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─ 昨日の夕方 ─
っ……!
[止めようと身を省みず飛び込んだイライダ>>20の必死な声と暁色に、横っ面を叩かれたような衝撃が頭を打った。
霊能ではなく占い師だから、昨日のドラガノフ自身の色を知っているのか 。人間ゆえの『信じたい』モノへの挺身か。
……いや、人か獣かが分かりきった立場だからこそこうして庇うのか。
バラバラになった絵の欠片を拾い集めるように、一瞬正しい形になったそれは霧散して、ゴチャゴチャとすぐに分からなくなってしまう。
頭が痛い。だから苦しくなるだけで、別に、泣き叫んでしまいたいわけじゃないんだ。そう、思いたくて]
―現在/資料室―
…私、倒れた…のね?
よりによって、こんなところで、倒れるなんて…
嫌ね……なんて役立たずの身体なのかしら……っ。
[まだ痛みの残る左胸のあたりを、服の上から鷲掴みにして。
自分の身体に向けるにしては、強すぎるとも見えるかもしれない、
心底からの嫌悪や怨みの滲む声で、吐き捨てるように呻く]
―― 資料室 ――
[さて、そろそろいいだろうか。時間的に誰かが『テレーズ』の死体を発見している事だろう。『私』はそこに後からのこのこ行けばいい]
……皆さん、なにかあったんですか?
こんな所に集まって……。
[資料室について中に入れば、倒れるイライダと介抱するアミルの姿があっただろうか。そして]
……テレ―…ズ…さん?
[『テレーズ』の首無し死体手に持っていた本をバサバサと取り落とす。同時に口を手で押さえつつ、横たわる首無し死体を見続けただろうか。湧き上がる感情を抑えるかのように]
……ふふふ、笑っちゃいけないはずなのに。
どうにも笑いが抑えられないですね。
[手で隠した笑みが向ける先は、わざとらしさも感じられる演技をする自分にか。それともいまだ私たちを捕えられない人間達へか]
ー 資料室 ー
…人間を…ああ、そうだな。
けど、それをアンタに責められる覚えはないな。
[沈着を保ったまま、肯定を返す。
たとえ狼に憑かれていたとしても、フィグネリアも、リー・リーも、目が2つあって、口があって、言葉を話して、歩いて、呼吸して、熱をもった…人の姿をしていた。
目で、手で、耳で、人を殺したという自覚をもったからこそ、リー・リーが人と知っているかのようなイライダの言葉に、違和感を感じることができなかった]
処刑の理由なんて、 疑われたというだけで十分だ。
いつまで甘いことを言っている。いい加減、現実を受け入れろ。
[要領を得ない様子の彼女>>32に、冷たい視線を向ける。
人間性と呼べるものを根こそぎ無くしたような目。
そこには先ほどから様子のおかしい彼女>>34>>37微かな疑いが隠しきれず存在していた]
リー・リーか。
[『儂』にとっても意外な結果だ。
結果的にあの変人を信じる者が手放した選択により
運命が変わり死が決まるとはなんという皮肉か。]
変人のままでいれば或いはな。
[結社員らしくはあったが逆に疑いを向けやすかった。
吊られて揺れるリー・リーを眺め、独り言ち。
『儂』は内心笑みを零した。]
凄い大怪我ですね、おじさま?
……とりあえず”はじめまして”ですね?
[右目を人間に潰された仲間にそう挨拶する]
……イライダさんにでも看病してもらいますか?
自分の身も顧みずに看病しそうですよ……きっと。
[イライダごと、切り捨てる?
──無理だ。
じわりと熱が募ってきた頭も、水を浴びたように凍えた心も、できないと否定した。なら、まず、やるべきは?
──投票して、真っ当なやり方でその心臓を狙うこと。複数の狼がいるかもわからないうちに、他の誰かが殺されないよう必死に訴えること。力及ばず自分が処刑されるなら、道連れにしてやること。
そう、思って。
震える息をついて、掠れた声で叫んだ]
……ぜったい…殺してやるっ……!
[言葉足らずはどう受け取られたものか。
おぼつかない足取りで走り出し、投票箱に投票用紙を叩きつけ。
……ドラガノフ、の名を記すのにひどく苦痛を感じたが、今ソレを他の名で呼ぶことも叶わない。
処刑までにリー・リーやポラリスに会えていたら必死にドラガノフについて訴えたろうが、さてどうだったか。
よろめき、じわじわ顔色を悪くしながら、向かったのは薪小屋だった]
なに怪我は大して問題はない。
イライダの方が具合が悪そうなくらいだ。
それに怪我よりも命の心配の方が先だろう。
[票数を見れば『儂』が疑われているのは明らかなのに
一日延びたことに笑いが止まらん。]
─ 処刑直前・薪小屋 ─
ぅ、……。
[紛いなりにも屋内から外へ飛び出せば、寒さと風になぶられて目が眩んだ。
それでも、きっともうすぐ今日の処刑が決まってしまうから、早く行かなきゃいけないんだ。
扉にぶつかるように飛び込んで、かつてミレイユが用いていた薪割りの斧を手に取った。
──熱いのか冷たいのか、わからない。ひどく重く感じた。
抱き上げた小さな体は、あんなにも軽く冷えきっていたのに。
息が詰まったまま、壁にもたれるように膝を折った]
……たしかにそうですね。
[思えば、今仲間がまだ生きているのも運が良かっただけなのだ。私達以外が全員ドラガノフに票を入れれば何もできずに吊られてしまうだろう]
……でも、誰か昨日のイライダさんのように抱き込めれば……?
[だが、それも今日は難しいだろうか。それならそれでできるだけ楽しもうとはするけれど]
(馬鹿は風邪ひかないはずでしょ、ばかトロイ、って…言われん、のかなぁ……)
[ぐらぐらし始めた体の代わりに、心を奮い立たせて戦わなくちゃいけないのに。
回る視界はものの役に立たず、心の中では鈴の音が、さりげなく清潔に整えられた水回りが、交わした軽口、小突かれた痛みがくるくると優しく笑いかけてきていた。
……そして、弱い部分がふらふらとそちらに引き寄せられるまま、何も分からなくなった]
他の誰かではなくイライダ自身をを抱き込み続ける。
この人数だ。
その手でも十分ではあるが。
[トロイの叫びに『裏切り』に肩の傷に。
イライダが真実に辿り着くパーツはいくらでもある。]
なんにせよ儂は別に死のうが構わんよ。
お前さんが後の始末はつけてくれるのだろう?
─ 朝・薪小屋 ─
[早いのか遅いのか、それすらもわからない。ふと寒さに身動いで、何か袋のようなモノが落ちる音にぼんやり目を開けた]
(なんだったっけ…あ、ポラリスに、預かった、やつ……)
[面倒だから春まではと伸ばしっぱなしにしていた髪が頬を掠めたところで、ようやくハッと意識を取り戻した。
皆は。イライダは、無事か。
憑狼に付いた傷が本人に残るなら憑依も容易でないだろうが、彼女が一番危ない。もう一匹の深夜の凶行も知らず、ぎしぎし痛む身を慌てて起こした]
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