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─ →食堂 ─
[誰かと会ったなら会話しつつ、食堂へ向かう。昨日の片付けをしながら少し料理らしき行為に手を出してみる。
野菜をたっぷり煮込んだスープを作りながら、卵を焼き、ソーセージを茹でて、パンに塗れるようジャムなりマーマレードなりを探し……]
──これはひどい。
[……てるうちに卵とソーセージが無残な姿で発見された。
勝手の分からない厨房で、悪戦苦闘しながら同時進行したのがまずかった。ひとつひとつ順を追えば、大丈夫だったはずだ。たぶん。
スープは煮込みすぎの感が否めないが、いい匂いがするからベーコンを奮発して誤魔化そう。肉はえらい]
ちゃんと自分で始末つけるから、怒るなよーっと……。
[家事や水回りを担当していたミレイユやフィグネリアへの謝罪に、苦笑がもれた。
どこにも行っちゃいない。>>13そうであれば、いいのになんて。仲間の安らかな眠りよりもそんなことを思ってしまう]
[誰かが立ち寄ったらすぐ温め直せるようにしておいて、黒焦げの卵と弾けとんだソーセージを平らげていく]
……卵はともかく、こっちは嫌な発想するかもしれないから、これで良かったのかもな…。
[引き裂かれた肉。こぼれた腸。
ぐっと込み上げるものを飲み下した。少なくとも、フィグネリアとリー・リーの命はオレが喰らったのと変わりないじゃないか。その上である今の命を、無駄にしてはいけない]
[テレーズの遺体の傍らで倒れて目覚めた後のような、
ぼんやりとした瞳で、吹雪に音鳴りする白い窓を見遣る。
9年前の惨劇と、この数日の犠牲者の顔が、
次々に脳裡を過り、病とは別の胸奥の深い痛みに唇を噛んで]
…テレーズから憑依した獣は…。
[アミルか、ポラリスか……その二人のどちらかが
犠牲になっていれば、トロイの可能性もある。
犠牲者が誰か確認しに行くべきだと頭では分かりながらも、
思うように動けない身体と痛む心臓に、
食堂へ向かうのは少しだけ後になっただろうか。
記憶を探り、3人の信じたい様子と、あやしい様子を
懸命に思い起こす。
イライダ自身も、部屋の前に置かれていた鈴>>25や、
テレーズの遺体の傍らでの、あやしい様子>>26、
ドラガノフの人間判定で、彼を庇おうとしたことなど、
疑われても仕方のない要素のあることは、自覚のないまま**]
[食器を片付けながら、目を閉じて自分の鼓動を感じる。
最後の日が始まった。
生きて、息して、ただ走ろう。
泣くのは、全てが終わって墓を参った時か、力及ばず死ぬ時でいい。
しばらく、そうしてじっとしているだろう**]
[昨日、資料室でドラガノフが殺された後―
そのまま殺し合いが続いてもおかしくない状況だったが、お互いまるで信じあっているかのように、協力して場の片付けを進めていた。
いつかのように、お互いをいたわっていた。
人は、できれば人を信じたいのだ。
けれど、その本能に逆らわなければいけない。
考えて、悩んで、疑って…誰かを殺さなければならない。
それしか人間であることを証明する術はない。
自分も決して安全ではないだろう。
昨日の自分は…仲間の口封じをしたとか、最初は傍観していた仲間狼が有情のとどめを刺したと思われても仕方ない。
けれど、ただ諦めて死んでいくなんて嫌だった。
生きる理由は分からなかったが、このまま死ぬつもりもなかった。
食欲は無かったが、パンにチーズをのせて一口齧る。
部屋をでて、食堂へ向かう。今日は誰が死んでいるのだろう。
降り積もる雪に吸い込まれたように、いっさいの音が消えていた]*
― 食堂 ―
なんだこの匂いは…
[食堂には焦げ臭い匂いが漂っていた。
トロイか、ポラリスか。あいつらは料理に失敗したのだろうか。
酷く静かだ。もう、殆ど残ってないものな。
厨房で動かないトロイ>>40に気づかないまま、窓際の適当な席に座り、思考を始めた。
昨日、あのとき…イライダとトロイは、本気でドラガノフに切りかかったように見えた。
そう考えると、一番怪しいのはポラリスだ。
ドラガノフを庇うでもなく、イライダやトロイに加勢することもなく、ただ状況を見守っているようだった。
ただ怯えていたわけではあるまい。
すべてが終わった後、一番冷静に見えたのは彼女だった。
いや…あの時トロイは実際に切りかかってはいなかったか。
何故だ?あの片目の傷は、トロイがつけたものではなかったか?
何か心変わりがあったか…または憑かれたか]
[考え方はもう一つある。
もし俺が憑狼なら、誰の姿を狙う?
迷いなくイライダだ。
占師を生かしておく理由はない。
しかも、イライダはあまり疑いを集めていなかった。
疑いを集めず、信頼を稼ぎつつ狡猾に立ち回る…
そんなイメージに一番合うのは彼女だ。
それはまた、信頼される人だということの裏返しでもあるのだけど。
ただ、彼女の心臓がひどく弱っていることを知っていれば…いや、狼には関係ないか?
疑わしいものは、狼に狙われにくいはずだ。
逆に、疑わしくないものほど狼に憑かれる可能性は高い。
ああ、そうか。結局確かなものなんて無いんだ。
裏も表も、それそのものの性質ではなく、自分の立ち位置を表すものでしかない]
[窓の外に目をやる。
相変わらずの吹雪だったが、少し弱まってきているようだ。
もう数日もすれば晴れることもあるかもしれない。
鏡写しの自分が目に入る。
ああ、もう一人残っていた。
憑かれている間、意識はどうなっているのだろう。
気付かないうちに狼になっている…そう言う事が無いと言い切れるのだろうか。
3人を殺している自分は…人であると言い切れるのか?
落ち着け。大丈夫だ。
もし本当にそうなら…自分が考えてもどうしようもない。
正気でいたければ、できることだけを考えろ。
窓の外から視線を動かすことの無いまま、ぐるぐると出口のない思考を繰り返した]**
>>33>>35
―― 支部廊下 ――
……トロイさん?
[駆け寄ってくるトロイ>>33に声をかけられそちらを振り返る。どうやら支部内を歩き回る最中だったが、まだ状況は把握していないらしい]
……私はまだ見ていませんね。
……さっきまで資料室の片づけをしてましたし。もうやる人がいませんから。
[警戒せずに近づくトロイにそう答える。あまり下手なことは言えないだろうが素直にそう答える。
実際にもう資料室をどうこうしようとする者はいないだろうし]
……大丈夫ですよ。
[なるべく感情を込めずに]
……トロイさんの方こそどうなんです?
体調も気分も……。
[こちらを本当に心配しているのか、それともそれを装って探っているのか。むしろ昨日の様子からトロイやイライダ、アミルの方が大丈夫じゃなさそうにも見えるのだが]
そう……ですか。
……いえ、そうですよね。どこかで『テレーズ』さんが憑狼じゃなければいいと思ってたのかもしれません。
……だから今日終わってほしいと考えていました。……結社員失格ですね。
死体袋を確認すれば、おそらく憑狼に取って代わられた人は戻っていると思いますが、『テレーズ』さんの死体に変化が無ければまだ憑狼はいるという事なんでしょう。
そして今の状態で終わっていないというのなら……あと1体。
[昨日の憑狼が殺された時に、『テレーズ』の死体には変化はなかった。昨日のうちにその事は言っておいた方がよかったか。なるべく感情は表に出さないようにしているが、悔やむような気持ちは少し出ていたか]
……分かりました、トロイさんを待ってます。
その時までに私も考えをまとめておきますね。
[たった一度、目の前の少年に間違えを起こさせればこの支部は終わるだろうか。その時、彼はどんな顔をするのだろうか]
……犠牲が出ていれば、欠けたのはアミルさんかイライダさん。
もし犠牲が無いなら……なぜ誰にも変わろうとしなかったのでしょう?
[去っていくトロイの背中にそう言いながら見送る、
そう言えばポラリスに渡したクルミ入りの袋はどこへやったのだろうかと思い出した。
今はトロイが持っているなど知らない。去っていくトロイをただ見つめていた]
……。…アミル。
[彼が、自分以外の3人や、
自分自身にまで疑惑を巡らせているとは、知り得ぬものの。
その横顔に、ポイズン・リングを開けてくれた時>>32
に、なぜか後ろめた気に目を逸らされた記憶が重なる。
咄嗟に彼の無事に安堵する気持ちと、
訝しみからの躊躇が混じり、数瞬の躊躇いの後、声を掛けて]
――…っ、トロイは? トロイは無事!?
[では、犠牲者はトロイかポラリスか。
最終日に遺体の無い場合があることは、
結社員として知識はあるが、実際にそうとは未だ知れず。
ポラリスだったらいいと思ったわけではない。けれど、
厨房で動かないトロイ>>40、には気づかず、人間と確認できた彼の無事を、どこか必死の声音でアミルに問いかけた*]
─ 廊下>>46 ─
……そっか。そうだよな…。
もう、資料や本に埋もれてたテレーズもいないんだから…。
[いつからにしろ、確実にテレーズも還ってこない。慕っていたポラリスの感情のこもらない『大丈夫』を怪しめるほど、焼けた心は冷たくはなれなかった]
何もかも、最悪だよ。
でも、きっとこれからはずっとこんな気持ちが続くだろうから……慣れないと。
昨日こき使えって言ったのは、イライダだけじゃなくてあんたにも、だから……無理だけはするなよな。
[『ポラリス』の仮の予定>>3も知らず、復讐を果たそうと消えない虚しさを抱えて生き延びようと言う決意とも、しばらく付き合う事になるだろう体への不満とも取れる言葉を言いながら、続ける]
そうなんじゃないかって、思ってた。
……気持ちは、痛いほど分かる。
[ポラリス>>47の後悔をいいように受け取って、小さく頷く。あの日、少女の柔らかさを包み込んだまま結社員たろうとしていた彼女を、信じたかった]
あ、そっか……アレが黒髪の女になったみたいに、アレが喰った奴は取り返せてるんだろうな…。
[そしてミレイユはどことも知れぬ場所で、ひとり? 苦痛に瞳が揺らいだ]
そっちはアミルとポラリスに任せてたから、飯食った後にでも確認してくる。
アミルもイライダも無事なら、誰かに監視かねて付いてきてもらった方がいいのかな……。
[死者に再び相対する悲しさをまぎらわせたがる心に建前を与えながら、眉を寄せ]
あぁ、ありがと。
オレも、あんたがどう落ち着くか……待ってる。
じゃあ、お互いがんばろーな。
[『トロイさんが信じるなら私はここにいます』
あの日の彼女を信じた。今日も信じたかった。だからこそ、見極めは最後に。
ポラリス・コンヴァラリアへの信頼と敬意に賭けて、ミレイユやテレーズに騙された時のように易きに流れはしないと誓おう]
…………。
[犠牲がないならばなぜなのか。
クルミの袋の事を覚えてもいないようなのはなぜなのか。
去り際、二つの疑心暗鬼の種に一瞬歩みを止めて、頭の中をいっぱいにしながら食堂の方向へと去っていった]
─ 厨房 ─
[異臭騒ぎなんてあるわけないじゃん。みんな大げさだなぁ。
現実逃避がつらい。スープの方は見た目はともかくそれなりの出来だが、同じところに置きっぱなしだと臭いが移ってしまうかもしれない。まぁ、今日明日で一人で食べきれない量ではないから大丈夫だろう。
……生き延びて、明日を勝ち取ればいい。
怯むな。先があると見越して動け。全体を見るんだ]
―― イライダの部屋前:朝 ――
……入れ違いですね。
[ノックはすれども返事は無く、中をのぞいてみればもぬけの殻。
アミルの部屋にも言ってみたが、すでに誰もいない様子。どこか別の場所にいるのだろうか>>43>>49。
ポラリスに渡した刺繍入りの袋をどこへやったか気になり>>48、一旦部屋に戻って探した時間がいけなかったか]
……別に無くなったからと言って気にする必要はないはずですけれど。
[少し心がざわめく。ただの信頼させるためだけの道具でしかないはずなのにこうも気になるのは初めて人間に送った贈り物だったからだろうか。
『私』にも人の心のようなものがあったのだろうかと苦笑する。そんなものはあっても意味はないというのに]
……無くしたというのなら、それまでの存在だったという事でしょう。
……別に気にするほどでもない。
[少し釈然とせずとも、今日はやる事をやらねばならない。首を横に振って余計な考えを振り払い、今度は食堂へ**]
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