理者がいるかを確認すべく問いかけた。]
ー2階ー
[クレーターの端で、意識を失ったまま倒れている。辛うじて消滅こそはしていないが、その体からはあちこちから血が流れ、指先一つ動かすこともままならない。
遠くの方、頭上で人の声がした気がした。誰のものかもわからない。
ただ、リリンは生きているだろうかと、その思いだけが頭を掠めたまま、再び意識は遠退き、その姿は消耗を止めるためか、霊体へと化していった。]
[――――― ぷつん、と。突然何か途切れる感覚。
本を読み、道具を作っていた手が瞬時に固まる。
自分の身に何が起きたか。
気付かないわけがない。
この感覚は、―――二度目だ。]
……
[さぁ、と顔色が一気に引く。]
……、…… みちる!!!
[どだだだだ、と激しい足音が廊下に響く。
この洋館の中にいない事は解っているが、何か手掛かりはと探す。
何かを調理した匂いがした。
机の上を見ると一枚のメモ。>>39]
――――――――
[言葉を失った。]
―回想・教会前〜2F菫の場所から>>42―
――、これは、……一体
[2Fは、煉獄の炎に焼かれたと言っても生温い有様だった。何をどうしたらこのようになるのか。 ]
宝具……?でも、ここは……
っ、ヒイラギ、待って!
[ヒイラギが駆け寄ったもの。
倒れている、ぼろぼろになったリリンの姿をまず捉える。]
ヒイラギ、彼女はまだ、生きていますか?
――あの後此処で戦闘が……?
此処は今戦いには不向きなのに、如何して……
[疑問に巡らす視界の端、唯一無事に残った可憐な菫が、揺れた]
まさか、此れを守って……?
[ 口元を押さえた。――ヒイラギの大切な場所なのだと、そう言ったのを気に掛けてくれたのか。 ]
― 1F西・教会 ―
[軽トラックの荷台から樽を下ろし、その身は実体化したまま
――灰色の鎧の間からは、申し訳程度の包帯が見えていたか――
教会の正面扉を潜った。]
違いますぞマスター。
聖杯や、あのチャリオットから流れてくる『にゅうすばんぐみ』というものが申しておりました。こういう時には、作法があるのだと。
[そう告げると、一度教会の外へ出て扉を閉める。
そしてそれを、片手で勢いよく開きながら入ってきた。]
頼もう!!!
[ドンガラガッシャン]
―昨夜2Fで―
[ 一部が硝子質なのは、
一度融けてから固まったからか。 大きく空いた穴の下、覗き込めば、今まさに。>>47]
――白刃の!!……っ、
……、実体を保てない程に消耗しているのか……
[ああ、でも、まだ気配はある。
存在を繋いでいる。ひとつ、息を吐く。
――物語を見せて貰うと、そう言ったのに。倒れられるのは、嫌だった。不穏なことを口にしていたのはさておいて。]
――待って、ヒイラギ
騎士を呼べば運ぶことも――、ヒイラギ、待って!
[ 止める間もない。拠点に移動するという宣言 、あまりにあやういと吟遊詩人も思おうものの、側を離れるわけには行かない。――それは、論外だ。]
……ちゃんとついてきてくださいよ、白刃の方……貴方はリリンの、刃でしょう……?
[ 宙を掻くように手を伸ばしてから
ヒイラギの拠点へ転移した。**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新