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― バス内 >>491 ―
あふ……おはようございます。
よいしょ、っと。
[寝ぼけ眼をこすり頭を起こす。
繋がった片手を引いて起き上がる。]
はい、燃え尽きてました。
――初めて、誰かに負けたって実感があります。
[微笑む彼女は、ハンデによって常に誰かに守られて生きてきたわけで。
それが全力を出しきれたのだから、負けは負けでも達成感は大きいのであろう。]
…――私は、起きてても寝てても『無』ですから、気持ちよく眠れたのは起きていて楽しかったのと同じですよ?
とても楽しかったです、ありがとうございました。
[微笑んでみせた頃には学園の校門をくぐったろうか。*]
―例大祭が近づいたある日の朝―
[もうすぐ例大祭である。噂は聞かずとも耳に入ってくる。
それもあって三美から色々聞いたのだ。]
みーちゃん。
[美穂に話しかけて]
今日の昼、誰かと食べる約束してる?
約束なかったら一緒に食べない?
今日はいい天気だし、屋上で、さ。
[まだ暑くて仕方ないというほどではないだろうということで、お昼に誘う。美穂が弁当を持ってきていないなら購買で買えばいいかと。自分の分はコンビニで購入済み]
― 6月8日 ―
おはよー。
[荷物を置いて席に着くなりの、日課>>567
今日は桜綺の手がいつもより冷たいような気がしていたらプレゼントを渡された]
!忘れてた、ありがとう遠馬。
[誕生日が平日だと、その日の晩御飯が豪華になるのとケーキとプレゼントが付くだけで、家ではパーティとかしていないので、朝いつもどおり送り出されたのですっかり忘れていた]
俺、頑張って健康になるよ。
[すでに桜綺に毎日熱を測ってもらっているおかげで体調管理がしやすくなっているのに、更に健康になれそうだ]
―5月の末に、花さんと宗像くんと。ゆうごはん―
お、お邪魔してますー。本日はその、お世話になりまして。
[花緒の母だと紹介された女性>>453は、おっとりと可愛い女の子が、そのまま齢を重ねたようなひとだった。
持参したクッキーの詰め合わせを差し出しつつ、おいくつなんだろう……? って胸の内で思ったり。
普段、夕食は祖父とふたりきり。
大人数の、しかも年上のひとたちに囲まれたご飯に、ただでさえ緊張気味。
しかも。
い、いいんだよね? 鯛とか載ってるけど、わたしのご飯だよね?
って、夕食の内容自体にも恐縮しきりではあったけど]
……そう、だね。うん、好意には好意を返したいもん。
[宗像の助言>>450で、肩の力を適度に抜けたから。
ありがと、と笑んで]
いただきます!
[掛け声も元気よく。
美味しくご飯をいただけました。
ちなみに、まったく花緒も母も厨房へ向かうことがなかった>>530のには、女系家族なんだなぁ、と思ったようだ]
やったぁ、松風さんに乗せてもらえるの!
[7時>>485でも大丈夫、とこくこく頷く。
林間学校では惰眠をむさぼりもしたが、基本的に朝は早いので無問題]
―5月の末に、花さんと宗像くんと。囲碁のこと―
ご、ごめん。ぜんぜん分かんない。
[チェスやオセロは家にあるが、囲碁や将棋はない。
花緒>>485に、申し訳なく手を合わせて謝っていたら、宗像がルールを説明>>488してくれた。
そういえば、宗像はバスの中でも美穂と打っていたっけ。
よほど好きなんだろうと、ふたりの対局を眺めさせて貰うことにした]
うわぉ……いい木。
[囲碁盤>>499を見て、おもわずそう漏らしてしまってから、慌てて口をふさぐ。
打つふたりの邪魔になってはいけない。
と思っていたら、喋っても大丈夫>>502らしい。ふたりとも慣れてるんだなぁ]
[にぎる……あ、さっき教えて貰ったあれか。先攻後攻。
とか説明と照らしあわせながら見ていたので、とくに退屈はしなさそうだ]
ううん、宗像くんがルール教えてくれたおかげで、ふたりがどうしてそこに打つんだろう、って考えながら見れて面白いよー。
[素人目にはよくわからないが、序盤は花緒が調子良かったように見えたのに。
あれよあれよと盤面が塗り替わっていく]
あ、あれ? どこでこうなったんだろう……。
[と、自分なりに盤面を眺めて、流れを思い出していたが]
あ、うん。花さんさえご迷惑じゃなければ。
[花緒>>525にもちろん、と頷いた]
[迷った結果、なんだか見るからに怪しい店に到着してしまった。
具体的に言うと、真彩好みにオカルトだったり曰くつきの品が売っていそうな骨董品店。]
……えーっと。
[入っていいものか、迷う。]
ー日曜日>>587>>588ー
……。
[りゅー、ここはどこなの?はーぶのおみせってこんなんだっけ?
思わずぽかん、としたけれど
暫し考えて……+表+(表:入ってみる? 裏:や、やめ、ない……?)]
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