情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
ん?
[ドアノブに抵抗がある。鍵が閉まってるのだろうか?
そして中から聞こえる女の…いや、あの小娘の声]
…シャーロットか?そこで何をしている?
[ドア越しに、まるであんな生首を見た後とは思えない普通の声で]
その声は、ギルバート…?
[いつしか、シャーロットはギルバートの名を呼びすてるようになっていた。自分を嫌っているかのように刺々しい言葉を口にし続ける男に、敬称はいらないだろう、と考えていたのだろうか。]
何をしてるって、ここは私の部屋よ。
[シャーロットは、少し乱れた髪を手ぐしで整え、鍵を開けた。
この場所が、本当に自分の部屋だと示すかのように。]
お前の…部屋?
[鍵を開けられると即席で準備された部屋なのだろうか。自分の部屋とは打って変わって質素な部屋]
客室は上だろう。なんでこんな所に部屋貰ってんだ、お前。
「なんでこんな所に部屋貰ってんだ、お前。」
[……そうだった。
二階の部屋を嫌った理由を、どう説明すればよいのだろうか。]
…………。
[シャーロットは、暫し無言のまま。]
すぐ帰るつもりだったから、二階の客室は必要ないと言ったのよ。
そしたら、モーガンさんが、それでも部屋がないと困るだろうと言って、この部屋を用意してくれたの。
[シャーロットの嘘に、ギルバートは気づくのだろうか。]
[盛大にため息をつきながら呆れたように]
嘘が下手なやつだな。
帰すつもりもないのに「それでも」なんて言うわけないだろうが、あの爺が。言いたくないなら言いたくないと素直にいえばいいだろう。
…目が腫れてる。怖くて一人で泣くくらいなら誰かの近くにいりゃぁいいだろうに。
じゃぁ、言うわよ。
……言いたくない。
[きっとした目で、ギルバートにそう言う。]
泣いてなんか、ないわよ。
目が腫れてるのは、寝不足のせいじゃないかしら。
[相変わらず、嘘を続けるシャーロット。]
いい加減、私を子供扱いするの、やめてくれない…?
私は小娘じゃない。
怖くて、一人泣いたりなんかしないわ。
[昨日、あれほど泣き崩れたシャーロットであったのに。
恐れているように演じてる方が、都合が良いというのに。
何故か、ギルバートの前では、素の自分でいられるのだった。]
それは「なら好きにしろ」という返事を期待してるわけだな。
好きにすればいい。
[一呼吸おいて]
…さっき結構ヤバいもんを見つけた。
何かは流石に言えないがお前さんにはちょっときついかもしれない。そのまま嘘がつけるならその態度でいればいいさ。まぁ眠れるうちに寝といたほうがいいとは思うな。
ぴーぴー泣く奴は子供だよ。腰ぬけのお嬢さん。
お前さんが強がるのはいいが周りが迷惑になることも考えとけ。あのハーヴェイの兄さんもいつまでも構ってる訳にいかないだろうしな。
2階に部屋がなくてよかったかもな。夜泣かれたらうるさくて俺も眠れない。
[からかい半分、本気も半分]
……好きにするわよ。
[小さく、そう呟く。]
へぇ…
あなたがヤバいって言うのなら、余程ヤバいものなのかしら。
[強気なギルバートの瞳が、少しだけ変わったように思えた。]
怖がってるの…?
何を見てきたのか分からないけど、今のギルバート、何かに恐れてるように見えるけど…?
[少しだけ、優しい瞳でギルバートを見つめる。
しかし、すぐさま、元の瞳へと戻し。]
周りが迷惑になる…?
どうしてかしら…?
私が騒ぐと、何か不都合でも…?
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新