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次の日の朝、アナスタシア が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、見習い ミレイユ、賢女の娘 フィグネリア、イライダ、ドラガノフ、リー・リー、資料室の主 テレーズ、勉強熱心 ポラリス、強がり トロイ、武術指南 アミル の 9 名。
―真夜中―
["ソレ"が哂った次の瞬間。
銀色の輝きが狩人の喉元へと投じられる。]
『……しまッ!!!』
[狩人は咄嗟にそれ――スプーンを腕で払い落とし、失策に気づくも遅い。
その一瞬の隙の間に人外の瞬発力で少女は距離を詰め、鋭く変化した爪を振るう。]
……あぶない。
『私』だと結構動き下がるなあ。
[吹雪の音に紛れるように囁く。
剣はあの一瞬で半分抜かれている。
けれど、あと少しが足りないまま、狩人は喉を裂かれ絶命した。]
[力が抜け崩れ落ちる狩人の体を支え、音を立てぬように床へと横たえる。
吹雪の音は今は"ソレ"の味方。
また『経験上』占い師とは占い中はある程度無防備でいる事が多い。
鍵のかかっていない扉をそっと開けば、アナスタシアの後ろ姿が見えた。
その細い首に手をかけ、声が出ないような力を込めて耳元で囁く。]
『私』に名乗る"名"はないけれど。
『誰だった』のかは教えてあげる。
―――エトワルド・セロン。
「通称『エト』。
連絡員の名を名乗る"ソレ"は、その妹の顔で笑い。
アナスタシアの喉を切り裂いた。」
ふ、ふふふ。
あはははははははっ!
[吹雪のような遠吠えのように"名無し"は哂う。
心の底から愉しげに笑う。
それは仲間へと狩りの成功を伝えるだろう。]
[血のついた手をぺろりと舐めて。
廊下に置いたお盆を回収し、片づけてしまえば。
後に残るのは首を裂かれた死体がふたつ。
やがて、吹雪と惨劇の夜は明けるだろう。**]
−廊下-
[アナスタシアの部屋を絶望感で去り、
途中で誰かと…ミレイユとすれ違ったかも知れない、
背後からビチャリと水音がしかかも知れない、
ただただ呆然としたまま立ち去ると、翌朝までの記憶は吹き飛んだ。]
− 回想・トロイとシュテファン −
[トロイが既に心象について手遅れな状態>>1:245だとは
言われなければ気付かない。
その場にいたら頭1つ位は小突いただろう。]
人を初めて大人に見えた等と言うガキは
雪だるまになってしまえ。
目の前で温かな食事を食べてやる。
[そんな大人気無い会話の後に、少し殊勝なトロイの額を
デコピンでは無くめり込む勢いで突いてやった。]
大人しくしている方が目は付けられにくいかもしれんが。
借りて来た猫の様なトロイの方が気持ち悪いな。
[数日の我慢だろう。
儂自身にも言い聞かせる様に笑って返す。
明日になれば訓練でした、とか言ってくれる事を
誰より儂が望んでいた*]
ああ、やっぱり……。
[クスリと笑うのは、仲間の笑い>>*0が聞こえたから。
やはり、結果は想像通り。
人間を狩るは――たやすい]
錆付いた儂に聞くなんて、切羽詰まり過ぎだ。
[冗談めかしてみたが上手く笑えなかった。
会えば失望させるだけだろうに。
共に暮らして来た仲間を探りたくないと泣き事を言う儂なんて。]
アナスタシアなら見つけるだろう。
心配するな。
[よく笑っていた彼女が、本部での教育で変貌を遂げているとは
知らない。
リーとどんな繋がりがあるのかも勿論知るわけもない。
儂の中では笑顔が可愛い小さなアナスタシアのままだ。]
あまり聞きたくない言葉だな。
お前以上に頼りになる男はおらんぞ。
[武芸ならアミル、知識ならテレーズやポラリス、責任感なら
他の皆も十二分だ。]
よりによって儂にか。
見る目が落ちたな。
[イライダまで託された理由は聞かなかった。
何事も無ければ良いのだから。
だから酒の銘柄だけを交わして別れたのだ。
後悔だけが増えて行くとは、まだ知らなかった**]
……その……周りに心配をかけてしまいますから……勝手にいなくなるのはあまり良くありませんよ。
倒れられたようですし、無茶な行動は……やめてください。
まあ怖いなら……誰かと一緒にいてください。
[私なりに言葉を選んで声をかける。こういうことに慣れないから歯切れも悪い。
そして一人にならないように釘をさしておくことにした。
まあアミルさんとドラガノフさんがフィグネリアさんの面倒を見てくれるようだし体調面は大丈夫だろう。
そう判断して、「失礼します」とこの場から去る
この騒動が何を意味するのか。
私にはまだはっきりした答えが出せないまま。**]
―回想/イライダの部屋―
[テレーズからケープを渡して貰えば>>1:235お礼を言って受けとり。貴女が眠り姫みたいで起こすのが忍びなくって…と微笑んだ]
…やっぱり、それが本題よね。正直、半信半疑ね。
テレーズも皆も、何年も一緒に暮らして…仲間だと思ってるし。
怪しいのは、寧ろ…
[言葉を濁して、窓からアナスタシアの籠った部屋の方をちらと見遣る。9年前の北の国の惨劇は、小さな孤児院を併設した教会に、数名の修道士たちがやってきたのが始まりだったから]
ドラガノフは、平和ボケ防止の突発訓練かも、とか
支部の占い師に占わせたら…とか言っていたわ。
私も、訓練か何かだったら…と願ってる。
でも、もしもの場合にも備えておかないと…ね。
憑狼に有効な対策資料はあったかしら。
テレーズはどう思うの?
[一番年の近い女性で、優しさや冷静さを好ましく頼りに思うテレーズには。微かな不安の滲む本心を打ち明けて、問い返した]
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