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─ 昼間・廊下 ─
[あんまり億劫だったから、ミレイユかフィグネリア辺りに期待して食器を重ねるだけで出てきた。
客人らしき男女を遠目に見かけたのは、テレーズの案内が一通り終わって二人が仕事にかかろうとする前だったか後だったか]
──あれか?
[少なくとも、男の風貌は確認できた。
流石に、素性も知らない相手に「ちっす」と突撃するのは難だろう。失礼すぎてやっと引っ掛かったお役御免とか笑えない。
知った顔に事情を聞けないか辺りを彷徨いてみることにする。イライダ>>79が彼と話でもしているなら、あまりにも微妙にこそこそとうかがってみるだろうが]
―― 資料室 ――
[そろそろ紅茶も飲み干し、昼食の時にティーセットを持っていこうか考えは始めた頃、失礼しますという聞き慣れた声>>87。そちらを見やればやはりポラリスだった]
あら、相変わらず早いのね。
この資料たちはあなたの役に立ったかしら?
[そう問いかけながら、新着の棚へと本と資料を返すポラリスを見やる]
……確かに珍しいけれど、そういう時もあるのでしょう。
なんでも憑依に関する資料を読みたかったらしいけれど。
[さて、今の彼は、目標のどれくらいを読んだ辺りで眠ってしまっているだろうか。なぜ憑依についてなのか聞かれれば、本部からやって来た一組の男女について話すだろう]
そうそう、アミルから差し入れよ。
徹夜のお供だって言うらしいからポラリスにもって。
[そう言って取り出したのはアミルから貰ったクルミを入れた小さい布袋。袋が一人分しかないようだったので、先ほどまで作業>>73していたのはこれを刺繍で作っていたのだ]
徹夜のお供だからって、あまり食べすぎもよくないわ。
もちろん、早起きしすぎも寝不足につながるから気をつけなさい?
[そう言って簡素ではあるがしっかり作った布袋に入れたクルミをポラリスに渡そうとするだろう]
[支部ごと全滅させる>>#2――つまり支部の人間は、自分は……]
疑われているの……?
[絶対に人間である事を約束される。
もう二度とあんな理不尽な疑われ方をする事はないと聞いたから、結社へ入ったのに。]
……ああ、そうか。
[これは魔女狩りと同じだ。
支部に気に入らない人間がいる。
だから難癖を付けて告発し、殺してしまうつもりなのだ。]
馬鹿みたい。
[結局、結社も教会と同じではないか。]
食い殺した相手の姿を奪う狼ですって?
[人狼の存在すら信じられないのに。
どうして憑狼がいるなどと信じられようか。]
支部を皆殺しにする為に無理やりつくった口実よ。
……そんなものいるわけないじゃない!
馬鹿じゃないの!!?
[声を張り上げ叫び、机の上へ拳を叩きつけた。
手袋越しだから衝撃はそれほど無かったけれど、それでも手に痺れが走る。]
――――! ――――!!
[それから暫くの間、フィグネリアは意味を持たない言葉を叫びながら、机を叩き続けた。]
[口に出せば大人気ないと口を尖らせて反論を受けるのは
目に見えている。
そうでなくとも、倒れたイライダが近くにいるなら
安静が必要だろう。
トロイが何か言って来るなら軽くあしらう位で自室に戻り、
珈琲を共にテレーズから借りた資料を読む事にしよう。
この先も役に立つ事のない資料だろうが。
少しだけ必要とされない資料に埋もれているテレーズが
可哀想になった。
いや、他の連中も。
だが口にはしない。
そんな事を言えば、災いがやって来そうな気がして。]
らしくない。
[本当に今日の儂は儂らしくない*]
― 資料室 ―
ん……がっ!
[ごん、と鈍い音を響かせ頭が机に落ちた。
しばらく面を伏せたまま低く唸っていたが、やがてしょぼついた目を上げた]
あーなんか鈴の音…ミレイユ?
あ、いやポラリスか。うあーやっぱり寝てたか…
[ぼやけた視界にポラリス>>87を捉え、かすれ声を出す。
肩からかけて貰った毛布>>73のお蔭で、体が暖かい]
よ、ポラリス調子はどうだ?昨日短剣術の訓練してたろ?>>22
あれなら人狼が出てもこの支部は安心だよなあ。
[2階のアミルの自室からは、訓練場が見える。
揶揄ではなく、本心でそういった。ポラリスの素早さは武器になる]
− 翌日 −
[テレーズから借りた資料も、数十年前の資料も読んだせいか、
朝から頭が重かった。
色々思い出す事が多かったからだろう。]
ふん。今日は朝から日記は勘弁してやる。
[変わらぬ文字を朝から刻む気分で無かったのは気紛れからだ。
借りた資料も返さなければいけない。
今日の朝食は何だったか、イライダの具合はどうだろうか。
慣れない濃い珈琲のせいか、胃も重く、
どうにも動くのが億劫だった。]
――……!
……ぁ……。
[>>99扉越しに自分を呼ぶ声が聞こえ、漸く我に返った。]
ご、ごめんなさい……。
なんでもないん、です。
ちょっと、本部の人の話を、聞いて、びっくりした、だけ……。
[息を整えながら、声に応える。]
[入られてもいいように乱れた前髪を直すけれど、痺れのせいか血の滲んだ手袋には、自ら気付くことはなかった。]
[フィグネリアとまではいかないが、今日は部屋でごろごろするか。
あまり動くと大雪になるらしい。
昨日は自分で言っておいて、今日になると動かない理由にする。
大人はこう言うずるいものだと、誰に言うでも無い言い訳。]
調子が悪いと言って寝ておこう。
[本当に具合の悪いイライダを思い出すと、少々胸が痛むが
動きたくない時もあるのだ。]
−午後・アナスタシアの部屋−
[ノックすると名前を名乗る。]
リー…いえ、░▓▒▓█▓░░▓▒です。
[お入りなさい、の声が聞こえて、そっとドアを開ける。
室内には男女がテーブルを挟んで座っていた。
吹雪で白い窓の前に座る二人の顔は逆光のようになって良く見えない。]
父から手紙をもらって、貴女に協力するように、と。
[とても落ち着いた声で女性は私に命令を出した。]
『アナスタシア:
今夜中に申請された経費と郵便物の記録を纏めて、
個別の行動範囲を地図に書き込んで来なさい。
本来のアナタの業務範囲ですから、それほど時間はかからないと思います。
できるだけ詳しくお願いするわね。』
[私は「はい」と返事をするのが精一杯で、部屋を出た。]
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