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[人狼騒動の生き残りには、結社の調査が入る前に行方をくらます人間や…人狼も多い。酔って人狼のことを語る客がいる、との宿の女将からの情報提供で偵察に来てみれば。
目の前の男は、よくいる注目が目当ての法螺吹きの類に見える。けれど、語る内容は、女の記憶する東の国のある人狼騒動の報告書と一致する。さて、どうするか…。
思案を邪魔したのは、胸元に押し込まれた一枚の銀貨]
…あらぁ。
[意図は明白だ。
酒場に数名いる世界最古の職業の女性たちの仲間に見えるよう
装い振る舞ってはいても、男の指の感触に、咄嗟の嫌悪感から
眉の眇めそうになるのを堪える。
続く下手な口説き文句にも、嬉し気に見えるよう笑った]
[偵察の目的は果たした。結社に報告すれば、
明日、東の国に戻るという男は、自国で調査対象になるか。
けれど数か月後だろう報告書に書かれた情報は、
冷たい遺体と同じくらい役立たずになっているかもしれない。
女が欲しているのは、今すぐの“生きている情報”だった]
……いいわ。
何もかも忘れさせて、ぐっすり眠らせてあげる。
お望みなら…天国に連れて行ってあげるわ。
[服の上から太腿に留めている短剣に、確認するように触れる。
偵察の任務以上の手段を取るのは、幾度目だったか。
結社員に見咎めれでもしたら、どう思われるか。
懸念は頭にありながらも、
男の視界を遮るように耳元に唇を寄せ、甘やかな声で囁いて。
テーブルの下で、左手の指のポイズン・リングの蓋を開く。
赤青白と三色の粒薬のうち、白い小さな丸薬を一粒、
気づかれないよう、男のゴブレットのワインに落とした]
[馴染みの宿屋の女将の部屋。
酒気と粒薬の眠気で半分眠ったような状態ながらも、
情報を聞き出し終えた男を部屋に残し。
翌朝の誤魔化し役を頼んだ女将に、男の前払いの銀貨を数枚、手渡す]
じゃあ、後のことはよろしくね。
[危ないことばかりするなと、とぶつぶつ言う女将からも、
届いていた、いつもの羊皮紙の書簡と、革の小袋を受け取る。
蝋燭の灯りに透かすように目を通した羊皮紙の暗号文の情報は、
芳しいものではなかった様子で。
女は、耳飾と同じ紫水晶のような眸に微かな落胆の色を滲ませ、
蝋燭の炎で書簡を焼き、隠滅する
小袋の中の布包みには、紅い石のポイズン・リングの中身と同じ、
青い粒薬のみが幾らか]
『その薬、魔…“賢女”の作ったものだろ?
大丈夫なのかい、そんなもの』
[心配気な顔の女将に、女は少しだけ眸を伏せて。
安心させようとするかのような、
小さな笑みを作って返す]
5人目、ドラガノフ がやってきました。
− 自室 −
[温かな紅茶が湯気を立てている。
早く飲まなくては冷えてしまうが、焦る必要はない。
毎日書いているこの日記、すぐに書き終えてしまう。]
本日も異常なし。
[10文字にも満たない文章とさえ呼べるかどうかも怪しい内容だ。
だが仕方あるまい。
この日記には毎日同じ物しか書かれていない。
少なくとも儂がここで暮らす様になってから。
人狼騒動なんて起きちゃいない。]
―明け方/結社に近い宿屋→結社の裏庭―
[宿から戻り、結社の寮の裏庭に辿り着けば、既に夜明け近く。
もうすぐミレイユが起きてくる頃>>1だろうかと、睡眠を諦めた。
服の下に隠した太腿の革の留め具から、
“慈悲の短剣”とも呼ばれる細身の短剣を取り出す。
力勝負は無理な身体の軽さと非力を考慮して
敏捷さを優先した動きは、軽やかだ。
見る人が見れば、誰かに型を習った動きだと分かるだろう。
眠気覚ましも兼ねて、暫く剣技の練習をしていれば]
――…くしゅ。
[朝方の冷気のせいか薄い肩をふるり震わせ、くしゃみを一つ。
微かに柳眉をしかめると、数瞬の躊躇いの後、
ポイズン・リングの蓋を開けた。
青い粒薬を一つ口に含んでから、食堂へ]
[熱心に仕事をしてる女>>8>>9もいる。
未だこんな平和な支部に家族を預ける若者もいる>>2]
ふんっ。殊勝な事だ。
まぁここを選んだのは正解だろうな。
[まだ年若い妹を気遣う気持ちは理解出来た。
人狼と対峙するはずの結社の中でも魔物の魔の字すら
お目にかからないこの支部だ。
安全と言えば安全だ。]
熱心に仕事なんぞしなくても、
死ぬまで人狼になんて出会わんよ。
[昔はあいつらみたいに血気盛んに真面目だったか、それとも
陰気なあの女の様に>>6口数も少なく大人しかったか。
そんなの覚えちゃいない。
今はただ、結社の一員と言う待遇と何も起こらない
平和で退屈な日々を貪るだけだ**]
― 自室 ―
仕事熱心なことねぇ……。
[顔の火傷、そして母が賢女であった事を知る唯一の女性を窓越しに眺めながら>>15、フィグネリアは紅茶の入ったマグに口を付けた。]
[1年後に同僚となった少女>>2と同じくまだ見習いとはいえ、フィグネリアは結社員らしい仕事は殆どしていない。
必要とあらば雑用や支部の掃除くらいはするものの、基本的には現在のように自室に篭っている。]
[自身から同僚と親交を深めようとしないフィグネリアは、陰気な女と映ることもあるだろう>>16]
……関係ないわ。
[誰にどう思われようと。
周りが活動に熱心だろうと。
自分の過去がどうであろうと。]
[あらゆる意味に取れる言葉を呟くと、女性がポイズン・リングの蓋を開くよりも前に、ふいと視線を外し、紅茶を飲み干した**]
6人目、リー・リー がやってきました。
やぁ、ミレイユにイライダ、おはよう。
今日も寒いね。
[…は軽快にベラベラとしゃべりながら食堂へ現れた。
が、隣には誰も居ない。すれ違う同僚と挨拶はするが、
それ以上会話が発展する事もなく、また見えない誰かと話している。
男にしては高く、女にしては低い声。
極細い身体にゆるい服を着ているのでボディラインも見えず、
常に長い前髪で隠された顔も良くわからない。]
[冷蔵庫に入れてある自分用の箱から野菜を取り出し、簡単なサラダを作った。
皿には葉と根の野菜、砕いたナッツと剥いたグレープフルーツ。たっぷりのマテ茶をトレイに乗せテーブルへ移動する。
顔のついた物は一切食べないのが習慣だ。]
−食堂・窓際のテーブル−
ここの席は空いてる?
私達座ってもいい?
ありがとう。
[世間とは異質な結社創設者の遠い親族でありがなら、
さらに異端児として一族の生活から引き離された。
決して愛想が悪い訳でも、礼儀知らずでもないが、
目の前に居る相手とは必要最低限度の話で終わってしまう。
なぜなら必要としていないから。
話すのはイマジナリーフレンドのみ。
フレンドは花や宝石をモチーフとして居る事が多く、
時にはただのツルリとした四角い箱みたいな姿をしている事もあるが、
常に顔がなかった。
フレンドとは短くて一ヶ月、長くても半年位で仲違いをし、消してしまう。
そうしてまた新しいフレンドを作り出すのだ。
他人には見えなくても、一緒に生活していると新しいフレンドができた事は
会話でなんとなく周囲に伝わってしまう。]
7人目、資料室の主 テレーズ がやってきました。
―― 資料室 ――
[ここ、資料室には結社が今まで人狼に対して行ってきた戦い、その資料が収められている。もっとも、この支部では数十年、人狼との接触が無いので資料も埃をかぶっている場合が多いのだが]
……ひまね。
[お蔭で資料室を利用するものはほとんどおらず、資料室の一角を私的に占拠しても全く文句が出ないほどだ。資料室の奥の隅に作業机を持ち込み、近くの棚は物語や伝承、戯曲などが書かれた本が占拠している。こうした事ができるのは資料室の管理を任されているからだが、誰も使うものがいない資料室の管理など閑職な事この上ない]
[この結社に来た経緯は、親戚がこの結社の関係者と懇意であり、両親を亡くして落ちぶれた貴族となった私を親戚が憐れに思って結社に入らせたのだ。こうして何もすることのない閑職まで与えてくれて涙が出てくる]
そう言えば、そろそろ朝食の時間かしら。
さすがに何もすることは無くても、何か食べなくちゃいけないわね。
[読んでいた他支部からの新しい資料をまとめて棚の一角に差し込み、食堂へと足を運ぶ*]
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