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まだ肌寒いものの、良く晴れた日。ともに過ごした思い出を少しでも多く作るため、今日も演劇部の面々は部室へ足を運んでいた。
1匹目、顧問教師 千冬 が屋敷にやってきたよ。
[何度繰り返そうと、別れには慣れない。
そうして、また。この季節が巡り来る。]
(もうそんな時期か。恒例のやつの準備とかやらすのは明日にして、っと)
[ほころび始めた桜を眺めながら、少し寂しげに目を伏せたのは無意識だった。
否応なくもうすぐ別れなのだ。今日はまだ、いつも通りの日々を。
賑やかな校舎内を歩きながら欠伸をひとつ]
梅が綺麗に咲き、桜の蕾がほころび始めた卒業式を間近に控えた或る日。
桜ノ宮高校、演劇部では代々、在校生が卒業生を送り出すための小さな催しを行う伝統がある。
そして卒業生はその準備の間に下級生に内緒で次期部長を決める。
その伝統は細々と毎年受け継がれ、今年もまた、慌ただしくその準備が始まろうとしていた。
✿進行について
プロ→1dの前日
・お別れ会準備
1d→午前
2d→午後
・お別れ会
エピ→放課後
目安として時間の流れはこんな感じと頭の片隅にでも置いて頂ければ。
・プロ
卒業式の前の学校が休みの期間です。部活はあるので校内は賑やかですが授業はありません。縁故を結んだり、いつも通りの日常を楽しんでください。
・1d、2d
1、2年生は小さな催しのための準備に奔走してください。小さな催し=お別れ会のようなものです。3年生は談話室にて次期部長を決める話し合い等楽しく過ごして下さい。2dに狼を吊ってエピに入ります。
・エピ
準備は順調に進んだでしょうか。三年生を交えて企画した催しを楽しみましょう。
村の設定が変更されました。
【3年】元部長 シン が見物しにやってきました。
── 舞台 ──
………ぃよっしょ。
[まだ大道具が幾つか残されている、先日、公演を終えたばかりの舞台。そこにジャージ姿の男が一人ストレッチをしている。]
あー……もうこれで終わるんやなぁ…
……ぐっ……ぃよっしょ……
[何もなければだだっ広い講堂に、男の声は凛と響く。それは小さくてもよく通る声。毎日しないと何となく落ち着かない、と今日も身体を動かすが、もう此処の舞台に立つことは無い。もう直にこの高校を去るのだから。]
さぁってと。
誰が来るやろか。
[悪戯っ子のようにニヤリと口角を上げれば、部員たちが入ってくるであろう舞台袖にチラリと視線を向けた。]
2人目、【1年】 ホタル がやってきました。
おはよう…ございまぁす
[寝ぼけ眼をこすりながら、舞台袖からひょっこりと顔を出したのは金糸の少女。おはよう、との挨拶に合致している時間なのかそうではないのかは定かではないが、彼女にとっては、いついかなる時も挨拶は「おはよう」だった。
お辞儀のために頭を下げたのか、眠りこけて頭が落ちたのか、わからないような礼をすでに舞台にいた先輩>>1に向ける。すぐに頭が上がったことから、どうやら彼女はお辞儀のつもりらしかった。]
んー…? 先輩…一人、ですかぁ?
[大道具が残った舞台と広い講堂をゆるりと見渡して、彼女はそう聞いた。少し早く来すぎちゃったのかなぁ、と独り言をつぶやけば、舞台の隅にちょこんと座る。しばらくすれば、まどろみに落ちていくかもしれない。]
お、珍しい、ホタルが一番やん。
[後ろから声を掛けられ、振り返れば下級生の姿>>2。もう彼女を部に勧誘してから1年が経つのだと思うと時間の流れの速さに思わず苦笑する。]
おはよう、って、もうお日さん上の方やで。
[人差し指を天井に向け、ニィと笑ってみせる。眠たそうなこの後輩は、夢の世界から戻ってきたばかりなのだろうか。姿勢を下げて身体を伸ばしながら、その間の抜けた──舞台の上と下とでガラリと変わる──声に応える。]
あぁ、一人やで。
ぼちぼちみんな来るんちゃうかなぁ?
[そんなとこで寝たあかんでぇ、と笑いつつ。]
3人目、【2年】 ロディ がやってきました。
【2年】 ロディ は肩書きと名前を 【1年】 ロディ に変更しました。
4人目、【2年】 真琴 がやってきました。
待ってホタルちゃん、風邪ひく。
[舞台袖から少女を追いかけるように、人影が覗く。
その手にはファンシーなタオルケット。所構わず微睡みはじめる後輩のため、部に常備してあるものだ。
すでに眠りの世界へ誘われてる彼女に、ふわりとそれをかけてから、舞台の上のもう一人へと振り返る。]
衣装の整理終わりました、部長。
次は大道具ですか、手伝いますよ。
…それとも、ストレッチの方を?
[自分管轄の備品を片付け、手が空いてたようだ。
うっすらと汗をかいた姿を見れば、少しからかうようにそう付け加えたか。
役者ではなく衣装や道具など裏方担当で入部したが、二年間でストレッチや練習のサポートもある程度はできるようになった。
無駄にしごかれてボヤいたことも、あるけれど。]
[欠伸を零せば、それは空気と混じり合い霧散する。
朝であったなら白い霧がキラキラと舞い上がったのだろうが、どちらにせよ彼は一瞥もする事なく講堂へ続くドアノブに手をかけた。]
……、
[そこにはもう卒業も間近な部長、いや元部長と、微睡みの世界を行ったり来たりしている同級生の姿。
彼は(彼自身の思考は定かではないが)不機嫌そうにも見える眉を下げ、二人に視線を投げかける。]
…っす。
[忍び入るには、扉の軋む音は大きすぎた。
短い音で挨拶らしき言葉を吐き出し、伸びたお下がりのジャージの袖で口元を覆った。]
5人目、【2年】音響担当 ケイ がやってきました。
−調整室−
[カチリ、カチリ。
幾つかの台本を眺めながら数多のCDを探り、頭の中で流して行く。ここにあるCDは大体を頭の中にいれてある。それは卒業していく三年生も同じだろうか。
ならば送る会の時には新しい音楽を使うことも考えないといけないかと、口内で呟きながら、一枚のCDをセット。
小さな音で流し出すのは華やかなワルツ。
音響の調子を確かめるという名目で、ここは一つ誰か踊り出してくれたら楽しいなと少しだけ思いながら]
【2年】音響担当 ケイ は肩書きと名前を 【2年】 ケイ に変更しました。
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