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……ドアを…砕いた…?
《ドアから少し距離を置いていたユイは、その光景に目を見張る》
……あたしとは…違う…
砕いた…じゃない。砕けた……?
一体…どんな魔法を…使ったの?
《気配、音、魔力。何も感じないドアの破壊に、ユイは恐怖した》
《悟られぬよう、そっと、自分の力を隠した》
>>93クリスちゃん
ぜんっぜん見てないわ?あなた達か初めて。事前にいろんな人に会ってみたかったのだけど、流石のロージードロシーちゃんも村建てに逆らう勇気はなかったわ…
そーいう事を聞くってことは、あなた達も知り合いは少なそうね
>>94 スーちゃん
私?私は魔法少女のロージードロシーよ♡ピッチピチの10歳なの?
トナちゃん「いくらなんでもサバっ」
[おおおおお!飛び上がってのアイアンクロー!これは強烈!|ジミダケドイタイネー]
なんか言った?
トナちゃん「あがががががなにも…」
よろしい!
この子がトナちゃん、魔法の国から就学ビザでやってきて、最低賃金ギリギリのラインで不法就労して、田舎のおっかさんにその中から仕送りしてるのよ。健気でしょ?
トナちゃん「雇い主はドロシーさんっす、労働環境はひでぇっす…」
文句を言うなら入管に突き出すわよ?
トナちゃん「それだけは勘弁っす…」
「うん?何かひからなかった?変わったおもちゃ持ってるのかな?それにしても食料持ってないのか…残念」
「うん?俺が君を食べる?まだそこまで飢えてないから大丈夫だよ!なあ、おチビちゃんはここの人?誰か他にいないかな?」
マサチューセッツは声をかけながらゆっくり少女の方へ歩き出す。
彼は基本的に一人で行動する。
そっちの方が自由奔放かつたまに、ひたすら考え込むギャップを持った彼にとっては楽な生活だからだ。
それ故に人に気を使うことを知らない。自分の欲求をありのままに口に出してしまう。
きりさめ。東国…というより私と同じ国の者かな?
[それならば特に気負うこともないだろうと笑顔すら見せず。淡々と話を進めた]
ああ、むしろ快適なくらいだった。住んでもいいくらいだ。しかし君たちは出たいのだろう?それならいい、協力しよう。まずは…他の者たちは何処にいる?
[まさかタッグ戦での脱出権獲得ではなかろうと、他の参加者の行方を聞いてみる。主催者の存在については]
なるほどな、高みの見物か。それなら基本的にヒントや連絡事項に関して信用していいだろう。彼方も別に皆殺しで楽しみたいわけではなさそうだからな。
(今なら殺れるかな………?)
[そんな考えがふと頭をよぎるが 雨もおらず、不確定要素が多く感じたので今回は見送ろう、と内心で決めた。殺すならば、手がかりを残さないよう細心の注意を払う必要がある。今はまだ状況が整っていない…………だから]
命拾いしたかもね……?
[誰にも聞こえないよう、そっと呟いた]
>>120 スーちゃん
よっろしくねぇ♡
トナちゃん「よろしくお願いするっす…」
[ロージードロシー、相手の引きつった笑みは意にも介せず笑顔で挨拶!トナちゃんの方はなんだか申し訳なさそうダァ!|カレハネー、メンタル弱メダカラネー。常識ハアルシネー、ドロシーニサカラエナイダケデネー]
[ 兎にも角にも、何時までも固まっているわけには、アンダンテとしてもいかないのだ。
目指せ未知とのファーストコンタクト。男は度胸。女も度胸である。
さっきはクシャミをしていたし、多分恐らくきっとそいつは人間だと良いね。]
み、見る見た見られた。其処なお人、書斎に居座る貴方はだぁれ?
……来ないで……異形の者…!!
あなたは…全て知ってるのでしょ?
《明らかに、人間とは思えない性格をあらわにした彼を見て、ユイは恐怖しかなかった》
……戦う?……逃げる?
《〈助けを呼ぶ〉分かり合えるものがいないユイに、その選択肢はなかった》
【Dream Fantasy あたしを、幻の世界へ】
《と同時に、ユイの姿が消える》
《気づけば、目の前の男の、後ろにまわっていた》
「あなたの質問に…答える必要はない!!」
《男の背中に、夢スタンガンを触れさせた》
『…あたしを………へ』
少女が何か言葉を発した瞬間、少女の姿が消える。
と同時に…
バチバチ…
聞き覚えのある音…
マサチューセッツは直感で振り向くよりも先に前に一歩目を出すが…
何かが背中に触れると共に全身に痺れと痛みが走る。
「あぁぁぁぅぅぅぅ」
声にならない様な声を漏らし前に進む。
一歩目を出していたお陰で、マサチューセッツは失神に至らずにこの痺れから解放される。
「へへへ、折角部屋から出たと思ったらやけにご機嫌なお出迎えだな異形のオットセイとやら…」
手足の感覚が戻っていない。
このまま戦闘を維持することは好ましくない。
なんらかのリスクを伴う可能性がある。
そもそも一対一なんてリスキーだ。
続ける必要はない。
ひとまずここは…
「君が強いのはよく分かった。君を侮った俺が悪いし評価を改めひとりの人間として君を見よう。とりあえず話そうじゃないか?先に君の要求を聞こう、なんでもペパーミント話してくれ」
…人は怖い
けど、異形の落とし子は、怖くない
「えっと…」
[蝋燭に話しかければ、仲間に声が届くことは、知っていた。どうして知っていたのかはわからないけれど]
…こういうとき、なんて言えばいいんだろう
おはようございます、かな?
いらっしゃいお嬢さん。あなたのお名前は?
[語りかけるように、警戒心を解くように、その声は響いた]
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